SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

わが同好の士よ\(^o^)/

以前、わたしの部屋のマンガ棚には”サンクチュアリ”が謎にコンプリートされていることを記しました: 

lab619.hatenablog.com

そのマンガ”サンクチュアリ”の名シーンがまさかの衣類になったそうです。『同好の士よ!!!』と、PCスクリーンに向かって思わず歓喜のシャウトをしたのはわたしだけではありますまい:

www.nemes.shop

セレクトショップジャーナルスタンダード”とメンズブランド”NEMES”、そして”サンクチュアリ”のトリプルコラボなのだとか。

特にコレ!シャツいいんじゃないの…?¥14,850はちと高額だが致し方あるまいよ…ここぞとばかりAMEX切っても買おうかしら…:

www.nemes.shop

で、コロナ収束後に一体どこ着てこうか問題、もれなく勃発ね\(^o^)/

家で着ててももったいないし、だからと言って女友達とどこかのホテルのラウンジで待ち合わせてお茶でも…♪みたいな場面で意気揚々と着用し、90’s気取って丸フレームのサングラスに黒ハットにボトムスも黒でコーディネートし、『うーんわれながら完・璧♡』なんつって颯爽と登場した日にゃ『お、お客様ぁ~…』とか支配人クラスが飛んでくる勢いの激ヤバ案件となりかねません(いやいやその前に待ち合わせる女友達の心境よ!爆)。

やっぱり夜のクラブ活動向きでしょうかね…Over40の御仁にはドンズバでありましょう。気の合う人サーチにはこれが大いに役立つかもしれない!とすら思えてきました。 

マンガTシャツで思い出しましたよ…これまた以前”欲しい…!”と訴えていたドラゴンボール×ユニクロコラボのフーディー(あ、パーカーって称せと?)にTシャツ、まんまと両方揃って購入済でございます: 

lab619.hatenablog.com

慣れとはおそろしいもので、小さくチャオズのアップリケ(←もうこの時点でチャオズ!愛らしさの極みだよ…!)がついたTシャツで出かけるなど朝飯前。孫悟空・ピッコロさん・フリーザ様というナメック星三つ巴のプリントが前面にデカデカとされたスウェットパーカーを堂々の着用、女ひとり涼しい顔して外出したものです。

…そんなわたしも、この自粛期間中にさまざまな動画やらニュースやら目にし続け、ひとつの結論にたどりつきました。

海外の地でもいわゆるヲタと称されているであろう面々は、あたかもユニフォームかのように、こぞってその手のトップスを着用なさっているのですね…(微笑)!どこで買うのか、ドラゴンボール率の高さときたら思わず笑っちゃうほど。ええ、確かに実証済でございます。数々のスクリーンショット貼れるものなら貼りつけたいぐらいよ!

おっと全員見事に男性でしたけどもね…(微笑)。いやいや、洋の東西、人種、年代いっさい問わず同好の士がほうぼうにいるということは喜ばしいやね、ということにしておきましょう。

前述の”サンクチュアリ” Tシャツやシャツ、オンライン上ではドンドコ”SOLD OUT”表示が増えつつあるようです。うーん、購買意欲さらに煽られるなー\(^o^)/

ロイホ…!ロイホよ…(祈)!!

ロイヤルホストがずっと大好きなんです!/そんなわたしを、今年これほど悲しませたニュースはKOBEの事故以来かもしれない…:

www.huffingtonpost.jp

https://www.royal-holdings.co.jp/ir/accounts/171fe802a6ae82b9027f52b755afc5e2.pdf

思わず”ロイヤルホールディングス株式会社”のHPへ飛んで、そう詳しく分析すらできやしないIR情報までもチェックしたぐらいの奈落の底へ落とされた感…。

ああ何度でも言いましょう、わたしはロイヤルホストが大!好!き!なんです!あのちょっとクラシックなフォントで店名が示されたオレンジ色の看板を見ると、夏場の夜、昆虫たちが電灯の下へ集まってしまうがごとく、たとえ日本全国どこにいようとも毎回ついフラフラ吸い込まれていきそうになるというのに…。 

lab619.hatenablog.com

時すでに遅し感はありましょうが、今以上ロイホへの打撃をたとえ微々たるものとしても緩和するには…一体どうしたらいいワケッッッ(半狂乱)!?!

