すでにI MISS沖縄
沖縄から戻って来てから、気のせいか沖縄づいていて何だか嬉しい気分です。
お昼時、ふと”もう一回沖縄そばを食べて来たかったなー”と思って街を歩けば、新しくできた店先に”沖縄そばあります”の文字。
通勤時の満員電車の中で”あぁ…そう言えば沖縄のひとから『東京では道でわざとぶつかる人がいるってニュースで見たけれど信じられないさ、本当?』と聞かれたなぁ…少しでも穏やかな気持ちでいられますように…”と思っていたら、隣に乗って来た男女カップル(?)が共に沖縄出身のようでずーーーっと『帰省が楽しみ』と話しているのです。うっかり『わたし!おとといまで沖縄にいたんですよ!』とカットインしそうに(自重いたしましたが)。
もう、頭の中は沖縄一色!激ハイテンション!なわが脳内BGMは終始、沖縄が生んだスーパースターこと安室奈美恵御大。
あの58号線を30年前の小学生が毎日徒歩でアクターズスクールまでレッスンに通っていたとは。そんな彼女のブレイクまでの苦労、そして大ブレイク後の悲劇、一度鳴りをひそめた…かのように見えた後での華麗なる復活、大人気の中での引退…というドラマを思うだけで目頭が熱く…。
…でも、御大だけではないんですよ沖縄は。以前もここで書き綴りましたが、かの地にはわたし的にニュージェネレーションのスターがいるのです!
lab619.hatenablog.com彼女のアルバムを聴いて”やっぱりいいっ!”と。自分の車で沖縄本島を南北に走るかの地の大動脈、58号線沿いを走るような気持ちになれます。
かえすがえすも、やっぱりこれがIntroかOutroで収録されていて欲しかったなぁ…
www.youtube.com…さてそんな沖縄です。美しい大自然、独特の風習、さまざまにミックスされた文化。
唯一無二の場所だけれど、ご年配の方には心の奥底に悲しい記憶があるのです。誰にでも。そして彼ら彼女らの子供、孫に語って聞かせる方もいれば、それすらしないまま天に召される方もいる。
現在の美しい海岸沿いから、悲しさは微塵も感じられません。だけれど、照らす光が強ければ強いほどその陰が濃くなるように、陽気さの一方では深い陰もある。そのぐらいは知っていてもいいのでは、とわたしは思います。だからこそ、何事においてもニュートラルなスタンスでありたいなとも。
あの蛍光がかったような慶良間諸島の海の色を思い出しつつ、すでに沖縄での日々を恋しく思いながら過ごしている今日この頃です。