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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

往年のいちご新聞愛読者に告ぐ!

”いちご新聞”と聞いてピンと来るならば、ご同輩あるいはわが同好の士でいらっしゃいますね。

www.sanrio.co.jp

わたしは物心ついた時から”サンリオ”の大ファン、信者でした。それも熱狂的な。後述致しますサンリオ社の高尚なご意向とは異なり、もう信者っつーより、血眼スレイブに近いド熱狂っぷりだったかもしれません。当時から何かっちゃー好きなもの・ことだけに熱中しやすい性分だったもので。

実母がいくらディズニーのアニメやら絵本やら女児に示したとて、もちろん”ああスクルージおじさん…ドンマイ”とか、”ホウキが大量発生して収拾不可って怖すぎる!”とか”クリスマスキャロル”や”ファンタジア”などなど、かの往年の名作をピンポイントで楽しみこそすれど、現代で言うところの”推し”キャラなど皆無。

よってわたしが浦安のかの聖地へと足を踏み入れたのは…”スプラッシュ・マウンテン”がオープンした直後に家族で行った以来。

色褪せた家族写真には推しキャラの人形を手にし、ネズミの耳を頭部に装着し満面の笑みをたたえた兄弟と、ポップコーンの筒だけを片手に眉間に縦ジワ、『早く家に帰りたい…』と全身で訴えている仏頂面のわたしが。

何せ乗ったアトラクションも、前述の”スプラッシュ・マウンテン”以外は”ホーンテッド・マンション”、そしてまさかの”キャプテンEO”しか記憶にございませんもの…!

一体あれはいつの事だったのか。今おぼろげな記憶をたどって調べてみましたら1989年だそうで…ってかれこれ四半世紀どころか30年以上前!((((;゚Д゚))))

時折、熱狂的なディズニーファンにその話をすると『ええっ?!ディズニーシー行ったことないの?!』『デートどうしてたの!?』と、矢継ぎ早に質問を受けるか、”異教徒よ…!”と、相容れない者と対峙した時のように絶句されるのが常。

ああ、シー?ねえよ!!デート?んなもん今も昔もねえよほっとけ!!万一あったとて、好きこのんで浦安の巨大ネズミにゃ用などねーわ、週末の夕暮れ以降の東京都心部か横浜が出陣すべきわが戦場だ!(←あのぅ…デートじゃないんですか…?)ええ、そういう人生も確かにあるんスよ(微笑)。

…前置きが長くなりました。こんな恥の多い人生(©治)を開陳している場合ではない、本題本題!

わたしはレトロなサンリオグッズにからきし目がありません。特に赤いリボンにオーバーオール姿、初期の”ハローキティ”が大っ好き♡!理由などありません。あの色使い、あのフォント、あのキャラデザイン、何もかもが愛らしい!!!絶対的・正義!!!\(^o^)/

百貨店に入っているサンリオショップの前を通りかかる時、自分の子供世代の女児に紛れてついつい大人買いしたくなり”いっけね…!今日はラルフのニット買いにデパートへ来たんだった…”と、すんでのところで正気に戻り棚に戻す、と。

そんな古傷がうずきまくる、わたしの心を存分に癒してくれるバイブルが偶然にも見つかりました:

www.graphicsha.co.jp

書店で表紙を目視した瞬間、わたしは1冊2,200円のご本をためらうことなく手元の買い物カゴにイン。藤沢周平の文庫本5~6冊とコレ2冊。レジ係の書店員さんも”なんだこのチョイス…”とさぞ訝しんだに違いありません。あ、見ちゃいないって?そう願うよマジで。

正直わたしは90年代までのキャラクターしか知らないのだけど、この表紙は往年の信者を確実に一撃必殺、仕留めに来ているでしょう…(サンリオさん、重ね重ね物騒なたとえでサーセン)!

ていうか…まじでお布施…じゃなかった、購入して良かった。ヤサグレまくった中年女は”かーわうぃーい♡!”、”これ!アタシ!集めてたー♡!”などなど、歓喜の絶叫を連発。

当時の”いちご新聞”の誌面記事も紹介していたり、なななナント!歴代のキャラクターも全網羅。『このキャラクター!なつかしーー!!』卒倒モノだよ本当。

これをバイブルと言わずして、一体何をバイブルと言うのだ??ええ、これ完全にサンリオを信仰する原理主義者の発言ですね。

何がキュンと来るって、キャラだけではなく、”家族やお友達にやさしくね”、”毎日元気でたのしくね”、そんな心の在り方を”いちご新聞”紙面では一所懸命に全国のメイン女児+男児へ向けて発信していたことも大いにありましょう。

その当時は深く考えず”そうだネー”なんてつらつら読んでいた女児の成れの果て(=わたしのことだ!)を少々反省しつつも、VIVA・サンリオ\(^o^)/!サンリオ万歳!!\(^o^)/

直近のキャラは時代に沿ったちょっとデジタル感を感じるデザインや、ダークな雰囲気をも感じさせるものまで散見。願わくば、清く正しく美しく!原点回帰をお願いしたい…と切に願う敬虔な信者なのでした。

…最後にわが自慢を謹んでここに披露いたします(笑)。えーわたくしですね…小学2年生の時に”いちご新聞”へ友人と合作の超力作イラストを投稿し、まんまと採用されたんです\(^o^)/

編集部から記念のステッカーが友人の分とそれぞれ送られて来た際、ポストを見た時の感動。そして紙面でそれを目にした時の恍惚よ☆!どちらも取っておけば良かった…と激しく後悔しつつ、わが熱狂ぶりのほどがおわかりになったかと存じます(笑)。

ああ…サンリオへ就職した方が良かったのかしらん…そうわたしが口にしますと、現在のわが性格を知る人々は口を揃えて『その性格で採用されるとでも?』と。ったく失礼しちゃうよね!←いやいやよく言うわ\(^o^)/