草の根運動で自宅ではロイヤルデリ、職場では最寄りの天丼てんやをガンガン利用する、非常事態が収束したらリッチモンドホテル指定で泊まり歩く…嗚呼このぐらいしかわたしの頭では思いつかない&財力もないいち庶民ができることと言ったら砂漠に数滴の水をたらすが如し…orz

JAFに加入し、数か月に一度不定期に送られてくるロイヤルホスト割引クーポンを後生大事にキープ。ここぞとばかりにそのクーポンを使う日が来たら、デザートまで思いっきり好きなものだけ食べる!!!との意気込みで、浮かれてお店へ行っていたのです。

ロイヤルホストに限らず、ロイヤルHD系列のお店はもれなくハズレなし!どちらも大好きです。”シズラー”も、”COWBOY家族”も、おいしいものを気が済むまで思いっきり食べたい!という時に足繁く通っておりました。ここ数年、店舗が少なくなってしまったのが心配ではありましたが、なんなら246沿いの桜新町という土地を訪れる理由がシズラーかロイホ目的の事すら多々あるのです。

なんと渋谷の繁華街のど真ん中、道玄坂にもロイホはあります。円山町界隈における夜のクラブ活動の前後、英気を養うにはもってこいの場所として愛しています。周囲も同じような夜遊び組と思しき雰囲気の若者ばかりで、深夜もたくさんのひとたちがお店に粘っていたものです。その都度”ちょっとー、わたしらみたいに食べ物もオーダーしてよ!”と申し上げたいのを行動で示すべく、真夜中に思いっきり頼んで片っ端から片づけていく中年男女グループの卓、最後の晩餐状態と化すのも良い思い出です。場所柄テナント料がバカ高そうだけど、どうか存続してほしい…!

同じように思い入れが強くあるかたがいらっしゃるのだとネットニュースで知って”そうでしょう、そうでしょう…!”と目頭が熱く(※注:当方完全なるシラフです):

biz-journal.jp

おいしく頂いた食べ物の思い出だけでも、その旅先や場所なりを鮮明に記憶にとどめるというのに、プラスアルファの良いエピソードなんてあった日にゃーDNAレベルで刻まれるものだよね…!わかるよ、よーーーくわかるよ…!と、こちらの記事のきっかけを作った台湾のかたに一方的なシンパシィ(嗚咽)!

今すぐあのベーシックなたたずまいのパンケーキとチョコファッジサンデーが食べたい。近頃のわたし的・大ホームランメニューだった、ケールとアンガスビーフのサラダはまだ存続しているのかしら。

日常が元に戻り、何の心配もなく再び外食を楽しめる時までどうか持ちこたえて…!本社のある福岡・博多方面に祈りを捧げつつ、ロイヤルデリの到着を心待ちにしている月曜日です。

太陽が凍り付いても僕と君だけよ消えないで

アノぉー…先月末にこのニュースを目にしてからしばしの間、ひそかにずっと気になっていたこの報道。ほ、ほ、本当ですか!?!:

www.jiji.com

www.jiji.com

原文など読めやしないので記事だけ目を通した限りの感想ですが、紫外線を浴びると生成されるビタミンDも、ウィルス対策に一役買ってるのでしょうね??

