SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

2019年晩夏・SO WHAT備忘ダイアリー

お盆前半日記を書いてから今日まで、まばたき一回だったような気分です…! 

lab619.hatenablog.com大した事など何らしてないのにどうかと我ながら思いつつ、備忘録を自分のために残しておくことにいたします。 

■2019年8月お盆過ぎ・某日

どこかの中年(←はい出た!)が、夏の暑さのせいなのか、それともデフォルトなのか(なんとなく後者のような気もしておりますが…)狂気に満ち満ちた言動を高速道路で盛大にヤラカシた報道を目にする。被害者の方も、ひとまずは逮捕されて安心していることでしょう。

逮捕前の報道を目にして呆れていた時、まさかよもや、一緒にいたあの女性があれほど高齢だったとは!とおののいたのはわたしだけではありますまい。

正気とは到底思えない言動を公道で盛大にカマしておきながら、逮捕されるときの往生際…!香ばしいにも程がある。捜査員の方々『いーから黙ってろ』と後頭部ひっぱたきたかっただろうなぁ(職務であるため微塵も思ってらっしゃいませんって?!大変失礼いたしました!!)。

いい歳した大人がコレって…もう日本はダメなのかもしれない…と憂国の一言を思い浮かべていたところ、ガラケーBBAなる言葉を見聞きし”それ完っ全わたし該当者なんですけど?!?”と白目むきまくり。

よりにもよってガラケーユーザーかよ!!!orz

ニュースのコメント欄を見ていた時も”そもそも一体なぜこの時代にガラケーなのか聞きたいwww”とか書かれていて『んなん安くて使い慣れてて便利だからだよっ!』とPCを前に叫ぶも、むなしくこだましたのであった。

こりゃあわたしの隠語はガラケーBBAで決まりだわな…だってもし逆の立場だったら、もれなくそう呼んで嘲笑しますもの(笑)。でも愛用の機種が壊れるまでは使い続ける意思に変わりはございませんのでね。はい。

■2019年8月お盆過ぎ・某日

お気に入りのサンダルを履いて出勤。途中の駅で右の足元に妙な感触。見てみると、サンダルの底部分が甲の部分のパーツと剥離している!!!!!

”こんな漫画みたいなこと実際に起きていいワケッ?!”と心底驚きながらも、ひとりでワーワー騒ぐわけにはいかず(当たり前だ)職場のデスクに着くまではこのまま…と覚悟を決める。

いやしかし生き恥さらしましたわ。オフィス街を歩くわたしの足元からは、カラーンコローンと、鬼太郎のゲタのような音が聞こえてくるではありませんか。一反もめんを呼びだして、自分のデスクまで運んでもらいたかったよ…。

幸いなことに職場には置き靴があったので、事なきを得る。修理に出すもあの悲劇を思い出してしまい、履けないまま。

■2019年8月お盆過ぎ・某日

出勤時、職場のビルのエレベーターでアルバイトの男子大学生と同じになる。特に何も目立った特徴もなくごくごくベーシックな大学生、みたいな印象の彼に『就職どうすんのー』とか『テレビ局とか代理店いいじゃんー、憧れてたよー』と適当に(←嗚呼…)会話をする。

その後、デスクでメールチェックなどしていたらその若者がデスクにやって来る。

何か探し物でもしているのかと思えば、唐突に『僕、今朝までアラフォーさんの事は本当に怖いなと思ってました』

『………あのぅ………?』とかろうじて理性を保ったまま返答すると『怖いなと思ってたんですけど、実は優しいんだなと今朝のエレベーターでわかりました!お話してみなければわかりませんね!』と一方的にまくしたてる若者。

『そりゃあ良かったわ、ネ…』微笑とともにお答えしつつ”本人にそれを言ってのける愚鈍さ!テレビ局や代理店だなんてとんでもねーよ!就職自体あぶねーわなこりゃ”と地獄の門番のような気分でラテを流し込む。

つーか今まで何ら怒っちゃいないのに!管理職でもないし、ただフツーにOL生活しているだけで若者が怖がっていたなんて…!これが独身40女というものなのだろうか。わたしも遠くまで来たもんだわい。←いやちったぁ反省しろ\(^o^)/

■2019年8月お盆過ぎ・某日

スクランチをしていたら、過去同僚だった知人から”これってアラフォー?”と画像添付のメール受信。何事かと開いてみると、1年前の同僚と集った時の写真が添付されており驚愕。”出席者のわたしですら持ってない写真をどうやって…?”と問うと、”○○さんのFacebookにあったよ”と。

