\水木しげる先生ーーーっ!!!/
鬼太郎シリーズだけでなく、先生のご著書(戦記やエッセイなど)も愛読し、幼少期からアニメよりも原画で描かれているおどろおどろしい感をこよなく愛している、ひそかなファンがここにおります。愛用の鬼太郎マグカップ(もちろんアニメではなく劇画調♡)でコーヒーを飲みながら、先生が今いらっしゃるあの世へと思いを馳せております。
画だけでなく、先生の唯一無二かつ強靭なメンタリティも敬愛すべき点で、特に睡眠に関しては同じ志を持っております(笑):
んで今、唐突に先生のお名前シャウトって一体どうしたワケ?何の騒ぎ?とお思いでしょう。なぜって…なぜって…ちょっとネットで盛大にバズってる(←あ、使い方…間違ってないっすよね…?笑)こちらの画を見てしまったからにほかなりません!!!
「アマビエ」です。水木しげるの原画を撮影しました。
— 水木プロダクション (@mizukipro) 2020年3月17日
江戸時代、熊本の海に現れ「疫病が流行ったら私の写し絵を早々に人々に見せよ」と言って海中に姿を消した妖怪、というより神に近い…もの。
現代の疫病が消えますように。 pic.twitter.com/0P7HfyRe8h
じーーーーーん!!!!!胸アツ!!!!!
先生が少年時代を過ごされた頃とは半世紀以上、下手すると一世紀ほどが経っているこの令和の世。
夜の漆黒の闇などとうの昔に消え失せ、ましてや化学で解き明かせない不思議なことなどもはや存在しないのだよ、妖怪?ああおとぎ話ね…というのが世の中の認識だと思います。
それが一体どうしたことでしょう。21世紀になって20年も経ってから、突如として世界中に蔓延っている疫病によって、出口の見えない日々に日常生活まで制限されて苦しめられるとは…誰も予想だにしていなかった。もちろんわたしも含めて。
今でこそ医療が進み、薬もあるけれど(はよコロナ用ワクチン、プリーズ…)、大昔はこの手の非常事態において、こういった神仏にも近い、人知を超えた存在を信じていたに違いありません。
きっと先生は”こんな時ばっかり妖怪に頼るのは本来ダメなんだよ”、”あたかも人間が全知全能だと驕るのは大いなる勘違いで良くないんだよ”ってあの世からお嘆きのはず。
早くこのパンデミックな状況下から解放されますように、と大いなる何かに願いつつ、家にいる時間が長くなる日々。先生が世に送り出されたご著書の数々をゆっくりと読み返すことといたしましょう。