これまで夏場に街中で出没していた、サンバイザーにサングラス、その両腕も甲までがっちりガード、ゴルフ場のキャディさん以上の最強フル装備・SPF50000+++++!みたいなイキオイで外出なさっていたご婦人方、この夏の対策は一体どうなさるのでしょう。

何が何でも抜けるように白いお肌をキープすることに固執するあまりコロナウィルス罹患…だとか、志を全うした感こそ漂いますが、医療従事者の方々の命を懸けた現場でのご苦労を想像すれば、ちょっとでも日に当たって罹患リスクを回避し、結果シミのひとつやふたつこさえようとも、んなん後からジュッとレーザー当てとけや、と申し上げたくもなりましょう。

知識のない人間には医療のことなどわかりませんし、わたしだってシミが浮き上がってくれば”うっ…また新しい敵が来たか…”と発見するたびに青息吐息。だけれど、何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しとは良く言ったもの。ある程度の日光に当たることは、人体の健康維持にとって必要条件なんじゃないか…と大いに考えさせられたのでした。

はるか昔、年中通して日焼けを謳歌していた頃、通っていた日焼けサロンに置かれていたパンフレットに”日焼けをすることによって鬱症状にも改善が!”みたいな、頭カラッポの子供をして”いくらなんでもこれ…真偽のほどは一体…”と思わず吹き出すのをこらえた一行があったのです(当時良くしてくれたお店の人たち…まじサーセン)。 

でも、今になって思いますと、まんざら虚偽でもないような気もしてくるのは一体なぜでしょう…。何せ確かに当時のわたしは現在と人間がまるっきり別人!ってぐらい外交的だった(あ、単なる年齢のなせるわざ?!)。理不尽な哀しい事が時折降りかかってきても、あの狭いマシンに入り、ちょっとしたサウナ状態の青やら紫の光の中で数十分ウトウトした後、マシンから出て濃さを増した己の肌色を目視するやいなや”うん、今日もいいヤキ入ったね♡”と、すっかり上機嫌だったような…。

”あ、完全に若さゆえだからねソレ!”と数人の友達の高らかな笑い声が聞こえてくるようですが、現在わたしは”これはいっちょ十数年ぶりに日焼けするかな…”と真剣に考え始めております。やはり太陽光のパワーをあなどってはなりませんよ。ってソーラーパネル設置の営業みたいでちょっとアレな字面だわね。

わたしが通っていた日焼けサロンもとうの昔になくなり、紫外線のリスクが周知された現在は当時よりもその手のサロンが激減したものの、最初から最後まで店員さんとすらも顔を合わすことなく、優雅に焼ける完全個室のお店もあるようで。バスタオル一丁でマシンと更衣室の間をウロウロしていた人間は、現在の白い肌を見ながら時の流れにも驚愕。

追伸。友人各位:いつか外出が自由にできるようになった後で、もし久々に会ったわたしがコンガリ焼けた肌で妙に明るい様子だった場合”だいぶエンドルフィン、セルフ分泌させまくってんのね…日焼けって人間を変えるんだわな”と効果のほどを見てやってくださいませ。

いわゆるラテ専の紅茶

街中のコーヒースタンドに行った時、ラテを頼めばフォームミルクをたっぷりと注いでくれて、そのひと手間がおいしさ倍増の秘訣なのかね…と、普段キッチン関係は何もしないズブの素人ながら納得しておりました。食に限らずなんだってそうですが、素敵な仕上がりを享受するにはちょっとした手間暇がかかるものです。ほんのひと手間、そして決してトゥーマッチにならない絶妙なさじ加減が肝と言えましょう。

そしてほぼ自宅にいる時間がメインの今、たとえお菓子を切らしたとしても(←サワヤカに書いてみましたが痛恨&錯乱の事態…)、おいしい飲み物はこうしてラップトップをカタカタと打っている傍らにも必須です。コーヒーも好きですが紅茶も捨てがたい。

こだわりの逸品・お取り寄せなどたいそうなことをしなくとも、近場でサッと手に入って、売り場で手に取った時に”こりゃあ暴利じゃなかろうか…”と買うのを逡巡するような値段設定でもない。それでいて納得のお味。そんな夢みたいな紅茶などあるのかね…と思っていた時、今までの人生、英国にはまったく縁のなかったわたしに天啓が。

