SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

どこんちも御代替わりってことなんスね

何の因果か、日をおかずして昭和の女893…否、謹んで訂正、女傑こと数子&ジャッキーが黄泉の国へと旅立たれました。

忘れもしない20年ほど前。就職してすぐの職場で、直属の女性上司(当時Over40)がわたしにだけ一切口を利かない(!)という、ちょっとしたカオスがわが配属先での日々だったのです。当方、胸に手を当てまくるも思い当たる節など皆無。あ、未だにわからないままですから(笑)!

ある日、休憩室でテーブルに突っ伏しながら『一体何だってあのババア…つかアタシのバイオリズム一体どうなってんのマジで!?』とシャウトするわたしに、少し年上の同僚が小さな冊子を片手にわたしの生年月日を尋ねて来たのです。突っ伏しながらそれに答えるわたし。

すると『アラフォーちゃん(※注:当時は押しも押されもせぬ、うら若き20歳そこそこでございました\(^o^)/)!大変!今思いっきり大殺界だよ!!』と。

『…ふぁ?だいさっかい…?』と顔を上げたわたしに、『これ!単なる占いじゃないから!読んでみなよ』と六星占術の本を差し出してきたのです。ご本の表紙には、パステルカラーのファッションに身を包み、ソフトフォーカス仕様で撮影された細木数子大先生の神々しきお姿が。

”うっわ濃いめのビジュアル…”と薄笑いでパラパラっと読んでみたほんの数分後、わたしは大声でこう叫びました。

『大変だ!この本にはアタシのことが書いてある!!』(おーのー…orz)そこに記されていたのは絶不調のバイオリズム、そして対策方法。帰り道に文字通り書店へと買いに走ったのは、皆の会話の端々に『〇〇星人マイナス』とか話題にのぼる数年前の事だったのでした。

もともと占い好きの性分ゆえ、それからしばらくの間はゲン担ぎ状態で、毎年毎年小さな冊子を買い求めていたものです。

また、バカでかい宝石を身につけているひとや、いわゆるコスチュームジュエリーを見かけるたび『うっわ見た今の!?細木数子かと思った!』、『ねーこれ数子入ってる?』だとか、ゴージャスかつ独特なファッションセンスも親しい友人の間では共通認識に(笑)。

数年前には娘さんにお代替わりされていて”あらま、ご隠居なさったの?でもやっぱり数子じゃないとイマイチパンチ効いてないんだよね~”と書店で思っていたら、このたびの訃報でなんとまぁ!

(嗚呼…在りし日の大先生のお写真もきっちり表紙に掲載されていてよ!):

こちらの一冊により、あん時の大殺界、乗り越えられましたよ…!その節はありがとうございました、数子(敬称略)のおかげだよマジで。

…話は変わりましてジャッキーです。99歳だったのね、大往生だよなー。とりあえずジャッキーのお隣で各種媒体に頻出されていた秘書さんが、回顧録だのなんだのでこれから大忙しでしょうね。

っつーかきわめて素朴な疑問、挙手していーすか?ハイ、許可なしに続けます(笑)♡

この先の寂庵ってば、前述の彼女が切り盛りするのでしょうかね。そもそもジャッキーという業深き海千山千の尼さんが人生の辛苦、あれやこれやを面白おかしく語るからして人々はそこへ集ったのであって、正直若輩者のお話にニーズは…??せいぜい彼女のファン的な存在の方々が新規獲得層といったところか。

何せ、かねてから”ジャッキーのご寵愛っぷりはまぁお好きにどうぞー♡で良いとしても、一体なんだって彼女が一端のエッセイストっつーか文化人的に、ジャッキーの名代を片っ端から勤めまくってらしたワケ…??”と個人的な謎で仕方なかったもので。

そりゃジャッキーが自らの秘書さんを登場人物モデルにしたご著書すら出されたからに違いないのでしょうね。にしても…なっかなかのメディア露出っぷりでいらして(笑)。

数年前、お二方の往復書筒??交換日記←((((;゚Д゚))))??的な単行本を書店で見かけた時も、ほんの怖いもの見たさで立ち読みを試みる…やいなや、”ちょっ…これ、正味の話(®横山やっさん)スか?!”、”担当編集者さんが気ぃ利かせて軽く脚色とかなさってないんだよね…?!”と、瞬く間に体感温度マイナス10度ぐらいになり、震える手で陳列棚に戻した者でございますから他意など毛頭なくてよ☆!

でもかつてジャッキーの『恋ってね、雷に打たれてしまったようなものだからもう仕方ないのよネー』みたいなコメントには”さっすが恋愛至上主義ー!”と思わされたのもまた事実。

切った貼ったすったもんだ系の実話、事実は小説よりも奇なりってフレーズを地で行かれてましたものね。わたしってば、全く恋愛に生きるタイプじゃなかったんだなー、失礼しやしたー!と自己認識を改めるキッカケになりました(笑)。

ジャッキー男性のお好みのタイプがショーケン海老蔵貴乃花親方とか札付きワケあり系ってのもこれまたウケました(ちったぁ清原とASKAあたりも入れてやってほしかったもんだよ!笑)。人間あの域になると何も怖くない、世の中に対して何でも思った通りの事を発言できるんだな、って思うと羨ましくすらなったものです(笑)。

…キャラ濃いめの方々がこの世から去られるのはある意味で一抹の寂しさが漂うものですね。本当にやっさん早すぎたよー。って結局やっぱり着地そこ(笑)!?!四半世紀前だっつーの!!

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