SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

弾丸・単独出雲旅行記<その1>

これぞSO WHAT、何ら興味をそそらないタイトルですが日記代わりに。

先週末、めでたく又ひとつ年齢を重ねました。若者が年齢を一切聞かない気遣いをしてくださって”わたしには成熟した女性を良しとするフランスが待っている…!”とラテン文化のかの地へと思いを馳せまくり。←自分もさんざんジャニーズ愛を語っている分際で…遠吠え以外の何物でもない…

…ハタと気付けばわたし、今年の夏休みを取っていないではありませんか!っつーことで上司に『ここはひとつお願いしますよ…』と頼み込んでわずかな休暇を取り、弾丸・出雲の旅へレッツゴー。※注:Let'sって申しておりますが終始ひとり旅です(微笑)

■1日目

旅にはその道中も含まれると言いますね。その日は仕事を終えて『それではすみません!休暇ありがとうございます!』と席から一目散に消え、羽田へと直行。

そうなのです、翌朝のフライトが早いので羽田に前泊\(^o^)/なにしろ現地に着いたら自分で運転しなくてはならないのですから、睡眠時間は確保せにゃあ。

このたび、ザロイヤルパークホテル羽田へ宿泊しました。国際線利用者でもないのに直結。だって国内線第2ターミナル直結のエクセル東急よりも、ちょうどこちらの方がお値打ちだったんですもの!

寝るだけだしバスタブさえあれば窓のないシングルでいいや!とネット予約したら、チェックインの際に『お客様、本日はツインのお部屋へご案内致します』とミラクル発動\(^o^)/わたしは大声で『嬉しい!ありがとうございます!実はわたし明日が誕生日なんですよーっ!!』と自分より年下であろうフロントの女性に喜びをスパーク。

エレベーターの中にいらした従業員の方にも事の顛末を語り『さすがロイヤルパークですね!これからは毎回こちらに泊まると決めました!』と宣言。大きなハテナマークが浮かんでいらっしゃいましたが、プロフェッショナルな輝く笑顔で『ありがとうございます』と(ま、そう言うしかないわな)。荷物もトートバッグひとつなので超身軽。あっという間に就寝。

■2日目

誕生日当日の朝。目覚めてカーテンを開けたら外は快晴、はるか遠くながらも目の前には富士山が。もし本来の宿泊プランのままであれば見られなかった景色ではありませんか。誕生日当日になんておめでたいのかしら!!と自分で自分を寿ぎまくるAround40。”本来ならば今頃優しい配偶者と子供も一緒に…?”などと卑屈になってはいけませんよ。鋼のメンタリティに突き抜け感が我々純正独身者には大切なのですね(同胞に告ぐ:平成の名書”負け犬の遠吠え”くれぐれも参照のこと)。

水天宮だけでなく羽田も俄然ファンになったロイヤルパークホテルに別れを告げ、空港のターミナル間を移動し、定刻通り・出雲行きのJALに搭乗。たったの1時間弱で到着するのですがわたしは席に着くやいなや、離陸したのがわからなかったぐらいコテッと爆睡。どこでも眠れるのが数少ない自慢なもので。

…ところが。空の上、尿意で目覚めたわたしを予期せぬ惨事が襲います。わたしの前にトイレに入っていたスーツ姿の初老の男性が、今時中国の農村部の屋外トイレであろうともここまで汚くは使わないだろうよ…ってぐらいおぞましい地獄絵図そして刺激臭をトイレに残されたのです。わたしの気分はSWAT(ガスマスク必要でした、いや本当に)。CAの方を呼ぶのも心苦しく、意を決してSWAT・単独突入。片足でドアを開けて少しでも換気しつつ(←アタシじゃねーからな!という周囲へのアピールのつもりでもある)、大量のトイレットペーパーを装備し遺留物を撤去…とにかく紙と共に流しまくること数回。

備え付けの薬用せっけんも余すことなく利用し、ようやく用を足し、待っていた女性に『これでもマシになったんですけど、わたしの前の方が残された刺激臭にご注意くださいっ』と伝言し席へ。持参の除菌タオルで余すことなく消毒しつつ、猛烈にあのド畜生…もとい、犯人に怒りが。たまたま最前列だったわたしは後ろを振り返り、ドブネズミ色のスーツに身を包んだ初老サラリーマンを即座に発見、今時チンピラ同士の争いでもここまでしないだろうよ…と我ながら思う程にガン飛ばしまくり。正直、首根っこつかまえてトイレへ連行し、あの惨状のまま便器にヤツの頭突っ込んでやろうかと本気で座席から腰を浮かせかけた…ものの、”所詮はあの程度の野暮なサラリーマン相手。自ら手を下すほどの相手ではないと思えばいいではないか、誕生日当日、天に徳を積んだに違いない…!この一年は良い年になるはず…!”と、すんでのところで機内でアウトレイジ実写版になることなく、ふたたび静かに席で両目を閉じたのです。

着陸の衝撃で目覚め、バッグひとつでさっさと機外へ。空港でレンタカーを借りたらそのままお目当ての神社へと向かいます。何せ11月は出雲では神在月と呼ばれているそうですね。沢山の神様がここ出雲の地へ集い、下界の住民・わたしたちの願いやら縁結びやらに関するお話合いをなさっているとか…!さっきまでの激ギレ・アウトレイジャスな気分はいずこ、雄大な山々を見ていると”ああ、きっと神様はいらっしゃるに違いない”と清々しい気持ちになりました。

<つづく>