『これイギリスでは普通に飲まれてて、一般的においしいって言われている紅茶なんだよー』と、かの地で青春時代を過ごした知人が以前教えてくれたのでした:

interdec-tea.com

近所のスーパーの店頭でその言葉をふと思い出し購入、帰宅後さっそく英国人然と午後のお茶で頂いてみることに。

イギリスの正式なマナーとは程遠くてごめんあそばせ…大きいマグカップティーバッグ一袋をドボン。熱湯を注げばみるみる紅茶が…というか出が良くてマグカップの中が暗褐色にすら見えてくるよ、とにかく濃い!!特濃!! 

そこに、フォームミルクなど気取ったこと…訂正、大切なひと手間など今はかけられません。ゆえに普通のミルクをそこにたっぷりと注いでひと口。んまーーーい!!!\(^o^)/

牛乳や豆乳、近頃ではアーモンドミルクもそこに加わりましたが、ラテと称される飲料に化すべく必要な乳製品をドッバドバに注ぐ時、普通のティーバッグ紅茶であれば”うっ…多すぎた…コレ牛乳メインだわ…”と紅茶自体の存在がすっ飛んでしまうことがしばしばあれど、これは違う。とにかく紅茶が濃くて味が負けてないの。

たとえ牛乳をなみなみ注いでも紅茶が出て、ちゃんと紅茶の香りがする!!!甘味いらないわこりゃ、牛乳のコクだけで十分にイケます! 

おまけに買う時は知らなかったけれどカフェインレス仕様。こんな特濃なのに一体どうなってんだ…?いやはやありがたい事この上ありません。たとえ深夜であろうとガブ飲みできるというすぐれもの(あれ、深夜にガブ飲みなど普通しませんって…?)。

店頭で”ちょ…箱の角つぶれてやしません…?”、”箱とフィルムの間に茶葉の粉が出まくってますけど…”と思わせる、かなり適当なパッケージもご愛敬。乳製品で割る紅茶が飲みたい時、しばらくはこの茶葉をに手が伸びそうです。

続・在宅期間中のSO WHAT読書録

在宅期間中、必ずしも悪い事だけではないですね。なぜならば外出する代わりに本を読む時間がたっぷりとある!イコール、大げさに言えばわたしにとって予期せぬギフトのような時間。嬉しい!ええ、おかげさまでリビングで、ベッドで、浴槽の中で…と、気分に任せて乱読しております\(^o^)/

備忘としてそんな数週間のうちに読んだ数冊を記しておこうと思います:

◆”標的” 真山仁

mayamajin.jp

なんてタイムリーな一冊!正直わたしのような市井の人にとって”ふぇ?検事のお仕事って何すかね…?”、”ニュースで時々聞く東京地検特捜部ってそもそも…?”ぐらいの縁遠さ。それが初めてうっすらながらも輪郭を持ってイメージできました。世の中にはまだまだ知らない職種、予想だにできない世界があるのだわ…!

物語に登場する数名からの視点で物語が進み、どこかでその登場人物が交差するプロット(って称して良いのですかね?)のことを、誠に僭越ながら”お!ドラクエ4方式!”と名付けながら読んでおります。こちらは見事にそれが該当した一冊です。

わたしが特に好きな登場人物は検察側のやり手女子。超お嬢様育ちなのにざっくばらんな話し方で容姿端麗、凄腕の仕事人☆!即座にとあるわが友のことを思い浮かべました。その彼女ってばルックスの仕上がりがラティーナで、検事のイメージとは結び付きにくいのですが!

