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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

パラレルワールド・それは東京下町の夏祭り

今週末、某業界内ではそのお名前を知らない方はいない…のに誰に対しても全く飾らない素敵なビッグボス・Y田さんのお誘いで東京下町のお祭りへ行ってまいりました。

わたしにはリスケ不可の予定があったため、夕方過ぎに現地へ。到着するやいなや、地下鉄の駅から上へあがるとお神輿の掛け声が聞こえてきます。

声が聞こえる方向へと進んでいくと…いたー!お神輿!Y田さんはどこ?!と目を凝らすと沿道にはわが友・Kたそがスタンバイ。あまりの暑さで半裸状態(…)のわたしとは対照的に浴衣を涼しげにかわいく着てるよ!!画像UPしたいぐらいお似合いよ!!

似合う似合うとワーワー大声でほめまくるわたしに『いや、日本人なら誰でも似合うっしょ』とお愛想ゼロのKたそ。ちょっとさーわたしって本当に思った事しか口にしないの知ってるでしょ!※注:過去に浴衣姿を”上野の西郷どん”と家族に大笑いされた人間・談

それにしたってお神輿やその周辺にいらっしゃる地元の皆様方。老若男女問わず渋い色のハッピにダボシャツ姿がとーっても格好いい事この上ない。おまけにお神輿を担いでいる方々は終了間際、ちょっとしたトランス状態に。ねぇ…一体どうなっちゃってるのこれ!?!

わたしの”!?!?!”感はこの後さらに”!!!!!”になるのです。

Y田さんがお神輿を担ぎ終えた後、夜の下町界隈をわたしとKたそにご案内頂ける事に。お神輿が出る神社へと徒歩で向かいます。

道中『えっとね、地元の人たちはもう家の前でテーブル出したりゴザ敷いて飲んでるから』とY田さん。『へーそうなんですかー♪』なんて軽くお返事…していたのですが。

路地を一本入ると、まさしくその画がそこかしこに。商店や個人邸の前には神社の提灯が掲げられ、その前にはご一族が集ってわいわい楽しそうに飲み食いしているのです。

その地域は大きな幹線道路が走り、高層ビルが連なる近代的なエリアであるのにもかかわらず、路地はまるっきり古き良き昭和。『ここってパラレルワールドですよね?!』と思わずY田さんに問うてしまいます。

目的地の神社へ近付けば近付くほど、そのパラレルワールド感はさらに色濃くなります。彼らからしたら”えっ?こんなの毎年同じだから驚かれてもねぇ!”という感じでしょうが、下町のお祭りを知らずに40年近く生きてきた者からしたら、老若男女が揃いのハッピやら浴衣やらを着なれた様子でごくごく自然に着こなす姿はTHE・江戸。特によぼよぼのおじいちゃんの浴衣姿なんてこれぞ粋!最高にかっこいい!!

夜の神社へ向かうと、沢山の人たちが境内をびっしりと埋め尽くしています。最前列は宮司さんだけでなく例の揃いの浴衣姿の皆様がずらり。

『今ちょうど、神様をお神輿におろしている儀式の前だね』とY田さん。偶然ながらわたしたちも境内の隅で参列させて頂く事に。

じきに『カメラのフラッシュと撮影は厳禁っ!』『消灯っ!』と最前列から大きな張りのある声が飛びます。消灯後は沢山の人たちが境内にいるのにもかかわらず、とても静謐。一陣の風が吹くだけで”もしかしたら神様が今ここにいらしたのかも”と思うほどの雰囲気なのです。

無事儀式が終わり、神社の周りを散策しながら『あーわたしもハッピ着たい!ここに嫁ぐしかなさそうだわ!』『んー確かにハッピ似合いそうだけど…相手どうすんの』『まずはKたそがんばってよ』などとハイテンションな会話をしながらY田さん行きつけのバーへ向かいます。

入店そうそうにバー店主も『お神輿担いだ後だから今日はいっさい料理作らないし、一般営業しない』と宣言。差し入れの焼き鳥やらお漬物やらをつまみに乾杯。

そこからはわれわれ共通の趣味こと音楽の話。

以前われわれの唯一神・TKこと小室哲哉さんがDJした夜に、この3人で一緒にクラブ活動したご縁でもあり『TKは引退を即時撤回すべし』『天才の彼にとって色恋は創作活動の燃料なのだから』『そもそも女癖が今に始まった話ではないわけで』などなどおいしい飲み物片手にのっけから小室さん愛・スパーク。

途中Y田さんとKたそがメタルやらパンクやら、常人のわたしには魔法の呪文にしか思えないジャンルの話題をウィンブルドン勝戦ばりのラリー。好きなバンドからインスパイアされたという若かりし頃のY田さんのロン毛写真を見せて頂いたり、パラレルワールドでの夏の一夜はかくして更けていったのでした。

Y田さんありがとうございました!Kたそ、帰りの電車でYOUもてっきり寝てると思いきや起こしてくれてさすが!おかげで命拾いしたよ!笑