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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

すぎやまこういち先生ーーーっ!!!

繰り返しになりますが、声を大にしていくらでもエンドレスリピさせて頂く所存。わたくしドラクエをこよなく愛しております。特にドラクエ5ときたら…!シリーズ中でもっとも思い入れが強く、親子三代での敵討ちという壮大なストーリーも至高。

lab619.hatenablog.com

さて先週のある日。ふと”すぎやまこういち先生…”とあたかも天啓のごとく脳裏によぎり、ググってみたのです。公式HPには先生のプロフィールだけでなく、先生が御用達のお店やら、お写真掲載の数々。ファンといたしましては思わず破顔一笑

…と、そこに”コンサート情報”という欄が。クリックして目に飛び込んで来たのがちょうど次の日曜に比較的アクセスが便利な東京郊外での開催で、おまけにわたしが愛してやまないドラクエ5とは!!!

http://sugimania.com/image/concert/2018/2018_12_09/2018_1209m_1.jpg

”これは何を差し置いてでも行くっきゃないね…”とその場で残席ごくわずかなS席を光の速さで購入手続き完了。ああ大人になるって、自分のお金を自由に使えるって最高…!

当日。浮かれた調子で最寄り駅から会場のホールへといそいそと歩きます。意外にも歩く距離があって、車で来れば良かったよ…と思いつつも、ダンジョンのごとく迷いようがありません。何せ周囲の方々も間違いなくドラクエコンサート目当て。ビアンカとかフローラがその辺をぞろぞろ歩いてたもん←大嘘もたいがいにしましょう

そんな客層を見てみますと、やはりアラフォーと思しきわがご同輩が圧倒的多数。もっと上の世代の方々もちらほら。同性どうしで終始早口でドラクエ愛をしゃべり倒している熱量高めのドラクエ信者、視線を絡ませドラクエ5ネタを語らうカップル(久々に心から羨望!)、そしてわたしのように単独で来ている男女猛者もなかなかの多さで”筋金入りってこういう事よね…♡”と内心自己弁護。

…いよいよ開演直前。舞台上では新日本フィルハーモニー交響楽団のオーケストラの方々が音出しとか準備を始めていて、それだけでさらなる興奮が高まってドキドキしてきます。ほどなくして指揮者の方が現れ、拍手の後で会場は水を打ったような静けさに。

そこから例のあれですよ、あれ(※注:”序曲のマーチ”です)、ファンファーレが鳴り響きました。四半世紀夢にまでみた生演奏、もうそれだけで大感激の涙。ハンカチで目頭を押さえるより舞台の上を見ていたかったので、手に持っていたマスクを装着し涙涙。←公演後、両目の際に入れたアイラインがほぼ流れ落ちてマスクのふちについていた事をこの時のわたしは知る由もない

同じように感極まっていた方々も沢山いらしたのか、タオルで目を押さえていたり、控えめにすすり上げている方・場内多数。

オーケストラの方々は、子供の頃は”全員大人だなー”と当たり前ですが思っていたのに、アラフォーの今、よくよく見渡してみますとわたしと同年代であろう、エッジの効いたオシャレな雰囲気の方もいらしたり、もっと若いんじゃないかと思われる方々も。もちろんベテラン感を醸し出された方も多々お見受け。皆さんそれぞれ”自分はこういう人間です”と物言わぬ個性が立ちのぼっているようにわたしには感じられ、それもものすごーく良かった。

その後はお城やら街やら、パパス(←あ、主人公のお父さんです。つい世間の常識のように…失礼失礼)思い出の地のBGMの数々を生演奏。戦闘シーンやボス戦、魔王の音楽はプレイ中と同様に手に汗握るド迫力でしたし、まほうのじゅうたん、船やら天空城の優雅な音楽では目を閉じてうっとり。結婚前夜の切なく甘いBGMやら、結婚ワルツやらこれでもか!という程にDQ5の世界を堪能しまくり。

最後に割れんばかりの拍手というのを久々に体感。

嬉しいアンコールは”この道わが旅”、最後の一曲は”そして伝説へ…”!会場がどよめいた珠玉の名曲(当然わたしも思わず声を上げたひとり)、何たる粋な計らいでしょう!

公演後は、受難の歴史をサバイブし自分の幸せをつかみ、世に平和をもたらしたドラクエ5の主人公よろしく、冗談抜きで活力がみなぎるよう。好きな音楽の力の偉大さを全身に感じつつ、両の頬を紅潮させたまま会場を後にしたのでした。