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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

ちびまる子ちゃんと過ごした日々

昨夜、関東地方の一部が激しい雷とゲリラ豪雨に見舞われていたとき、ちょうど帰宅したわたしに家族が開口一番『さくらももこさんがお亡くなりになったんですって!』と告げました。

幼い頃”りぼん”の連載を毎回楽しみに読んでいましたし、付録なんて使うことができずに大切に保存していたものです。テレビアニメが始まってからは、わたしだけでなく総児童がまる子に熱狂していたのでは。

学校行事だか運動会だかで、ご多分に漏れず”おどるポンポコリン”をチアリーダーみたいな謎のいでたちで舞い踊った記憶もあれば、こともあろうに小学校の給食中にちびまる子ちゃんのお歌を歌い(当然アカペラ…ゴスペルも真っ青!なんつーソウルフルな児童だろうか…って今そういうお話ではない!!)、担任に『給食中に歌を歌うなんて前代未聞!!』『あなたって子は…!!家でも普段そうなんですかっ?!お母さんにもお話しておきますからっ!!』などとクラス全員の前で公開処刑・激ギレされたエピソードも熱狂的なちびまる子ちゃんファンだったからこそ。他にもスカシた感じの優等生の男の子に対して、遠足のバスの中で『今まる子のモノマネやってみなよ』と、これが会社員であれば一発人事行きであろう無茶振りをしたところ、ことのほかうまくて急速に仲良くなったり…今となっては楽しい思い出ばかりよみがえってきます。

近年は日曜の夕方にテレビを観ること自体が少なくなって、久しぶりに観たときに友蔵おじいちゃんだったかな??誰か主要人物の声が記憶と違うなー、とか、その後観たサザエさんも、ああ声優さんだいぶ交代したんだなー、とか自分の子供時代がはるか遠くに過ぎ去ったことをここでも感じたわけなのですが。

だけども…まさかよもや!作者の方が天に召されてしまうとは…!あの唯一無二なタッチの画だけでなく、エッセイもお人柄が出てほのぼのしたものでしたっけ。

…今朝はわが職場での話題も、まる子(というよりさくらももこさん)オンリー。常日頃はすましたお顔のクールな上司も『ねえ!ショック!!』と声を張り上げ、帰国子女勢までもが『あー昔りぼん読んでたわー』『僕も子供の頃テレビ楽しみにしてたのにー』と一同、しみじみ。みんなそれぞれに”MY・まる子エピソード”があるのだと知りました。

さくらももこさん。学校と家ぐらいしか自分の世界を知らなかったわたしの子供時代の一部分を、楽しく彩ってくださりありがとうございました。どうぞ安らかに。

そして、女性は面倒くさがらずに定期検診受けなくては…と、これを機にマンモの予約を入れようと思った朝でした。