普段この手の、現代が舞台で政治経済が絡む小説を読むと”っとによー、メインキャラの頭ん中には金・利権・女しかねーのか…?ステレオタイプにもほどがある!”と突っ込みたくなることもしばしば。しかし真山作品は一味も二味も違います。何せ”ハゲタカ”の大森南朋が男前すぎる…ってフザケたきっかけでその原作を手に取って以来、なんだかんだ真山先生の小説は文庫版で全部読んでいることに今さら驚いた次第。

◆”ペット・ショップ・ストーリー” 林真理子

books.bunshun.jp

読み始めてすぐ”あ!これ前も読んだことあったな…”と思ったものの、眠りにつく前に最後までイッキ。すらすら読める短編集です。

少々話はそれてしまいますが、こちらの文庫、巻末の解説よ…他にどなたかいらっしゃらなかったの…?林真理子先生ほどの大御所であれば何もこの方に頼まなくともよろしかろうよ。その解説もご自身で書かれたのであれば…と思ったら最後にまんまと編集者のかたが構成していると知り、二度落胆。よく林先生が許可なさったもんだわ、さすがの度量の大きさよ。

小説と漫画、土俵こそ違えども備わった品性と知性、センスのバランスは端々に滲み出るものですね。こちらの解説のおかげで、”東京タラレバ娘”を購入して(プロパーでまとめ買いした己ときたらもう…)全編に漂う妙なテンションと、女児向けマンガでもなかろうに同衾シーンは一切描かない(ぼかす)というリアリティのなさにゃー辟易。その前の作品である育児マンガは結構面白く読めたのに、一体何事…?ただただひたすら脱力…orzの読後感だったことを思い出してしまったのです。

話は本題に戻り、林先生の小説はどれも大好きですが、性善説のお話の方がより好みです。この一冊は後味が悪くヒタヒタ系。心霊なしのホラーものという認識でよろしいかと。

◆”甲賀忍法帖” 山田風太郎

www.kadokawa.co.jp

忍者ものを欲し、伊賀と甲賀で迷って先にこちらをチョイス。シンプルな内容なのになぜかすらすらとは読みづらかった…ちょいちょいカタカナや口語体が混ざる独特の文体に慣れていないからか…?半世紀以上前に書かれたと考えれば納得、もしわたしが当時の人間だったら娯楽にもってこい!のエンターテイメント感でした。伊賀忍法帖も続けて読むか…。

読了後に映画”SHINOBI”の原作だったと知り、ああそういえば!昔オダギリジョー仲間由紀恵の映画、観に行ったわ!と今さら思い出した次第。

…でも、たとえ誰が何と言おうとも、忍者小説は司馬遼太郎先生の”梟の城”がわが至高との思いをより一層強くしました。お願いですからもう実写映画化はなさらないでね(祈): 

lab619.hatenablog.com

◆”降り積もる光の粒” 角田光代

books.bunshun.jp

あまりに旅行に行きたくて、旅に特化したエッセイと知り読み始めた一冊です。けれどもわたしがここしばらくの間猛烈に行きたいと願っている、ハワイあたりののん気なビーチリゾートは一切出てきません。東南アジアからアフリカ、東北など、いわゆるどメジャーな旅先における旅行録でないのが、かねてよりご本を通してわたしが抱いていた角田先生の(勝手な)イメージとぴったり合致。

…思うに、旅行の行先ひとつでもそのひとの人となりが何となくわかるなぁと。それに加えて現地での過ごし方や移動手段、泊まる場所など知り得たら、もうさらに。

旅することで、自分自身が考えているよりもたくさんの事実を言葉なくあぶり出しているものですね。あー旅行へ行きたい…。私の場合、とにかくまずは沖縄の離島かハワイね。ええ、移動時間は少なめで、ただひたすら現地でぐーたら過ごしたい魂胆ですよ…。

◆”噂の女” 奥田英朗

www.shinchosha.co.jp

途中からなんとなーくラストのイメージが予測できた…と思っていたら大間違い、ラスト逃げ切ったのね!ハッピーエンドっちゃーハッピーエンドなのでしょう、リッチな配偶者を次から次へとバッタバッタ手にかけてるけども。ドラマの次を一気に見たくなるように続きが気になって気になって仕方なく、久々に睡眠時間を削ってまで読みました。

