NOスウェットパンツ、NOライフ
春夏秋冬四六時中、スウェットパンツが大好きでたまりません。現に只今も絶賛着用中。
まさにSO WHAT?的突然の愛の告白ながら、わたしのワードローブからかつてあれほど愛していたデニムパンツ=ジーンズというものが一切消え失せたのはスウェットの台頭に他なりません。
もちろんトップスのスウェット自体も好きです。かつてのパーカーことフーディー(あ、こう称したいだけ\(^o^)/!)、それもフロントジップの有無でまた異なる印象ですし、裏起毛の有無で着用シーズンも変わる、と。
けれども、スウェットパンツの万能さには勝てやしません。暑い日も寒い日も、足元がエアフォースワンやエアマックスあたりのお決まりド定番だけでなく、ルブタンやジミーチュウあたりのフラットのハズシであれど、何でもOK。これぞオールラウンダーだわ…☆彡こよなく愛しております。
かつて高級ホテルのラウンジでお茶をする際、デニムパンツを履いて出かける娘に『本来デニムは作業着!よろしくないわねーっ』と眉をひそめていた我が家の年配者たちも、いよいよスウェットパンツ着用と聞いて卒倒寸前・白目。
わたしなんてトップスはきちんとしたお洋服を着てるもん、足元だってお高めフラットだし全然いい方だよ☆!連れの友など堂々のナイキ黒上下ですからね。
そう告げれば『なななナイキ上下であのホテル…だけどもアイツならやりかねんな…』『よく出禁にならないわね…時代は流れたってワケね…』と、遠い目。
わたし的にスウェット界・西の横綱はJAMES PERSE、東の横綱はユニクロでしょうか:
西の横綱・ジェームスパースはボトムスがちょいタイトな気配ゆえ、西海岸はマリブあたりの風土、そしてかの地の国民性であれば”ええ、わたくしプリケツの持ち主ですが何か?どうぞどうぞ♪”ともなりましょうが、生粋の島国育ちにゃーちとアピールの度が過ぎるかと。うっかり油断したサイズミスが致命傷になりかねません。ま、せいぜい下着の線に気をつけましょうね、ぐらいの生暖かい目で見守られることを謹んでお勧めいたします。
んで地味な盲点。意外に地厚で乾きづらいのよ。お洗濯後の外干しには時間を要しますんでね。
…かたや東の横綱ことユニクロ。春夏と秋冬でスウェット内側のボア有無を変えてバンバン着倒しまくり、愛用しまくっております:
…が、わたくし今年はひそかに、けれども大いに落胆しておりましてよ…WHYなぜに(©YAZAWA)、今季のボアスウェットパンツってば、こんなにシルエットがだぼーーーっとモッサリしているのだ!?!((((;゚Д゚))))
去年までヘタすりゃLサイズでもいいかなーぐらい思ってたのに(丈問題)、今年はシルエット問題によりSだよS!全体的にもうちょいパターン絞って頂戴!特に膝回り…!
ヒートテック素材の利用も大いに結構なことですが、親の仇ばりに何もここまでモッサリさせなくてもよろしかろうよ…何せ必要であれば我々は御社のヒートテックレギンスを下に仕込んだり、いかようにも調整できるわけであってだな…。
個人的には去年までのシュッとしたシルエットに戻してほしいッス…(涙)。じゃないとガチのアウトドア感がそこはかとなく漂いまくり過ぎて、ちょっとステキなホテルのレストランになど立ち寄り不可です。困ったもんだわ。今日も今日とてそのパンツを着用しながら嘆くわたし。
…あ、超余談ですがこの手のラフっちゃラフないでたちで都心のホテル、しかも平日のランチタイムピーク後に食事へ行くと、周囲の卓のおじさま方が『外務省が…』、『だから与党がだな…』とか、小市民的にひっじょーぅに興味深いトピックを結構なデシベル数をもって、次々と豪快にお話になられている場面にしばしば出くわす率・高し。
仕立ての良いスーツをお召しの皆様、きっとやんごとなきお立場なのでしょう。もちろんスーパー機密事項は閉ざされた個室において協議に入られるのが今も昔も世の常で、大したトピックではないのでありましょうが、まーぁ面白いのなんのって。
先方は、隣の卓=スウェット姿で主に知人同士の男女関係のもつれなどを食後のデザートを前にキャピピと話し続けている、若者なんだか歳いってんだか謎の男女ら(アタイらの事だっつーのよ!)を警戒していらっしゃる気配など、完全に皆無。
だというのに、件の上下ナイキ民は腹話術でわたしにこう打ち明けました。
『ここから見て向かいの紺色のスーツの人、経団連の…』、『前回の株主総会では…』
はい、スウェットパンツは自らもストレスフリーなだけでなく、ひとの警戒心を解く魔法のお衣装なんですね♡…ってんなわけない\(^o^)/!
…話が飛びましたが何卒ご容赦を。とにもかくにもユニクロ社のボアスウェットパンツ、どうかシルエットが細身に戻りますように…(祈)☆彡