ハタと気付けばもう5月も半ば過ぎ。街中や電車で、サンダル着用の女性の姿が増えてきました。
オープントゥパンプスがとても好きなのに、洋の東西、革の種類、ヒールの高さなど一切問わず、各社ことっごとく足に合わず全滅。原因は毎回同じ、親指の爪の生え際が局地的に当たるから。
”ぁ痛っ!!だ、だけど…買ったばかりだし多少はね…”とそのまま我慢して歩くと、出勤後デスクに着いたら、周囲が『ちょっと?!足!!』すわ流血騒ぎ。新品のパンプスが血染めに…というグロテスクな悲劇ばかりを繰り返して今に至ります。
そんな残念な人間は、毎年GWに両足にもジェルネイルでペディキュアを施してもらうのが習慣です。理由はひとつ、とにかく楽だから。両手のジェルネイルより持ちが良く、サンダルを履いて出かける直前に”うわ!ペディキュアが思いっきり剥げてた!”みたいな事態も回避できます。それを晩秋までは色を変えながら数回繰り返すのです。
…が、まだ今年は両足のジェルネイルをしてもらっていません。なぜなら、冬の間に厚手のタイツや靴下着用の上で先のほっそーいパンプスを履き続けた結果…
- 両の小指の爪、激細靴の影響で4分の1が途中で消失(!)
- 両の中指の爪、圧迫のせいで血豆ができた後(!)新しい爪が生え揃っておらず
嗚呼、現代における纏足状態。ここまでわたしの両足を変形させたルブタン、チュー両氏の美的感覚ときたら、アジア人の幅広足などそもそもNO眼中なんだわ…と打ちのめされつつ(でも履く!投資した元は回収が鉄則!)、さすがにこの上からジェルでコーティングしたらよろしくないのでは…と、自重しております。
昔、祖母や母の足の爪が小さかったり消えてなくなりそうだったのを見ては不思議でならなかったものです。それが、まさか自分の身に起ころうとは…orz
ここまで嘆かわしい状況なのにもかかわらず、サンダル着用時に足の爪が何も塗らずそのまま…というのはわたしの場合、断じてあってはならない事態。
『誰も見ちゃーいないよ…履けばいいじゃん…』と家族の呆れ顔を横目に、十数年ぶりのマニキュア探しをしてまいりました。
今季一発目はグリーン一択!と決めていたので、迷わずグリーン狙い。
まさしくこの色を今わたしは探していた!アンプリチュードさまさまだよ!
www.amplitude-beauty.comさすがBBA…おっと失敬、われわれ世代をターゲットにした新ブランド。今までありそうでなかなか見つからず、どんな肌色でもイケそうな絶妙な色出しのラインナップに大興奮。パープルあたりもなかなか見かけない色でいいね!買ったる!とお値段を見ましたら…
……さんぜんごひゃくえん……※注:一本あたり
待って、2本で7,000YEN・プラスTAX…?!?
さすがはお値段も”コムスメでなけりゃあお買い上げになれますよね?”と暗に聞こえて来るような(←妄想の度が過ぎるわ\(^o^)/)マチュアな価格設定。
うーん…それだとジェルいけるんだよなぁ…と、両手両足ジェルネイルを長年ずーっとつけっぱなしゆえに思ってしまい、途端にトーンダウン。
”あ、小さいマニキュアを探せばいいのか!”とデパートの売り場からバラエティショップへ即移動。
”ほーらやっぱりね、あったあった!冴えてるなー♪”と上機嫌でピックアップし音速でレジへ:
www.cosme.com…で、帰宅後さっそくペディキュアを塗るべく、いそいそと袋を開けてみますと…
アレ…?買ってきたこれ、グリーンっちゃーグリーンなのだけど…?
前述のアンプリチュードは黄色が多く含まれたビビッドなグリーンなのに対し、こちらはエメラルドグリーンにも近い、青みを帯びたマイルドなグリーン。
悪くはない!ああ悪かーない(←二度言うな!)!んだけど、店内の照明ではもうちょい黄色っぽく見えたんだよ…それともあれかな、疲れ過ぎて視神経がどうかしてたのかな…orz
『理想ど真ん中とは気持ーちずれてる…』とうなだれるわたしの姿に家族は『まぁ大げさ!これだって遠目から見たらグリーンだからさ』、『ゼロひとつ違うんだからいいじゃないの、かわいいよ』と、ひょいとマニキュアのボトルを取り上げ自分の両足の爪に塗り始めたのでした。
というわけで(?)わたしの両足は只今、目を細めてグリーンだと思い込むようにしている、エメラルドグリーンに彩られました。サンダル履くぞー\(^o^)/←開き直り