街中、デパートだけでなく海外旅行先など、気付くとついついポーチを買っている気がします。もはやポーチ収集癖なのです。
以前そう口にしたら『対象が何であれ同じなんですけどぉ、”収集”とか”癖”ってつくと途端にエクストリームなものを感じさせますよねっ♡』とTHE・不思議ちゃんな帰国子女から笑顔でバズーカくらった過去を思い出しましたっけ。
”エクストリームなもの”＝度を越したしたたるオタク感、を北米大陸は西海岸の地で生まれ育った彼女には解せなかったのかもしれません。んなんアメリカにも各種ヲタ連中わんさかいて市民権得てるでしょうよ、一体どこに目ぇつけてたんだ？本来であればそう言い返したくもなりますが、漂う悪意を何も感じなかったために笑い話となりました。
…前置きがつい長くなってしまいました。ポーチが好きなんです。メイク用品を持ち歩くだけではなく、バッグの中で目にすると”カワイイ！”、”やっぱりこのポーチは良いわ！”と目視からテンションを上げる用途もあります。
さまざまな素材、色、形。各社結構な数を使い倒してきたと自負しております。ここ15年来は”プラダ”のナイロン一辺倒。素材を考えてしまうとお値段がちと暴利ながら、それを言っちゃうとラグジュアリーブランド各社の存在意義を根底から疑うことになりかねないので野暮ってものでしょう。
ナイロンなので汚れてもざぶざぶ手洗いできるのが最高です。売り手側としたらよろしくないのかもしれないけれど、わたしはそうしており今のところ何ら支障なく使えています。
旅行の時には巾着型や大きめのものを。普段使いは週替わりローテで小さなサイズを。メイクアップブラシを洗う時、一緒に手洗いしてしまうのが中も外もきれいに保つコツかと。
10年ほど前にわがコスメ愛が極限まで到達していた頃、各種メイクアップブラシをドッカンドッカン入れられるようなサイズを愛用しておりました。
ある日、メイク直しに向かった際の廊下で同じ部署の中年男性とすれ違って『お疲れ様でーす』と挨拶をしてすれ違おうとしたら『セカンドバッグ抱えて今から銀行へ行くの？』と何の疑いもなくおっしゃられ、『どぇっ？！これ単なるポーチです！今ただお手洗いへ行くだけっすよ！』と答え、互いにのけぞったことも。
そんな、日々の通勤が一泊旅行状態だった当時から比べれば現在のポーチは3分の1ぐらいまで縮小されました。でも四半期ごと、長くても半年のスパンで新しい色へと無性に変えたくなるのには未だわれながら不思議です。
ここまでプラダのナイロンポーチ愛を綴りましたが、ひとつだけ、プラダのナイロンではないポーチを愛用しています。
それがこれ！初期のドラゴンボール画のポーチ！：
”ヴィレッジバンガード”へ幽☆遊☆白書グッズを探しに行った時（←さらっと書いておりますが、この動機自体もたいがい感ですがね…）、肝心の幽遊白書グッズは売り切れていたものの、このシリーズを見つけて懐かしさのあまり購入。お手頃プライスにも感激。ビバ社会人！！と店内で小躍りしましたっけ。
…で、それが思いのほか大活躍。大きさといい素材といい、短期間の旅行や出張、アウトドアへ出かけるときも何かとこまごましたものを入れるのにちょうど良い。
汚れても濡れても問題なし！おまけに視界に入ると愛らしい♡！いいことづくめよコレ。残念ながら現在では販売されていないようなので、今後もし新作（って言うの？）が出るのならぜひ追加購入したいぐらい！デパートと違ってそうそうあのお店には足繁く通っていないもの。
ドラゴンボールのポーチ購入の前に、やっぱりプラダ追加する方が早くなりそうだな…と今季の色と形をネットで下調べしている優雅な（？）日曜の午後です。バッグの中でパッと目を引く明るい色がいいなぁ。
