SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

SO WHATなお盆・前半日記

祝・お盆休みの到来\(^o^)/

金曜の終業間際、西日が射しこむ窓の外を眺めながら(←お仕事しましょう)うれしさいっぱい・日々のローテンションはどこへやら、パワー全開。これで齢・40だっつーから我ながらどうかと思いますわ、本当に…。

完全なる”だからどうした”オチ皆無・お盆の週末日記をつけておくことにいたします。

■8/9(金)

この日の夜は仕事帰りに気の置けないひとたちと飲茶を食べに行く!と決めていたので、お昼は温玉乗せサラダ・スープ・おにぎりの代わりにゆで卵。デザートもりんごとヨーグルトにして並々ならぬ気合い十分。

若者から『アラフォーさん、めちゃくちゃ楽しそうっすね…』と言われるほどの笑顔で足取り軽く、いい大人が軽くスキップ状態でオフィスを後に。

心底尊敬する元上司(とは言えまさかの年下!)+元同僚・現在は友達みたいな気の置けないひとと久しぶりに再会し、二人がビジネストークをする間で『エビ蒸し餃子、追加で三人分くださーい♡』とオーダーを入れるわたし。いつもの光景ですのでふたりも何ら気になさらないわね。

デザートまでお腹はじけそうになるまで堪能した後、元上司はオフィスへ戻り(嗚呼…)、元同僚はゴルフ帰りだから車でお店まで来た、というのでありがたーく送ってもらう事に。…が、パーキングで予期せぬ光景。バカでかい左ハンドルの車に一般庶民のイチOLは開いた口がふさがらない。普段、彼には思いっきりタメぐち常用なのに『左ハンドルなのに運転お上手ネ…』とか『アイルトン・セナの再来かと思ったわぁ…』などと、途端にお上品な車内と化し、ゲンキンすぎる己には吹き出しそうになる。

無事帰宅して”しっかしあの車は一体…?”とググってみると、両目が飛び出たまま腰抜かしそうになるスーパーカー。こりゃあ車好きの友人・Kたそに報告せにゃあ!と思いながら就寝。

■8/10(土)

目覚めた瞬間ブラックコーヒーにギ―を溶かして飲み干し、ワークアウトへ向かう(何か食べないと!)。帯状疱疹の影響ゆえ未だ軽いメニューながらも、昨日の油たっぷり飲茶はこれでチャラになったわ!と信じ込む事に。

ワークアウトを終え、どこかに出かける気になど到底なれない暑さ。昨日の話もしたかったので友人・KたそにTELするも、外出中との事。そこで久々に読みたくなった大好き(誰からも聞かれちゃいないがルックスも♡!)な芥川龍之介作品集を読み始める…も、いつの間にかお昼寝ZZZ

…すると、滅多にならないガラケーから呼び出し音が!友人・Kたそからの『電話くれたー?』との折り返しであった。『どっか行かない?』と誘ってみると『今夜は予定ないからいいよー部屋着のままで行くよ!』と愛車でビューンと我が家へピックアップに。

そのまま久々にカラオケへ。『avex世代としては、いっちょお浜の歌でも入れとくかー』『だね、まさかの”M”って松浦だったとは…』『せめて勝人っしょ』と軽口を叩きながら平成ソングしばり。

普段は朝まで歌い続ける我々も、この日は早々にカラオケを切り上げてアイスを食べに行く事に。ブルーシールが食べたい!気分だけでも沖縄へ!とブルーシールへ車をカッ飛ばして向かう:

www.blueseal.co.jp無事おいしいアイスにありつけ、今度はしょっぱいものが食べたい!とわたしが訴えたため、急遽マックのポテトを求めて移動。楽しくおしゃべりしながら『夏の夜って感じだねー!』『楽しいねー!』と特別なことなど何もしていないのに、思い出に残るお出かけに。

■8/11(日)

起床し、ふたたびワークアウトへ。二の腕よりもその付け根(脇の周辺)の肉が気になる…どうやったらこれをカリッとさせられるのであろうか。

…午後帰宅するとちょうど戦争の番組をやっていて、珍しくテレビにくぎ付け。特に戦争孤児だったご年配の方々が、上野の街に立って涙を流していた姿にはもう…。74年が経とうとも彼ら、彼女らは強烈な当時の記憶の上に日々を積み重ねてきた今日なのだな、と胸が締め付けられる思いに。

しっかし浮浪児って…当時、他に言い方なかったもんかね…。戦争で身内を失い、流れ流れて上野界隈に住みついていた子供たちを蔑んだ当時のひとたち、せいぜいあの世で苦しめばいいよ!と憤りのあまり地獄の門番気分に。誰だって好きこのんで両親や家族を失ったわけではないでしょう、ちょっと考えればわかりそうなものなのに。でも哀しいかな、大人も子供も生きるか死ぬか、食うか食われるかの極限状態下において、普通は自分の事しか考えられないのも厳然たる事実なのでしょう。

孤児が送り込まれた施設で暮らしていた事を未だ家族にも隠し続けるご年配の方の心中は、決してそのすべてをわたしたちが理解する事など到底できないでしょう。ただ、匿名であろうともご自身のつらい実体験、胸のうちをたとえ少しであってもどうか後世に残しておいて頂けたらと切に感じました。何せそう遠くない将来、戦争経験者が誰もいない世の中になってしまうのだから。

…ちょうどその時間帯の裏番組が、大家族のお母さんのその後…みたいな企画で”…つーかわざとコレぶつけてきてるんじゃないよね…?”と心底ガックリ。世間には子だくさんでパートナーを時折チェンジするひとがいて、大家族としてテレビに取り上げられているんだなーとはなんとなく知っていたけれど、この手の存在には微塵も興味がないもので。CMの間、一瞬でもチャンネル変えた自分のうかつさを後悔。普段わりとよく見ている”ザ・ノンフィクション”、今回限りはセンスなさすぎ。つーか何、この方って芸能人なの?!マジで誰得?!っとに日本は平和だよ…。

前日寝落ちしてしまった芥川を途中まで読みつつ就寝。 

羅生門 蜘蛛の糸 杜子春外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)

羅生門 蜘蛛の糸 杜子春外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)

 

やっぱり”杜子春”と”蜘蛛の糸”が昔から特に好き。子供でも読みやすくて示唆に富んでいるので、きっと情操教育にも良いんじゃないか…とわが子などいない立場ながら思いつつ、両目を閉じる。