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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

女性誌を立ち読みしてかるーくのけぞった件

書店へ出かけた時、珍しく時間があったのでファッション雑誌コーナーもざーっと見てみました。

20年ほど前になるでしょうか(時の流れが…!)。まだ若かりし頃に”Domani”誌面のコーディネートが非常に好みで、まだ20代前半だというのに”こんなかっこいいミラネーゼみたいなOLおねーさんになりたーい♡”とゼロ1つぐらい違うスタイリングに夢見つつ、ちょっと背伸びすればターゲット層としてフィットした”Oggi”よりも断然”Domani”を買ったりしていたなぁ…と思い出したのです。

ところが、ちょっと個人的に目を疑ってしまったのですけれども…過去わたしが憧れていたのと同じもの…と思しき雑誌の表紙には、”イケてるママ♡!”みたいな見出しがデカデカと。

おやおや?と中をめくってみますと、確かにイケてる経産婦のモデルさんやら読者さんがほぼ誌面を占めている様子。

domani.shogakukan.co.jp

あわわわわ!いよいよキャッチコピーも”ニッポンのワ―ママはかっこいい!”となっている…!!

”いつの間に”VERY”の競合誌になったのだろう…小学館も光文社独り勝ち状態の牙城を崩そうとしているワケッ…?!”と驚愕しつつ、静かに棚に戻しました。

同じ棚の近くにあったほかの雑誌を眺めてみると、前述のてっきりアラサ―向けだとばかり認識していた”Oggi”も健在。どうやらこちらがアラフォー層までターゲットを拡大した雰囲気でした。

…ですが、どちらにも購買意欲は微塵もかき立てられず、結局”突き抜けまくった最先端モードな夢でも見ましょうかね♡”と”VOGUE”を買って帰ったわけなのですが。

思うに、その手の女性誌におけるAround/Over40層をターゲットにするのは一番難しいんだろうなぁ、と完全なるしろーとさん目線ながらもひしひしと感じたのです。

経産婦/未経産婦で生活スタイルは当然違うだろうし、その点プラス、既婚女性と未婚女性がファッションに求めるポイントもやっぱりそれぞれ目線が異なるのかねぇ、と妙に考えさせられた次第。

おそらく、わたしのような純正独身者をターゲットとしているのは”Precious”とかドッカーンと稼いでまっせ!みたいな超ラグジュアリー志向へと大幅に舵を切るのか(そんなに稼ぎないっつーの!)、はたまた”Otona MUSE”誌のようなコンサバでもなく、モードでもなく大幅にカジュアル寄り…けれどもお高いお洋服やら小物やらに転ぶのか、いっそのことゼロひとつどころか、2つ…ヘタしたら3つも違う!ハイパーな夢の国である”VOGUE”あたりで日常からのトリップに走るのか。

今ここまで書いて思い出しました。書店で既婚/未婚、そして経産婦/未経産婦を問わずにざっくりとアラフォー全般を対象にした雑誌なんだなーと唯一思ったのが”Marisol”かもしれないな、と。総じてコンサバ寄りだが適度にカジュアル。激モードすぎず、お高め商品も紹介されているものの、モード誌に掲載されている、時として暴力と化しそうなそれでは決してない。

職業婦人のわが身としては”Marisol”誌が一番身近に感じられるさじ加減なのかも。うーん。

…だけれども、繰り返しになりますが15年ほど前の”Domani”のスタイリングはとーっても素敵だったんです。モデルさんもスタイリストさんもいいなぁ、と20代そこそこのコムスメが毎号楽しみにしていたというのに。今なら当時よりももうちょっと近い装いができるのにー。生まれて来た時代がちょっと遅かったのか…。

知花くららさんが表紙を飾っていたあたりまではまだ良かったのになぁ…。大いなる社内の諸事情がありそうですが、謎の誌面改革(?)が残念でなりませんよ、もう手に取る事はなさそうだけど。

嗚呼憧れのミラネーゼOL特集よカムバック!名スタイリスト・菊池京子さんのご著書でも読み返して、当時のお洋服にわくわくしていた気持ちを思い出すべく、仕事帰りはお買い物でも行こうかな。ということで祝・お待ちかねの金曜日\(^o^)/♪