うっわーーー出た!!!ヒマな中年!!!載せる方も載せる方だし、見る方も見る方だよ。社交的だぁね…。つーか何か趣味でも作れよ…。そもそも、他人ひとりだけの写真を、勝手に載せるのが現代のスタンダードなの?!万一わたしもその手のSNS利用者だったらタグ付けとかされるんでしょう!?心の底から”到底自分にはできた芸当ではない…”と自分の選択は正しかったのだと実感。

果たして現代は便利になったのか、余計な厄介事が増えたのか。

■2019年8月お盆過ぎ・某日

件のあおり運転・逮捕劇の話などしつつ、”日本はいつからこうなったんだ…”とネイルサロンで両手両足のお手入れをしてもらいながら、ネイリストさんと真剣に話し込んだのがこの前日。

この日は用事があり、普段は使わない路線で帰宅。

終電近い電車で混雑している中、近くから『やってやんぞコラ!おう?!』『テメ―降りろ!』などと物騒な声が聞こえて来るので”あらら?花火大会帰りのヤンキッシュな若者同士、マブい女をめぐる闘い勃発かしら?”と目を向けてみると、白髪混じり頭のサラリーマンが、隣の席に座っているハゲ散らかしたアキバ風のアラフォーリーマンに起立してメンチ切りのまっ最中。

どうやら隣同士の席で、肘が当たったの当たらないので白髪リーマンがアキバリーマンにおかんむりの模様。アキバも適当に謝っておけばいいのに『あああ当たってないし!』と完全応戦中。彼にどうしても謝らせたい白髪リーマンはさらなるヒートアップ。

思わず額に手を当て”はぁぁぁぁぁ…”と深ーい溜息を人知れずつく。この民度。21世紀の先進国でこんな有様、一体誰が予想したでしょうか。世も末とはこの事だよ…。

…と、アキバの隣に座って眠っていたアラサ―サラリーマンがさりげなく”席スイッチしましょう”とアキバに手で示す。メシア降臨…!きっと彼は職場でも仕事ができ、上からも下からもさぞ頼りにされているに違いない!!

リーマンは御礼もそこそこに(←つーかちゃんと言えよ!こういう所だっつーんだよ!ボケ!)即座に席をスイッチし避難、寝たふり(←こういうヤツは一回痛い目見ないとわからないのか?!とわれわれ周囲の目は同じことを語っていた)。

ガンギレ中・白髪リーマンの次の生贄はメシアことアラサ―リーマンに…?!と一同が固唾をのんで見守る中、なんと白髪リーマンは相好を崩して若者に『感心したぜ!』『男だな!』『今日は会社でさー』などと超絶どうでもいいヨタ話・スタート。

せっかく寝ていたのを中年の諍いにより起こされて、眠そうにしていたアラサ―の若者はリュックを抱えて『いえいえ』『そっスか』などとさり気なく感じ良く相槌を打っていて、わたしは絶賛の盛大なるスタンディングオベーション!当然心の中で、ではございますが(爆)!

…で、下車駅に。もしメシアも降りるならば『なかなかできませんよ!ご立派でした!』と声をかけようと本気で思っていたら(こういう所ね、アラフォーBBAの本領発揮でっせ)事もあろうに白髪リーマンが下車…する前に、メシアを通り越して寝たふり続行中のアキバリーマンの前に立ち『まだ終わってねーよ、降りろよお前』、『俺がお前の降りる駅まで行ってやるよ、そこで決着付けようぜ』などと決闘の申し込み(!)。

アキバリーマン、この期に及んで『は、はぁ?やってねーし』とモゴモゴ。隣のメシアは両目を閉じて天を仰いでいるという…。

…そんなカオスを横目に、メシアことアラサ―若者サラリーマンに”お疲れさん、きっと良い事あるからね!”と心の中で語りかけ下車。

どっちもどっちだわなー。降りた駅のホームでまたしても世界のMISHIMAもかくやの憂国

白髪頭リーマンはパッと見、フツーのサラリーマン風情だったのが”普段どんだけストレス抱えてんのよ?!”と驚かされた。アキバリーマンも”当方こう見えて腕に覚えあり、たとえ返り討ちにしても文句はございませんね?”みたいな例外でなければ、適当に謝っておきゃーいいのに。

いずれにしたって、ちょうど74年前の今頃、焦土の中で涙を流しつつもそこから全てをやり直していたひとたちが望み、夢に見ていた21世紀の未来ではないことは確かでありましょう。

秋の虫が鳴き始めた晩夏の夜更けにぼんやりそんな事を考えつつ、この夏の終わりが近づいているのを感じていた一夜。