ALL I NEED IS A DAYOFF
おぼろげな記憶ながら、クリス・ペプラーさんが”この曲が大好き”という趣旨のコメントをなさっていたのが頭の片隅にあります。
確か震災後のことで”否が応でも自粛ムードの中でこんな時に何をしたら少しばかりの気分転換になるのだろうか。この曲を聴きながらひとり車を走らせて、少しでも気持ちを…”と仰っていたような記憶です。
”何っ!?Underworldの”TWO MONTHS OFFですって?!”ペプラーさん!わが同志よ!”と勝手に心の中でガッチリ握手したもので:
この曲が収録されているCDだって、処分できなくて未だ手元に所持という:
確か何かのCMに使われていたんじゃないかなー。何せ今となっては信じられませんが、当時は西へ東へ遊び行脚で忙しく、家にまったくいなかったためテレビを観ていなかったのです。
毎回この曲を聴くと、美しい青空、その遠く彼方へ心がふわーーーっと飛んでいくような高揚感に包まれます。
ちょっと疲れたな、元気リチャージしたいな、とかフルパワーの気力出し切るまでもういっちょ!という踏ん張りどころだったり、理不尽な悔しさ、やりきれない思いなど、社会の構成員としてどうしたって溜まってしまう心の澱は銀河系のブラックホールに飛ばして、代わりに空高くから美しく輝く降ってくるような気(イメージね、イメージ)でリチャージされたい!という時、これを聴いて落ち込む理由がどこにも見当たらないのです(笑)。
秀逸なのはタイトルではないでしょうか。2ヶ月とは日本の勤め人にとっていささか難しくても(嗚呼…)、休暇中に聴いてもまたオツなもの。
久々にこの曲をリピートして聴いていると、自宅のラップトップの前から大気圏ぐらいまでトリップしてきたような気分になります。こんな状況下でせめて気持ちだけでもこんな感じでいたいなぁ。あらためて音楽とは、われわれ人類にとってものすごく大きな存在であることよ。←あ、宇宙へ飛ばされてきたのでスケールでかめな目線なんです\(^o^)/
そして今のわたしに最も必要なのは、高濃度ビタミンCサプリメントでもこの春新作の日焼け止めでもなく、なーーーんもしないオフなんじゃないの!?!と。1日休むかな。