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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

わたしの!夏は!きっと来!!る!!(®大黒摩季先生)

関東梅雨明けのニュースを知って、今年も真っ先に一番に思い浮かべたのが”夏が来る”という名曲の存在です。海でもプールでも山でもなく”夏が来る”。

ここで多くを語らずとも、言わずと知れた純正独身女性におけるアンセムです。

大昔から音楽のセンスを共にしてきたわが友・Kたそと『この歌に込められた真意など何ら実感として理解せず、声高らかにJ-POPの一曲としてのびのび歌っていた中学生のわれわれときたら…!』『なんて愚かだったの!』という話をする場面がたびたびあります。

わたくしなどはアラサー突入のはるか以前より、初夏だけでなくそれこそ年間通して春夏秋冬カラオケへ行くたびに選曲し続けておりますが(これから初めて選曲されるチャレンジャーな方へ:ご本人登場・ライブ映像で歌われることを激しく推奨いたします)、いよいよギャグ感も薄れてまいりました。

このお歌(以下:アンセム)は結婚相手として選ばれ、嫁ぐ事を人生における夏としています。さしずめサワヤカな恋愛が春でめでたく結婚するまでが夏、夫婦で育児てんやわんやが実りの秋、再び夫婦サシでの人生の締めくくりが冬…といったところか。

驚くべきはアンセムがリリースされたのはほぼ四半世紀前(!)。だというのに相変わらず妙齢女性のまっとうな道筋だと認識されている事は異性に選ばれ、嫁ぎ、子を成す事が女の人生すごろく王道・いわゆるマジョリティ。

もちろん今こうしてわたしのような純正独身アラフォーなど都心では石を投げれば当たりまくるカオス状態です。四半世紀前ではちょっとしたアウトロー扱いのヤカラどもが堂々と生息し、平日はたんまり働いていざ週末となれば好き勝手に趣味を満喫できている事からも、ある種のマイノリティへの理解もある程度は深まってきたことと言えましょう。

…だけどもかたや”結婚したい(普通の人と)!”、”選ばれたい(普通の人から)!”欲をたぎらせまくった同胞が大多数存在するのも事実(いやいや、あちらはアウトローと自らを認識していいないでしょうし、断じて我らと同胞などと考えたくもない事でしょうが…)。

今まで一度も異性から選ばれた事など皆無のわたくしごときがコメントするのも大変おこがましいですが、この”普通の”ってのが厄介なんだよなー、と個人的には思った次第です。

普通って果たして何を指すのかなと。中学の通信簿で言えばオール3ってイメージが普通でしょうか、全教科バランス良く平均点を取って、見た目も言動も中庸をゆく感じか。

かたや普通じゃない人って…と考えてみますと、文系科目は1だけど理系科目は5。はたまたペーパーテスト系は1だけど体育やら音楽やら図工は5。見た目・言動においても一抹のエキセントリックさを隠しきれない…そんなイメージでしょうか。

どちらと話してみたいって!俄然わたしは後者です。いわんや生涯の伴侶をや。

この手における”普通”を求めて口にする人たちが内面・見た目共にたいがい面白みに欠ける事実からも、やっぱりどこかしらキャラ立ってる方がいいよねっ!やっぱそうでしょっ!と、みずからのデフォルト・万年純正独り者生活への言い訳をつらつらと考えつつ、お待ちかねの週末を迎えます。