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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

いわゆる”繊細さん”疑惑

”二束三文で客から買い叩いたのをそのままゼロ2つぐらい増やして売りやがって!”とご立腹の声がほうぼうから聞こえてくる、某Bックオフへと読み終えた本の山を売りに出かけました。

個人的には”んまーこんなもんだよね、売り払った総額もゴミ袋1枚分ぐらいにはなるんじゃん?”と、わりと悠長に構えてアコギな値段設定を気にしていない者。っていうか極度のITオンチ人間なので、メルカリなどやりようがないのでねぇ…(微笑)。

で、売り払って”お!今回は新刊多かったから割と高く取ったじゃないの♬”などと思いながらいくばくかの現金を手にし、帰りがけに店内をウロつくが最後。何だかんだでまーた買っちゃうのですね。っとにいいカモだよ我ながら…!

まんまと購入してしまった本のうち、結構なお値段がしたのに(これぞブックオフ商法よ!)その日のうちに読了したのがこちら: 

繊細さん…!!!これまでここに書き連ねた日記を読み返す限り、わたしゃ真逆で鋼、もはやオリハルコン製のハートを持った人間かもしれない…とすら思う時も、思われる時も。

ところがこの夏、久しぶりに話した親しい友人数名から『かなり繊細だからね』『本当に敏感なんだよね』と個々に、全く別々のタイミングで言われたのです。

それで”こりゃ読まにゃ!なんせ繊細って言われたもんね\(^o^)/”と、内心浮かれて(←この時点でお察しだよ…)パラパラ中をめくりもせずに即・かごの中へとイン。

帰宅後さっそくグイグイ読み進めながら、確かに”音には割と敏感かも!”とか”イライラしてる人を察知する!”とか『あー♡わかるわかるー!これアタシのことだわーぁ!』(アノぉー…繊細なんですよね…?)と、自分がヒットするチェック項目こそいくつかあったのですね。

だ、だけれども…肝心かなめの解決法…正直載ってないような…?最後の最後”逃げる”ってあったけれども…その前段階の対処法は”気にしない”とか、”(周囲を)3回に2回無視する”とかで、いやいやいやいや。それができりゃーとっくに繊細さんじゃねーわな!こっちがガンシカトしたって絡んでくるヤカラが存在するんだってば!ウッカリ手にしていた本を宙に投げたくなったもの※ご本は大切に扱いましょう♡

たとえば繊細さんの仕事の選び方のコツは”やりたいこと、好きなこと、気持ちよく働けて苦じゃない仕事”この三つの観点から選ぶ、とあるのです。おっしゃることはよーーーくわかり、うなずきまくり。なんだけど、えーっと…そんなことって実現できるのかしらん…?

何せ自らの特性や職種ぐらいまではある程度絞れたとしても、自分の周りの人たちや環境だなんて…正直入るまでわからなくない?そんなん先に把握できてれば古今東西、何も繊細さんだけに限らず、世の中ここまで職場における怨嗟を訴える人間などだいぶ減るのでは…と思ってしまったのです。

何せ同じ社内でも配属によっても天と地だわよ。血の雨を覚悟して飛び込んだら地獄で仏!っていう前世ではだいぶ徳を積み上げてたんだね、的な逆パターンも実際ありますし、一発勝負の宝くじ引くようなものッスよ。

ご自身も”繊細さん”だと仰る著者の方が大変ソフトに、非常にわかりやすくやさしい口調で、愛らしい挿絵も随所に入れつつ記してくださっているというのに、だんだんと『あのさー?!苦じゃない仕事っつったらね?わたしの場合は自分が好きな限られた相手とだけ商売する超強気な自営業か、家賃収入ぐらいしかねーんですわ…その他大勢とは一切話さなくていいお職だけじゃ、食いぶち稼げねーんだわ!んなんおちおち友達と外食もできやしないわ、各種ヲタ活に課金すらできなくなるわでストレスたまる一方だっつーの!』などと、非常に心苦しくも次から次へとどんどんアグレッシブになる感想しか沸き出て来ず、われながらほとほと困りました。

読了するやいなや『ちょっとこの本読んでみて!わたしの事だと思うんだけど仕事選びとか解決法が見当たらない!』と家族に訴えると『そうねぇ…”繊細さん”とひとくくりに言っても、もしかすると割といろんなジャンルがあるのかも、ねぇ…』と目を見ず困惑コメント。

一番良いのがゴーイングマイ・ウェイを通せて、とにかく己のタスクを集中して粛々とこなす仕事を選択することでありましょう。仕事なのだからして、それで食い扶持稼げればいいんだよね。うーん、繊細さんはつらいよ…!と頭抱えた読了後。

悪意を感じさせない言動をするひとは除き(このタイプにはあっさり・さっぱり・はっきりとその場で笑顔で率直に伝えるのが双方にとって良いかと♡)、ストレスになっている対象には最低限のマナーとして挨拶だけきちんとしつつ、基本こちらからは関わらない。万一何か恣意的なものを感じる言動をされた場合、完全無視か同じことをする二択がよろしいんじゃないか…との答えを導き出した次第です。

…と、ここまで書いて、過去に友人と話した解決法?気の持ちよう??を記しておいたのを思い出しました: 

lab619.hatenablog.com

この備忘録を記してから1年近く経つけれど、異議なし!\(^o^)/

っつーかわたくしの場合ですね、最終的にはここにたどり着くんだわよやっぱりね:

  • 個人的には到底許しがたい理不尽な目に遭ったら、その相手の両目を見ながら(←ここ最重要)直ちに対象者の頭からジョッキの生ビールをゆっくりかけて、無言で遺憾の意(もれなくプラスアルファも♡)をバッチバチに伝えてやるぐらいの気持ちで常々いる

※これぐらいの腹くくった気持ちでいればたいがいの事は大丈夫♡

”ストレスになる人間とは同じ土俵に上がらない”っていうスマートなかわし方ももちろんありましょうや。けれども、世の心優しき繊細さんたちを怒らせたらおっかないよ、って事実が広まればいいなぁ…と柄にもなく真剣に思ったのでした。…え?果たしてわたしが”繊細さん”なのかどうか?今のところ謎のままっすね。ええ。