お楽しみクラブ活動
前回はチクチクチクチク小姑根性丸出し・まさしくSO WHATなブログを書いてしまったので、ちょっとお気楽な趣味ネタに走ります。
現在の見た目とは裏腹にクラブミュージック全般が好みです。中学生の頃にavex traxの洗礼を浴びまくって、ああ早く大人になってクラビングしたーい!と地方都市で思いながら各種コンピレーションCDを聴いて過ごしました。
高校生になってめでたくクラブ活動をスタートさせたものの、近所でちょろちょろそれっぽい場所へ行くなんてまっぴらゴメン(なんでもまずは形から入るタイプ)、高校生パーティーもたいがい面白くない。やっぱり大人がいる場所へ背伸びして行ってナンボね!と、やれ六本木渋谷だ横浜だと西へ東へよくもまあ元気に転がり回ったものです。
当時まだ大江戸線が開通する直前で、六本木からの麻布十番方面へクラブのハシゴする場合は徒歩移動。google mapもない時代に厚底サンダル(赤面)や謎のヒールもなんのその。一体どうやってお小遣い捻出していたんだろう。
なぜか十番よりも西麻布エリアの方が大人の遊ぶ場所でなんだか近寄れない!と勝手に思い込んでいて、憧れの場所でした。
…さてここで一言。
クラブってナンパされに行くんでしょう?ってクラブ活動しない大半の人は思うはず。
答えは断じて否。わたしや周りにいる親しい女友達は、オタク気質全開なのもあって、ひたすら音楽目当てで誰かが来日する時だとか、たまたま遊びに行った時に運良くセンスの良い選曲をするDJと出会えたら、次はそれが目的でクラブへと向かうのですね。
だけどそれでも異性が話しかけて来るでしょう、って?来ないんですわ(キッパリ)。
話しかけて来るとしても同好会の情報交換の域で”このDJ他の箱だとどこで何曜に回してるか知ってますか”とか”いつ来ると盛り上がるんすか”とか、いいとこ共通の趣味仲間にはなれそうな雰囲気・大です。
ナンパ目的?お持ち帰り??えーわたしにとってはまるで別世界のお話です今も昔も。
なので謎の偏見をお持ちの方とは、ぜひどこかのクラブで現地集合したいものです。まぁその手の方はそもそもご興味がなくいらっしゃらないでしょうけれどね!
今週末は高校生の時から大ファンだったDJ HASEBEが回す!と聞きつけ、おそらくごった返すであろう新木場へと行くつもりです。隣には各ジャンル音楽のセンスがおそろしく合い、他愛ないおしゃべりしたりしながら踊って楽しく夜を過ごせる女友達が。
彼女と向かう道中、首都高ではDJ HASEBEの他には何を聴きながら向かおうかなぁ。
この一曲目を聴きたいがためだけにCDを買ったからこれもいいかな:
MONDO GROSSO / One Temperature
この曲を聴くたびになぜだかとても懐かしい気持ちになるのです。
まだクラブに行くっていう事自体にドキドキしていた日々が蘇ってくるような。90’sのエッセンスが感じられるからでしょうか。
音楽ってすごいなぁと思います。昔聴いていた曲の場合だと、一瞬にしてその頃に戻ったような感覚になれたり、その当時まだ知り合っていなかった友達とも”この頃ってあなたはどこで誰と何してたの?わたしの場合はね…”っておしゃべりに花が咲きます。
そして同じ音楽を愛するという共通点で、年齢性別国籍職業などなど…こうして思いつくかぎりのカテゴリーをたやすく超えた同好の士にも巡り合えるのです。
音楽が好きっていいなぁ…と心からHAPPYな気分になれる、ある種の特権のひとつです。