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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

元旦の午後イチに塩野七生チョイス!

晦日DQ4の切なすぎるエンディングにむせび泣いた後、デスピサロが仲間になった途端”いくら恩讐の果てに…とかいっても、わたしなら往復ビンタの代わりに一発ミナデインくらわせるぜ…!”と執念深い蠍座・発動。憤りつつDSの電源をオフしそのまま就寝した元旦。

午後パチッと目覚めて”大学駅伝っていつだっけ…?”とノロノロ起床。

何の気なしに普段は見ないテレビをつけてみますと、NHKでかの塩野七生さんが母校の大学・学習院の高校生相手にお話をしていらっしゃるではありませんか(個人的にそこは日比谷高校でお願いしたかったっすけどね…笑)!

www4.nhk.or.jp

…あれ?”2020年”だと思い込んで観ていたのですが、完全に寝ぼけてましたね(笑)!

途中、昔のお写真なども出ていましたが、現在の方がやんごとなき感…と言いますか、語弊はあれども、まさしくあれこそが”BOSS BITCH”感が周囲に漂いまくってて超ーーー素敵。

お召し物とジュエリーのバランスよ!ヘアカラーとメガネのマッチングよ!煙草を挟む指にはめられた左手薬指の指輪(遠目からはラピスラズリに見えたのですが…)の格好良さときたら…!新年早々ため息もの。あのたたずまい…!ヨーロピアンマダムのそれでしたね、完全に。

しかし元旦の午後イチに塩野チョイスとは。なかなかNHKもやりよるなー、と思ったことでした。

何せここ島国では夙に”小さい事は良い事だ”、”若さこそ最大にして唯一の魅力である”、”BBAってだけでムリだよー”、”場数踏んだBBAおっかなくってぼくちゃん太刀打ちできないよー”的な、ロリコン…じゃなかった、若さや未熟なものこそ美とする風潮かと思います。

確かにそれも一理ある。認めます(ええ、お茶の間ジャニヲタですから!笑)。だってかわいいものは絶対的にかわいいもんね。ウフ♡

けれど、こうも思うのです。若いうちだからこそ知らない事を知らないと堂々と言えるのであって、いわゆる若者のうちに沢山傷つく事を恐れずに、真の意味でのおとなに揉まれる経験があるとなしでは、若い彼そして彼女のその後の人生の幅と厚みがだいぶ変わって来るんじゃないか…と。

だって若さって減価償却みたいなもんでしょー?何もせずともどんどん価値下がるんだよ、次から次へと新型/現行機種=ニューカマーが後に続くのであって。

何も最初からヨーロピアンマダムの塩野先生はちとハードル高めかもしれませんが、お正月ゆっくり時間がある時にはぴったりかと。ド暇なわたしも読み返そうっと♪  

男たちへ フツウの男をフツウでない男にするための54章 (文春文庫)

男たちへ フツウの男をフツウでない男にするための54章 (文春文庫)

 

本当ね、男女問わずこの手のスラスラ読めるエッセイは目を通しておいて何ら損はないはず☆彡

だけどなー、”みんなと一緒が一番いい!普通こそが最高!”って物心ついた時から叩き込まれるから年頃になって無駄な苦しみが増えるんだよなー、その呪縛に自分で気付けるかどうかにかかってくるかなー。唯一無二の人生ひいては人間を目指したいものですね。…と、新年らしいまとめ方(笑)!