定期的に訪れる抗えない衝動。それは”部屋の隅々までチリひとつ落ちてないほど掃除をしたい！！”。
Feng Shuiと書いて風水と読むのだそうです（笑）。その風水関係の本を読んでから眠る夜など、決まって”明日は起きた瞬間から掃除をする！”と決意しながら目を閉じる事になる、と。
翌朝。パチリと目覚めた瞬間すわ何事、パジャマから着替えたら即クイックルワイパー。その手で玄関とトイレ掃除を済ませ、入念に手を洗い、特濃ハンドクリームをごってり両手に塗布したらゴム手袋装備の上、超万能・”ウタマロ”片手に熱湯に近いお湯でシンクの掃除。お湯が沸いたので飲み物を作ります。好きな飲み物を飲みながらアロマを選び、掃除を済ませた空間にシューシュー噴霧。ここまでがその手のMADな（HIGHとは称せない有様！笑）朝。
風水に関しては現代社会において、感じるところ多々でありましょう。その浮かんで来る疑問符など、わたしも重々承知の上でございます：
だけども、音もなく無断で侵入してくるホコリ許すまじ！！毎朝クイックルワイパーが火を噴くのですが、習慣づければ毎日それ、気楽にできるように（←目ぇイってるわ♡）。
問題はILLなゾーン突入時。時として家具の後ろやクローゼットまで掃除機かけて拭き上げたい！ホコリを一掃したい！！という衝動と、わが収集癖がなせる多数の本と洋服、コスメや靴などなど…その手の総点検をしたくなる。
そんな日が先日も訪れました。ええ、前夜に風水の本を読んだからです。廃棄バイブルこと”カレン”など最低限だけキープ：
でも、やはり又読みたくなり風水本を売り払っては買う、まーたそれらを廃棄…のスパイラル。いいんですよ、お掃除と廃棄する前のカンフル剤、リポDみたいなものなんですから。
建物の老朽化、家の作りの大小などが問題なのではなくてよ。要はホコリやゴミ同然のガラクタに囲まれる場所で過ごすことが近年耐えられなくなりました。単に加齢なのかねぇ。
前述のバイブルにおいてカレンも言っています（←字面がガチ布教活動そのもの感！ヤッベーな＼(^o^)／爆）。何もすべてを廃棄するわけではない、自分で何がどこにあるかわかっていれば何ら問題ないのです。問題は、必要な時にアレがないコレがない、家に人を招けない、ガラクタの影響で自分のフットワークすら重くなる事なのだとか。
…しかし、ガラクタの概念など人それぞれ。家族のものを勝手に捨てたりしては断じてならぬ、とまでかのバイブルには記されており、毎回ひれ伏す心境に（爆）。
恥を忍んでここに告白致しますと、この年末年始、我が家でも『何この汚い部屋！』『ハァ？掃除機かけてますけど？』『（完全無視）こんなゴミ溜めに住んでスマホのゲームしてる小汚い高齢者なんて考えただけで身の毛がよだつわ…ちったぁ自覚しろ自覚！』と丁々発止やりまくったのです。
（以下実録）＼あのさー、掃除してからゲームでもLINEでも一生やっててくれよ！片づけてからソファーに座ってくつろげっつーの！それすらできないなら引っ越せ！／
＼掃除機かけてますー！風水の受け売りしてるワケッ？！フンッ、切り花も飾らないようなヤツがよくもまぁ口にできたものだわねっ！ハンッッ！！／
当然、アウトレイジばりにもめにもめまくりでしたが身内ゆえここでわたしが言わずに誰が言う！？的、看過など断固不可！の超懸念事項。何せ個人的に、国籍人種場所など一切問わず、それがどこの誰であろうとも、超散らかりまくった家に住み、乱雑な空間で心ここにあらず…みたいにテレビやらスマホをボンヤリ眺める画…というのが、人間の知的生活ってものを放棄してるワケ！？テレビかスマホの奴隷じゃん！！って軽く想像しただけでド発狂もの。耐えがたいよ。
しかし、かの林真理子先生は、かつてご著書でこう仰っていたのです：
世の中の女性は、
①料理好きの掃除嫌いか
②掃除好きの料理嫌いか
にはっきり二分出来る。
こここ…これは…けだし名言よ…！さすが林真理子先生（※なお先生は①タイプだそうです）だわ、と膝を打ちまくり。
わたしと同じ掃除を愛するけれど一切料理をしない②タイプや、逆に料理好きながら掃除片付けができない①タイプの友人にもほうぼうで伝えまくり。その都度全員感嘆、と（笑）。
話を元に戻しますと、アクティブ度はわたしより上の該当家族の様子を見やるかぎり、”ガラクタによって身動き取れない万年地蔵クラスではなさそうだぁね…”と、ゴミ溜め最終形態ではないことには一抹の安堵。ヤツはただ性格がズボラなだけなのだわ。ちょっと言いすぎたかも、ゴメン。
でも引き続き定期的にパトロールして、言わせてもらいますよわたしゃ！ 草の根運動がモノを言うんだからねっ！と、やっぱりだいぶMADNESS感は否めないお掃除×廃棄信者です。
