SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

死神つったら歌丸さんへの愛あるディスかとばかり

お気楽なOL生活ったって、大なり小なりストレスはつきもの。くっそーあの野郎…いつか後頭部一発殴ったる…!せいぜい夜道に気をつけろや…!おっとこりゃ大なり小なりなんていうカワイイ次元ではございませんね?ええ、今やれっきとした修羅の国の市民権を得た感です(微笑)♡

そんなヤサグレたわたしは昨今、海辺へ行くことを猛烈に欲しております。

あああ、美しい海でイルカと一緒に泳ぎたい…!顔面がデフォ・般若と化した今のわたしに効くのは、もはやイルカセラピーしかなかろうよ…!

”でもワクチン打ってないしーハワイはまだ先かなー”と南洋の地に思いを馳せつつ”あ!下田水族館にもイルカいる!イケんじゃん♪”と思いながら眠りにつきました…ところ!まんまと夢に金子賢がご出演あそばしたのです(※長年のファンより注:彼は下田のご出身)!!\(^o^)/

せっかく楽し気に(!)一緒に下田にいる(!!)と言うのに、あまりの素敵なお姿、戸愚呂弟ばりの体躯♡にゃ夢だっつーのに失神寸前。夢で失神して一体どうすんだよ。

結果ドルフィンスイムのドの字どころか、ひとっことも言語化すらできず、両目ハートで終始アワアワ取り乱しまくり、そこでお目覚めですよ…orz

…あまりの興奮により前置きが長くなりサーセン。脈略なさすぎて我ながらどうかしているレベルですが、わたしは歌丸さんが大好きでした(って今その告白?!((((;゚Д゚))))金子賢からの故・桂歌丸師匠って…一体どんだけの守備範囲なワケよ?!脳内カオス!\(^o^)/): 

lab619.hatenablog.com

かつて毎週テレビで歌丸さんのお姿を見ていた”笑点”。わたしときたら、落語家の方々が高座にいらっしゃる寄席を見に行く機会がないまま、毎週日曜の夕方のテレビ番組だけ見てゲラゲラ笑っていたのですね。これぞ読んで字の如くお茶の間ファンですわね。

…と、ここ数日間、Youtubeを開くたびに”あなたへのおすすめ”としてなぜか”死神”の不吉な二文字を目にするようになりました。穏やかではありませんね。人を呪わば穴三つ…ってこの事スか?!身に覚えありまくりだわよ、結構なインパクト。

そこでクリックしてみれば、なーんてことはない、米津玄師の新曲のタイトルだったのです。安堵…ながら、どうもそれだけではない様子:

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米津新曲クリック効果と言いましょうか、”あなたへのおすすめ”に続々と”死神”の文字を見るようになってしまったのです((((;゚Д゚))))

興味に駆られてわたしは即クリックしましたとも(ああ、ヒマ人と呼んでくれて結構だよ!)。わたしが生まれて初めて聴いてみよう!と意識して聴いてみた落語デビュー、それがこちらです:

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驚いたのなんのって。それはただ単に名人芸のお話っぷりだけではありません。扇子を持つ手、お茶を啜ったり、ふところから汗をふく手拭いを出したかと思えば、鼻をかんで(!)左の袖下へやる流れるような所作の数々よ。

途中で上着(って言うの?正式名称を知らず何卒ご容赦を♡)を脱いだのが気になって調べてみましたら、”ここからがお話の本題ですよ”って意味なのだそうですね。はえぇー。感嘆の溜息。

まだわたしが子供だった頃には、こういう着慣れて粋なお着物に身を包み、いかにも江戸っ子!なしゃべり方のご年配を、街中やお店で時折お見かけしたものです。子供心に”おっと、この手の年寄りはよーく周りを見てやがるからな、ビシッとしなくちゃおっかねーや”と思ったもの。

たぶんその当時のわたしの直感は正しかったでしょう。この動画を見た時”いたいた!こういうおじいさん!”と高座の圓正さんを見てまず最初に思ったことでした。

あっという間の30分あまり、度肝を抜かれたのは最後のシーンです。後半、舞台の照明が暗転してからはゾッとするよ。名人芸とは良く言ったものです本当に。凄みとはこういう事をいうのでしょうね…!

落語って面白いんだなーと思ったのは、人によってオチを変えてもいいんだそうですね。なので他の名人と呼ばれる落語家の”死神”も動画や音源がUPされているものを見聞きしてみたのです(ああそうですか、ヒマ人と呼んでくれて構わないよ!笑)。

それぞれのキャラが立っててそれぞれにお上手なのですが、やっぱりこの三遊亭園生師匠のがわたし的・ベスト・オブ・ベスト☆!

この動画を見ると、ラジオで落語を聴いていた祖父母を思い出し、遠く流れた昭和の気配すら思い出したのでした。漂う気配がちょっとノスタルジックなのよねー。