しかしドラマ化されていたのは知りませんでした…!主人公である魔性の毒婦、キャスティングがわたしのイメージとは違ったなぁ。だけれど今の若い女優さんで、誰なら適役なのだろう…幼少期すさんだ環境で育った感と、ゼニの為なら何だってしたるわ!的、凄みが出せる悪女を演じる若手ねぇ…。果たして該当者いらっしゃるかしら…。

◆”麦屋町昼下がり” 藤沢周平

books.bunshun.jp

いつからか時代小説を好んで読むようになって、その中でもわたしは特に藤沢周平作品が一番好きなんだとあらためて思いました。今回の一冊に収められた数編ももれなく該当しますが、根底を流れるのが”お天道様は見ているよ!”というごく素朴で誠実な優しさだからかもしれません。何なら通りすがりの町人気分にすらなれる読みやすさも最高。

誰かに謀られて濡れ衣を着せられていたり閑職に追いやられる憂き目に遭っていたり。とにかく不本意な状況に置かれている正直者の登場人物たちに、”そうだよなー昔は死人に口なしだってこの事だわー、斬られて死んだら真実は闇に葬られるよねーお気の毒だなー”とかのん気に同情しつつ短編を読み進めます。

けれども、正直者がバカを見ないのが藤沢作品。上の人間に謀られたのち、数年ヤサグレていた剣士が自分を陥れた相手にリベンジする。過去の濡れ衣が晴れる。家族間の誤解が解けて実家に帰した妻が戻ってくる。もうこの手の大団円には枚挙にいとまがありませんが、”本当良かったねぇ”と心から思える読後感、その醍醐味を味わいたくてページをめくるのです。

クリスブラウンに続く逸材とみた☆彡

かねてより”VOGUE”はモード雑誌界における別格扱いしておりますが、基本活字好きでもあって、幅広く雑誌をながめます。

…で、”WWD”の最新号。”メンズのジュエリー”特集でした:

www.wwdjapan.com

ちょっと前にハリー・スタイルズ君がパールのネックレスをしている写真を見て度肝抜かれたのですが、いよいよ男性もいわゆるブリンブリン系じゃないジュエリーを身につける時代がやってきたのですね…!?

でもさ表紙の男の子、黒人だし違和感なくない??やっぱりDNAにブリンブリンカルチャーが流れているから…??とか思いつつ、”ふーん本業ベーシストねぇ…ラッパーじゃないのね”と肝心の曲を聴いてブッたまげました:

www.youtube.com

Thurndercatさんっておっしゃる彼、凄腕ベーシストで超ずでぎ…♡な曲、そして狂気に満ち満ちた(※注:最大級の賛辞、褒めに褒めまくっております)PVそしてご本人のいでたちよ…!

頭部(例のドゥーラグ)がドラゴンボール柄、常に装備しているトレードマークらしき耳当ては謎のヒョウ柄、胸元には超ブリンブリンなダイヤモンドジュエリーにまさかまさかのペンダントヘッドが黄金製・ベジータ様頭部(!)。トップスはキモノガウン風…に唐突にブッ込まれたディズニーキャラが見え隠れし、グッチのベルト巻いたボトムスのショートパンツがドラゴンボール(今度はボールではなくキャラ)・ワンサゲン…!笑いで激震\(^o^)/!

