SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

くしくもドラゴンイヤーなんだわね今年は…(嗚咽)!

毎週水曜、夜7時。わたしたち兄弟はテレビの前に母親共々(!)スタンバイ。

印象的なイントロが流れるやいなや『はじまったぞーっ!!!』と、激しく狭い家だっつーのに尋常ならざるデシベル数でシャウトしていたのです:

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途中のCMは”はごろもフーズ”だったのがサブリミナル効果ばりに記憶されております。それがドラゴンボール(DB)のアニメ放映開始当時=40年近く前になる我が家のウィークリー・一大イベントでした。

初期オブ初期ってちょっと中華圏的・エキゾチックな雰囲気のカワイイ世界観。そこをスタートして、ふくふくと丸くて小さくて愛らしい悟空が、ドラゴン見たさの(っていうかブルマの思惑にまんまと…!)旅に駆り出されるのですね。

当時はまだまだ、やれ地球を救うだとかこの一発で宇宙を吹き飛ばすだとか、そんな壮大なスケールからは遠くかけ離れていて(笑)、大冒険の域を出ていなかったと思います。

バーサス・レッドリボン軍や殺し屋・桃白白(タオパイパイってこう表記するんですね…!)戦では”悟空ーっ!頑張れーっ負けるなーっ!”って本気で思ったり、天下一武道会でピッコロ大魔王が出て来た日ゃー当時のちびっ子、夢でうなされかねない文字通りフルボッコ連発の死闘で両の手に汗にぎりまくり。

ああ我ながらヒネておらず愛らしい子供時代であったことよ…(と、しておく)。

んで満月の日にゃ大猿に変身しがちな前述の愛らしい主人公には、あれよあれよと子供が生まれ、あれよあれよと物語の舞台が宇宙規模になったかと思ったら髪の色が金髪に逆立っちゃったりすわ一大事…!

魔人ブウだの人造人間が出て来たぐらいでわたし的にピークアウト。最近のキャラクターやストーリー展開は存じ上げません。

しかしながら、ナメック星編ときたら…(震)!とにかく至高☆であり、かの地でのあれやこれやの名場面の数々ときたら至宝たり得る☆!と絶対的に信じています。

社会人になってからも、幾多の飲み会・数多の初対面。わたしときたら『ねー?ドラゴンボールの登場人物だと誰が一番好きー?』と老若男女、なんなら国籍不問で聞きまくり(笑)。みんな意外な推しがいたりするから盛り上がるのなんのって。ドラゴンボールのおかげでどれだけ楽しい卓になったことか…!

そんな強火愛を遺憾なく発揮しておりましたわたくしですもの。取りつかれたように幾度の断捨離を経たって、ドラゴンボールのウェア類は廃棄していないほどですからね(ドヤ)!!!:

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加えてドラクエ!!\(^o^)/ダメ押しですよ。己の血肉どころか、もはやDNAに鳥山明先生の作品が組み込まれてるんじゃないか?と信じている当時のちびっ子は、決してわたしだけではございますまい。

…ですので、わたしがこのたびの訃報に接した際、あの鳥山明先生のことだとはとっさに結びつきませんでした。冗談抜きで。もちろん字面こそ読めてるんだけれど”…え?どなたか同姓同名の方がお亡くなりになったんだなー”みたいな(真顔)。

・・・・・・・・・・言葉がないです・・・・・・・・・・

すぎやまこういち先生の際にはザオリクを連発で唱えようとして、このたびは7つのドラゴンボールを集めて神龍にお願い事をしようとしている、シビアすぎる現実を生きながらも先生が紡ぎ出した世界をパラレルワールド扱いしてしまいそうなほど、かの世界観をこよなく愛しまくっている、わたしのような当時のちびっ子が世界中にいるんです。

くしくもドラゴンイヤーに先生が天に召されたというのも、天のお取り計らいと感じずにはいられないよ。きっと神龍の背に乗っていらっしゃるのでしょうね。あ、カリン塔の上にいらっしゃるとか♡?そんなふうに考えれば、ちょっとはショックも和らぐよ。

もし近日中、街中…いやなんならオフィス街でドラゴンボールのウェアを着用で平然と歩いている中年婦人をお見かけになりましたら、それ、わたしだと思ってくださいませ(真顔)。わたしなりの、でも心からの哀悼の意につき外野のヤジは一切受け付けかねますがあしからず(再び真顔!)。