3・14＝ホワイトデー。日本の贈答プレイの悪しき習慣だと思います。
なぜって毎年バレンタインですら『なんで職場の親しくもない人間にまで強制であげるワケッ？！こっちがもらいてーわ！！』などとついつい言語化してしまい、その存在を忘れがちなのですが（お察しくださいませよ…微笑）、それと対になっている返礼行事・ホワイトデーは記憶の彼方へとうに飛び去っていたのでした。
バレンタインには同僚など、身近なお世話になっているひとへは日頃のお礼の気持ちとして何かしらお渡しする事が多いです。その際、あえてチョコレートは選ばなくなって10年ほどになります。
ほんの気持ち程度で受け取る側の負担にならず、かつ家族や同居人がいるお相手ならば、なおのこと余計な気を遣わせないように。よって、自分で買うにはちょっと躊躇しそうな価格の、いわゆる品質が良くてモダンな雰囲気のタオルを選ぶことが多いことに気づきました。老若男女問わずにどうとでも使い道があって、家やジムでも使えるのが素晴らしい！と我ながら自画自賛＼(^o^)／
今年も身近な若者2名だけにはタオルを渡した…ことをすっかり放念していたら、金曜の帰り際に『あ、アラフォーさん、お疲れっす』とさりげなくデスクに何か置かれた小さな包み。深く考えず『んー何ーどしたのー（お土産？このコロナ騒ぎなのにどっか行ってたのか？）？ありがとねー！』と手にしていたバッグに入れながら、足早に帰宅の途についたのです。
帰宅後しばらく経ってバッグの中身を入れ替えていたとき”そういえば…！”とその包みの存在を思い出し、いざ開封。”ふたりからでーす！”とメモがついたその中身は…
＼(^o^)／！！！美 容 液！！！＼(^o^)／
それこそ非常にモダンなデザインで、ユニセックスで使えるスキンケアラインの製品。ちっくしょーやるなー、超センスいいじゃんー、一本取られたね…正直うれしすぎる！！！
でも”最近ちょっと顔疲れすぎじゃね？このアンチエイジングってヤツでいいよ”、”てかそろそろ実年齢を認識してもらわないとね！”などといい歳した大人を華麗におちょくる若者二名の声が、あたかもそこから立ちのぼってくるようではありませんか（え、被害妄想ですって！？お互い様とは言え、日頃の性格を熟知しているもので…笑）。
滅多に送らないメールで”ちょっとーセンス良すぎ！ありがとうね！今夜から使わせてもらう！うれしすぎだわよ！”と二名にお礼を送るやいなや、即レスで”喜んでもらえてよかった、いつもあざっす！”、残り一名からは巨大なハートの絵文字×3つだけ受信（←やっぱり選ぶ時からおちょくってやがったな…と確信…orz爆）。
ありがたーく美容液をたっぷり使わせてもらって、健康的なお肌を育むべく全顔に塗布しつつ、”とうとう年下からおちょくられる年齢がきてしまったんだわ…”と、かつて自分がさんざん同じようにおちょくりまくった先輩方に対して、心の中で謝っていたのでした。