こりゃ激モードの域でしょ、もう完全に!特にわたくしの心を揺さぶったのは、曲のタイトルにまでなり、PVではゴミ捨て場から拾って(がーっでーむ!)頭に装着していた”いよいよドゥーラグ復権!?!しかもドラゴンボールって何事よ?!?”と思わされたことも大いにございます(爆)。: 

lab619.hatenablog.com

インタビューからみなぎる北斗の拳AKIRAドラゴンボールとどめに任天堂ゲーム愛と言い、絶対気が合うわこの人と!わがソウルメイトかもしれない(出たオカルト\(^o^)/)、次回わたしにインタビューさせて頂戴!!←通訳付ける気かい\(^o^)/ 

www.youtube.com

そもそもヲタってその道を一極集中で掘り下げまくりの達人みたいなものですよね。ゆえにアニメとかマンガ、アイドルやらゲームだけに限らないのが我が持論。モードファッションヲタ、コスメヲタ、金稼ぎヲタ、株ヲタ、不動産ヲタ、純文学ヲタ…ありとあらゆるジャンルが無限大に広がっていますね。ゆえに、何もヲタ度がない人間と交流しても毒にも薬にもなりゃしないので、面白くもなんともないんです。

…で、この方。音楽だけでなくファッションもマンガもゲームもお好きで掘り下げまくりの、かの地のハイスクールではいわゆるNERDYってタイプなのでしょうかね。けどなー、ここまで突き抜けまくってりゃー誰も”やーいやーいヲタ野郎”なんて言えやしないよ、いくらジョックスと呼ばれる層(心底謎)であろうともね。

ま、わたしから言わせてもらえばただハイスクールでアメフトやってるってだけで脳内まで筋肉状態のやかましいイモ学生よりも、四星球のスミを首に入れてる、話が面白いナードの方が断っ然好みです。でも何の因果か、太平洋は越えずとも前者タイプに寄られ後者にゃ盛大に後ずさられるような…需要と供給が一致しないんだわ…orz

太平洋を越えたら、ナードもこう仕上がるという素晴らしい例ではございませんか!

www.youtube.com

こちらの動画見ながら、いいおとなが笑いに笑いました。フザケくさったインタビュアーにもフツーに答えて大物ぶらない、絶対に彼はイイヤツ★!しっかりオチもつけててすべらんなー!\(^o^)/イイヤツ認定までできて最高\(^o^)/

おっといけない、あまりにも強烈に面白すぎて話が右往左往しまくりです。笑いたいときはPVを見ながら、歌詞が頭を邪魔しないので(英語が母国語じゃなくてマジで良かった…と心底思いましたよ)、ゆったりしたい時はBGM代わりに鋭意リピ聴きしたい所存です。クリスたそ(クリス・ブラウン)に次ぐヲタ高濃度スター現るだなー。

家でクラブ気分になど…orz

毎晩のように”あー、フラッとクラブへ行きたいなぁ”、”爆音で好きな音楽が聴きたい…”と嘆きたくなります。

ドラクエ8進行中のBGMは、近頃ずーっとこの手の大昔のクラブコンピレーションアルバムを:


FURA NON-STOP MIX


FURA mania non-stop mix

こちらをUPしてくださった心ある方に駆け寄って手を握り、大声でお礼を言いたい!ってほどに懐かしさ満点!!!だって渋谷Furaだよ!?!フーラ!!!

15年ぶりに言語化しました『フーラ』。ご存知ではない最近生まれたばかりの若者諸君、言語化の際はラを下げて発音するのが当時の正しい発音です。

こちらのCDにはかの箱で終盤盛り上がっていたであろう、若者が集う四つ打ちトランス系ではなく(それはそれで悪くはないのですが)、そのもうちょい前、”おしゃれな大人が行くクラブ”みたいなイメージだった頃の選曲というのがこれまた泣かせどころ。

やっぱり、自分が足繁く通いまくっていた思い出たっぷりのクラブとは別に”まだ子供のころ憧れていたクラブ”というのも存在すると思うのです。

わたしの場合はティーンネイジャーの頃、西麻布界隈そしてフーラだけは”おっっっとなーーー!”と信じ込んでおりましたっけ。”フーラ行くならグッチの黒ワンピにミュールで、華原朋ちゃんばりで行かなきゃダメな場所だぁね…”と、我ながら謎に満ち満ちた当時のVOGUEもかくやのドレスコード設定。おいそれと近づけやしませんでした。ま、地方在住女児の思考回路なんてこんなもんすよ。

