地下鉄に乗っていたある時、座席で気持ちよーくウトウトしていた時の事。
途中、若い男性車掌さんの声でアナウンスがあった…かと思いきや、直後、同じ方が突如めちゃくちゃ早口(?)の英語でのアナウンスを始めた模様。
”すごいなー、いよいよ五輪対策に本腰だぁね…”とぼんやり寝ぼけた頭でわたしが思ったのもつかの間、次から次へとその車掌さんは激しくド早口(?)な英語でのアナウンスを繰り出すのです。
『えー只今前の電車がつかえております、〇△□△□〇…!』、『間もなく〇〇駅、ドアの前で立ち止まらないようにご協力をお願い致します、〇△□△□〇…!』※記号表記個所は英語とお考え下さい
”…ふぇっ?!ちょっ…今…一体なんと…!?”と惰眠から完全覚醒。そこから耳を澄ますと、普段よりも妙にちょいっちょいアナウンスが多いような気が。そしてもれなく超音速の英語(?)アナウンスもついてくる。
うがった考え方だと思われても致し方ないのですが、”ははーん”と中年女はその声色から察するに、自分よりも相当若いであろう車掌さんの彼に思いを馳せました。
”あらー彼、もしかして英語がお得意で自信があって、会社で英語の車内アナウンスもやろうねって話になった時、きっと盛大に上司からほめられたりしたのでしょうね♡”と。
まさにワールドカップラグビー開催中でもあるし、いたるところで海外からの観光客であろう方をお見掛けする今日この頃、大変素晴らしい事だと思うのです。
…た、た、たださぁ…懐かしのtwistaのラップもかくやの超高速アナウンス×ありとあらゆる語尾が巻き舌で…しょーじき自分、なにゆってんのかまるでわかんないっす…!orz
なんと早口ラップでギネス保持者!twistaさん(現在のお姿は謎):
www.youtube.comwww.youtube.com別に”いかにもそれっぽく”話す必要はこの場合は何らないからして、聞き取りやすくゆっくりとアナウンスしてくれたら尚ありがたいのになぁ、と思ったことでした。
そしてわたしは、ハタと思い当たったのです。
”最近、独特の口調でアナウンスする車掌さんって…いなくない?!”
独特の口調…そう、Overアラフォー世代の皆様方にはすぐにピンとおわかりの事でしょう。
『ドア閉まります』を『ダァーしゃりゃぇす』、『かーけーこーみー乗車はっ、おやめくだせぇ』と抑揚をつけたダミ声でのアナウンス。あれですよ、あれ!\(^o^)/
確かにあれは純正島国育ちのわたしにだって超難解リスニングであったからして、外国人観光客にとっては完全なるトリッキーな呪文とみなされていたことでしょう。
それが今や電車のアナウンスも自動音声だったり、ドアの上に見やすく数カ国語でのモニター表示が出る時代ですもの、あの手のアナウンスを耳にしなくなるわけですよねー。
嗚呼、昭和は遠くなりにけり…。中川家の車掌ネタでもみて懐かしむことにしますよ、わたしゃ…