ドラクエ8が”ライドンの塔”の地で予期せぬ頓挫中。今まで何度もやってるってのに…7Fから上にはこれまで一体どうやって登っていたのだ…？？石像どっちに置くんだっけ…手前に引っ張るんだっけ…？？あーもう！一度ほっぽって頭冷やすわ！
単純なゲームがいい！！マリオだマリオ！！猛烈にマリオがやりたい！！それも大昔のマリオ！！今すぐ持って来い！！
上場企業の決算ではございませんが四半期に一度、発作のように突き上げる衝動です。幸か不幸かステイホームが声高に叫ばれ続けているこのご時世。ベストタイミングだね！
で。ええ、それはそれはもう。しばらく赤い帽子のアイツをBダッシュさせるのは結構だ！と思う程にやりましたとも…！このたびは”スーパーマリオブラザーズ3”を…！
”あ！いいね懐かしい！”Nintendo Switch”でダウンロードしたんだね！”、”Wii Uのオンライン版かな？”などとお思いになった貴方はれっきとした現代人だよ。
聞いて驚いてくださいますな。当方、ゲームボーイアドバンスSPを未だに持っていて、それが2020年の今でも現役で使えるんだってば…！！
何のこっちゃとお思いの方のために上の任天堂・公式リンクを貼っておいた次第です。初見の方々も多いことと存じます。
そもそもなぜこれをわたしが持っているかって？よくぞ聞いてくださいましたね（誰も聞いちゃいない…）！2000年代初頭、旅行中に大型台風が直撃しホテル缶詰の憂き目…その直前、あわてて買って来た思い出の品だよ！あの時のわたし、そして友達まじGJ＼(^o^)／
最初に”スーパーマリオブラザーズ3”を買ってから、心から買って大満足！の”スーパーマリオワールド”、そして全ワールドにわたり難易度から何から狂気に満ち満ちた”スーパーマリオブラザーズ2”の3タイトルを最終的には購入しました。やーもうホテル缶詰も余裕余裕。手のひらの中にあるマリオ3のおかげで台風のひとつやふたつ、寝食を忘れ没頭し、無事にやり過ごせたのです。
っていうかそれまで完全に忘れてた事実。わたし、子供の頃コントローラーを握ると『アタシよりマリオ下手な男子とは一緒にファミコンで遊びたくないんだけど！』、『ねぇ！？！どうしてそんなにドンくさいワケッ？！？ちょっとそれ（※注：コントローラー）貸してよっアタシがやるからっ！』などなど豪語×暴言×傲慢のフルコンボ言動連発しまくり。
マリオシリーズだけでなく高橋名人、ワギャンランド（字面の懐かしさに目頭が…！）などなどその手のゲームにおいてはちょっとした神童だったんすよ。って自分で言うか普通！？いやいや、くれぐれも限られたゲームのスキルってことでよしなに。
…それから幾星霜。スーパーマリオブラザーズ3の発売は1988年だったそうです。
確かに当時、旅行先にまでオレンジ色のファミコンカセットを持って行って、初対面の親戚男児らの前で華麗なる無限1UPテクを披露（※ちなみにWORLD1の2面ね。今でも30UPぐらいなら寝起きでもできるから☆！）。『…すっげー…！てんさい…！』と崇められ『まあね♡ウフ♡』なんつって打ち解けたり（っつーか立派なマウンティングっすよね、今思えば極悪女児ぶりに寒気がします＆この時点で生涯独身者・確定な予感すらしますね♡）、他の旅行先・地方デパートのおもちゃ売り場で”ちびっこファミコン大会”に飛び入り参加。そこでもちびっこ地元民どころかデパートの名札付けたおじさんからもスキルを激賞され有頂天になったことも。嗚呼、のどかな時代だったことよ…！
両親がファミコンへの興味がまるでなかったどころか”視力がどんどん悪くなる！”と忌み嫌っていた家庭だったため、当時の驚異的なマリオプレイスキルは週末訪れていた祖父母の家、そして近隣の友達の家だけで培われたもの。ゆえに当時の記録は写真一枚すら皆無なのが未だ悔やまれてなりません。
そんなキャリア30年超（！）、我がマリオ3ですが当時の攻略方法いろは：
- とりあえず最初から進めて、ワープ用の笛は極力吹かないように。
- レアアイテム・パタパタの羽根は限界までキープを徹底しWORLD8の激ムズ面で放出。
- クソアイテムことカエルスーツに見た目の愛らしさ以外の価値は見出さない。
…このぐらいでしょうか（少なっ！）。オリジナルのファミコン版ではバックアップ機能がなくセーブ不可！という厳しい闘いを余儀なくされたものですが、上述の”ゲームボーイアドバンスSP”版はセーブ可能。よって気の済むまで存分にやり込めるのですね。
そんなこんなで、只今わたしのマリオは999人おります（←この意味に気付くとちょっとした狂気♡）。さらなる狂気は、所持アイテム。”白いキノピオの家”という隠しアイテム取得を存分にしまくって”パタパタの羽根”オンリー（！！）。
昔は”隠れキノピオの家”が出るのかハラハラしたものですが、その点もアップデートされています。該当ステージがスタートと共にバルーンを割ると、画面左下に”あとコイン何枚”という親切な表示がされるのが有難くもあり、オリジナル版・ステージクリア後までのハラハラ感が恋しくもあり。
ハンマーブロスを宝船に変える方法も、その中に入った後のコインの取り方やら隠れ1UPキノコの出し方も、頭より手が覚えているのです。われながらどんな女児だったんだ…orz
個人的に一番好きなのはWORLD5です。最初は地上で、途中から雲の上のステージへ行く…という斬新な設定。大人になってからはWORLD7の土管の国も、いかにもマリオワールド然としていて好きになりました。頭使うけどね（よく大昔やれたもんだわ）。
…ここまで書いていたら、珍しくまたマリオで遊びたい気分に。今度は”スーパーマリオカート”でもやるかな。嗚呼スーパーファミコンミニを買っておけばよかった…（嗚咽）！