のちに”ラブジェネレーション”というキムタクと松たか子のドラマのロケ地だと知って”ほら見なよー!大人が仕事後の週末に遊びに行くところじゃーん!”と、確信と共にさらなるR18感を膨らませていたものでしたわ…。

…それが一体どこでどうなったことでしょう。いわゆる”大人”の年齢などとうの昔に超えたら”車だし、ゆーてもドアトゥードアっしょ、誰かに見せるわけでもないし快適さが一番♬”と、基本・上Tシャツに下スウェット着用。足元・グッチのミュール何それ?なエアフォースワン、手ぶらでポケットに車の鍵、IDと数枚の千円札に小銭チャリンチャリン。それでサッサと踊り狂って眠くなる前にスタスタ帰る…のでそれが正装かとは思いつつ、うーん、遠くまで来ちまったな感よ…。

”早くクラブ行きたいなーあとちょっとの我慢だなー”とダラダラ思っていた先日、『VUENOSがクローズだって』と驚きの一報を耳にした時には結構な衝撃を受けました。

エイジアとブエノスは道路を挟んだお向かい同士で大昔からあって、夜もとっぷり更けてからあの界隈を歩くと、夜のクラブ活動前の人たちばかり。どこかで一杯引っかけてから来るのでしょう、アルコールという燃料も入ってウォーミングアップ済。皆ワイワイ楽しそうです。

若かりし頃は”よっし!今夜はどこのクラブで遊んだろかい!”と同じような格好した友人らとお尻プリプリさせつつキャピピと歩いていたものでしたっけ…。あの界隈はそんなひとたちで溢れ、ガヤガヤ独特の雰囲気が漂っていて”THE・渋谷の夜”って感じで大好きな光景だったのに。

わたしたちがどんどん年齢を重ねていくのと似ているように、街もビルト&スクラップという名の新陳代謝を繰り返して変貌を遂げていく生き物のようなものなのね…と、妙にしんみりさせられました。再び何の心配もなく夜のクラブ活動ができるようになりますように(韻踏んでないよ)。

純正品・カップヌードル味のうどんだと…?!

GWが明けようとも、リモートワークは暫し延長の運びに。

外出不可ゆえ、やっぱり盛大に飲み食いしております…それも常時に近いペースです。嗚呼、おそれていたことが…!

個人的に、近頃は甘いものより塩気方面に走りがちな傾向です。なので、こちらの日清製品を目にした瞬間”本当に日清から出してるんだよね!?!”と秒で二度見し手に取りましたっけ: 

www.nissin.com

なにぶんカップヌードルが無性に食べたい時が定期的に訪れる人間なもので、初めてこの存在を知って狂喜\(^o^)/

だってだって、あの”カップヌードル”のスープに絡む麺が”どん兵衛”の白いアレってイメージでしょう!?!そのお味が失敗するわけなどないよね?!?と。

チリトマト、シーフード、カレーに続きこれをコンビニにも常備してくれー!と思いつつ、目にするとついつい多めに買って来てしまう日々。ええ、それで倍々ゲーム状態に肥えていくのですね(微笑)。 

陳列棚のお隣には”えっなにこれも知らない…”と再び凝視したこちらのおそばも:

www.nissin.com

一応購入してみたものの…ぜぇーーーったい前述の”肉うどん”派!あの白い麺がいいっ!!!

今までは”日清カップヌードル”シリーズでは、チリトマト、チーズカレーの順でローテーションしていたのですが、その後は新たにこちらが加わった形になりましたね、はい。

…っていうかいつ発売されたのだろう…?まーったく気付かなかった。パッケージが周囲の”カップヌードル”シリーズと調和しすぎてたからかなぁ。とにかくわたしの気が済むまで、日清ローテーション回し続けます。どハマり\(^o^)/