平日の夜。仕事帰りに用事を済ませて、閉店前のデパートを駅方面へ向かって通過していた時、ショーウィンドウに映ったわが身に小さく悲鳴をあげました。どうにもこうにもお肌がどんよりくすんで、全体的に下に向いているような気がしたのです。
目の前にはコスメフロア。これは何かの天啓に違いない…！と通常の三倍速でフロア内を高速移動。
普段大枚はたいて購入の外資系メーカーのスキンケアが効いてないって事？！と内心、盛大な八つ当たりをしつつ国内メーカーにターゲットを絞ります（この間、わずかコンマ5秒ほど）。
企業イメージがなぜだか好きになれない国内最大手メーカー、ならびにその系列ブランドはこの時点で対象外。残りはあちらとそちらと目の前のこちら。ん？！確かここってば、年齢不詳の美肌っぷりで有名な友達が推していたはず！とカウンター前にふらふらと。飛んで火にいる夏の虫とはこのことでしょう。
カウンターには2人の美容部員さんがいました。片方はやり手ババア・現代版のような（失礼千万、だが事実を述べたまででございます）声も張りまくるわ、押しもきわめて強そうなわがご同輩と思しき女性と、正統派アイドル風、ちょーっとアラフォーではマネできないようなメイクを施した若い女の子。その日、お肌だけでなく仕事で心もお疲れぎみだったわたしは後者を選択しました。アフター6までも己を主張なさる女性のお相手をする気には到底なれやしませんもの。
いざ接客頂くとしても、どこからどう見ても年上であろうわたしにオドつきを隠せない若者女子。『お…お肌のお悩みは…』『あらゆるトラブルが発生中の大惨事です』と即答するAround40に対し、一瞬作り笑いすら消えてしまった彼女。
必要以上にビビらせてはいけない！と『あのね、とにかく買う気で来ていますから♡まずは直接試させてもらえる？どこがどう良いのか簡潔に教えてもらえるとありがたいんだけど』と問います←この時点ですでにビビらせるには十分なBBA特有の圧が…
そこから一所懸命わたしのお肌の上に色々なスキンケア製品を滑らせながら、あーだのこーだの頑張ってくれたので蛍の光が流れる店内にて発売されたばかりのこちらを購入：
www.albion.co.jpこの商品クレームを読んでいるだけで、あたかも自分のお肌がそれに生まれ変わったたような気分になれて気分は上々ですね。うっかりアルビオン信者になりそうだったわ。
若者BAさんどうもありがとう！起死回生を狙って、まずは4週間マジメにお手入れしてみますよー。
