SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

J.LoのGODDESSぶりにひれ伏しましょう\(^o^)/

今年のスーパーボウルでの半ケツどころか半裸で歌い踊り、シェイク・ハー・アス\(^o^)/全米どころか世界中の度肝を抜きまくった、やんごとなき50歳。それがサウスブロンクスのジェニファーこと、天下のJ.Lo姐さんでございます。

わたしは自他ともに認めるJ.Loの大ファン\(^o^)/ゆえに、彼女の動向はここ極東の島国からちょくちょくウォッチしているのです:

lab619.hatenablog.com

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ヴェルサーチの半裸ドレスでパフダディのお隣にいた時から幾星霜。あのぅ…一体何度、彼女の人生にはピークが訪れるのでありましょう。超人よ。溜息ものです本当に。

…んで、このたびの映画主演。舞台はNY、職業はストリッパー(!)、おまけに普段神がかったダンスのJ.Loをしてポールダンスを猛特訓、完璧にマスターしたとの前情報を得てから映画館へGO!

hustlers-movie.jp

『どうしよう、バレンタインだから混んでるかも…』と心配するいちファン(40歳・会社員・女性・独身)に『…つかフツー、ストリッパーが主役の映画をカップルはわざわざチョイスしないと思うよ…』と周囲から冷や水を浴びせられ”これデートにピッタリだろうよ!”と憤慨。この手の映画をチョイスしてくるような、わたしとセンスが合う人生の伴侶、求む\(^o^)/

有色人種の話題と彼らの音楽の話ならうってつけの相手、わが友・ラティーナMりちゃんに”あたしゃいっちょ見てくるわ!”と決意表明を連絡しますと超激務の合間に”うちら以外この映画をここまで観たがるひといる?”とのレスにデスク下でガッツポーズ←仕事しろ

…話がそれましたが映画館のド真ん中、おまけにプレミアムシート?別料金の良い席を取ってまで観てきた映画なのです。

では取り急ぎ感想いってみましょう♡J.Loすべてがドンズバで最高!!かっこよすぎ!!ビキニに毛皮オンの女帝な風格が似合いすぎ!!巨大フープピアスまた買う!!2000年代前半のBGMが秀逸すぎていったい何事か?!コレ…わたしの息の根を完全に止めに来たんだよね!?以上\(^o^)/

内容はいわゆるシスターフッドっていうのでしょうか、女性同士の縦横に強固な絆を軸に物語は描かれています。そこに色恋沙汰が入る余地などなし。男は自分たちをストリッパーとして扱うのだからどこまでも搾取対象的な。ウォール街のやつらにゃ泡吹かせたる!みたいな。

要所要所に出てきた『すべての母親はイカれてるよ』的なセリフ、実はわたしが思春期の頃から子供の立場で思っており、時を経て周囲の同年代の女性たちの出産後にも実感していたこと。親しい男女友人たちとの間では各所で見かけるマッドネスっぷりがしばしば話題になっていた事から、内心うなずきまくり!

あ、セクシャルな場面&セリフが散見されるため、お子様連れやシャイなお相手との鑑賞にはおすすめいたしません。って選ばないっすよね♡

余談ですが、映画館では前方に老婦人がいらして”うっわ…あのおばあちゃまってば、カーディーBの持ってるもの、用途わかってんのかな…?そもそもNYのストリップクラブって刺激強すぎない…?”とか”あのシーンの字幕の意味をお連れの方へ尋ねてやいないかしら…”などと何らいらぬ心配を、上映後思わずわたしはしたものですよ、ええ。

あと個人的に特筆すべきはですね。映画における肌の質感をわたしは見逃しませんでした。あえて激マット仕上げにしてるんだろうな…と思ったほど”いかにもカタギじゃない感”がお肌の感じからも漂ってきたのは気にしすぎというものでしょうか。スキントーンから幾分濃いめのシェードで、激マット仕上げのJ.Loドアップ。両目には黒で激囲みメイク。

もうひとりの主役、アジア系アメリカ人コンスタンス・ウーの目の上のアイシャドウの色や塗ったくり方、付けまつげの雰囲気…いやーよくここまで微に入り細に入り”当時のそれっぽさ”がスクリーンから醸し出されるものだなぁ…と非常に感動しました。

話がそれまくりましたが、J.Loファンは必見。彼女のダンスと鍛え抜かれた美を余すことなく堪能できます。ちょっとホロリと胸熱になるシーンもあるのでその点でもおすすめです。

わたしは、最後に”なんだかんだで彼女らはまだNYで同じように踊っているんじゃないかな”という気分にさせられました。決してハッピーエンドではないのだけど、ただ単にあの頃は良かったわよー的なノホホン回想映画ではなく、かといって後味の悪さでそう思ったわけでもない。どんなお仕事でも、どこにいても、お品が良いのが必ずしもそのひとの知性とイコールとはいかないのが人生の面白いところです。 いずれにしたってタフさと愛情は必要不可欠ね。