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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

全方位モテ・覇王をみた真夏の夜

ふとした場面で、老若男女問わず知らない人と会話するタイプでしょうか。わたしの場合は、こよなく愛する魂のふるさと・沖縄の地以外では否。その答え合わせは最後にいたしましょう。

…わたしの周りには”覇王”・”女帝”と勝手に称しているほどの全方位モテ体質男女が、若干名ながら確かに存在します。彼らを傍から見ていて思ったことを書き留めておいたのですが:

lab619.hatenablog.com

lab619.hatenablog.com今になって読み返してみますと、想像以上にモテ無縁人間のひがみ?!と行間からダダ漏れしまくりの書きぶりながら、それも事実ゆえ誇張も卑下もなしで粛々とまいりましょう。

…そんなモテ無双っぷりを遺憾なく発揮する通称・覇王と、若さゆえ今は王の風格こそないものの、その片鱗が見え隠れしおねーさん的には将来が楽しみ♡な、若者かわいこちゃん男子と共に連れ立って飲みに出かけた夜のこと。

涼しかった梅雨明け直後、蒸し暑さでどうにかなりそうな繁華街で待ち合わせ。

まずは覇王と電話で(わたしがLINEやってない人間なもので…)『どこにいるー?あ、見えた―』『えーどこどこー?』とやり取りしながら再会したその瞬間…!真夏の繁華街のド真ん中でわたし、一瞬フリーズした後、軽く後ずさりかけました。

◆その日の覇王のいでたち:白ポロシャツ×白短パン×白スニーカー×謎のショルダーバッグ(※くれぐれも注:すべてノーブランド=モードファッションとしての意図は皆無)

◆続いて当方:暑さ回避を最優先・黒のノースリーブオールインワン×黒のサンダル×かご

この暑さのせいですっかり放念しておりましたよ、覇王の常人ならざるナナメ右上を行くファッションセンスを。だって…白黒で連れ立って歩くわたしら…芸人ですか?!?\(^o^)/ちょっとやめてくんないかなー!?と盛大なツッコミ入れそうになりつつ、覇王は涼しい顔でアルカイックスマイル。瑣末な事にゃー頓着ゼロ、これこそモテ覇王の余裕でっしゃろなー(って、ファッションセンスは決して瑣末な問題ではない!と個人的には長年声を大にして主張しているのですが…!)。

焼鳥屋に入店し、しばらくするとかわいこちゃん若者が到着。彼は水色のシャツに明るい紺のパンツ、手にはパンツとセットのジャケットに手ぶら。あーこれですよこれ!男性は手ぶら!大層好ましいいでたち!と、ひとまず白黒漫才衣装からは脱し、安堵のわたし。

…で、近況報告に花を咲かせつつおいしく飲み食いをし、二軒目へ。

若者から突如『僕の家がここから近いので、良かったらぜひ寄って行って下さい』とうれしすぎる申し出がありました。

『決して早い時間ではないけれど問題ないの?』『はい、学生時代の友人もしょっちゅう遊びに来ていますし、家族の部屋は離れてますので』という彼の言葉を信じてありがたーく向かった先で、わたしはその日二回目の心底仰天をしたのです(あ、一度目のそれは覇王のトンチキないでたちです!)。

立地からある程度の想像はしていたけれど、瀟洒な大豪邸(できることならばGoogle Mapのストリートビューでお見せしたいぐらいよ!)の前で『ここです、どうぞ中へ』と若者。嗚呼一度でいいからわたしも言ってみたいもんだわ…こりゃ来世に賭けるっきゃないよ…(祈)!

まさしくおっかなびっくりお邪魔した大豪邸のリビング…と称すより、そこには大広間・ドドン。なんなら”飛天の間”みたいなイメージが近い気すらしました。そこでお茶を飲みながら彼らのモテ報告が始まり、途中からはソファの上に正座して拝聴する羽目に。

よろしいですか?数回、ヘタすりゃ1度会ったきりの女性から♡マーク連発のLINEなど、常時モテる彼らにとっちゃーほんのご挨拶代わりなわけですね。

彼女らは一番盛れた自らの写真の数々をガンガン送って来ていたのですが、それぞれ示し合わせたかのように、水着着用っすよ水着!イコール半裸!こりゃあけっして季節柄だけではありますまいよ。

他にもパンチの効いたメッセージは”私との事、はっきりしてよ”、”一緒に住もうよ”、”子供の父親になってほしいなー”………HOLY F**K………この手のメガトン級なメッセージををたかだか一度や二度会った人間に送るサイコな(←あ、つい本音が!)思考回路。脳内構造どうなってるワケ…?

それを時には無視、時には江頭2:50(!)のLINEスタンプひとつだけを打ち返し、さばきにさばきまくり・凄腕×二名。

『エガちゃん?!センス良すぎ!だって狙っている男性から江頭のスタンプ送られてきたらフツーはあきらめるじゃん!?』と爆笑するわたしに『いや、この手のタイプは撤収しないんだよね…』と、あたかもお天気を話すかのごとく平然と語る二名。

『つーか一体どこで出会うんだよ』と問うてみますと(←すれっからし度・∞)これまた驚愕。

『え?この人はコンビニで買い物してたら話しかけられた』、『確か仕事帰り、地下鉄を降りた時に出口を尋ねて来た』

”コンビニ…?地下鉄の駅…?ちょっと何を言ってるのかわかんないんだけど…?”わたしは卒倒しそうになりつつも”まだ若いのに…ボーイハントにこれほどの体当たり戦カマすとは…すごい情熱…!”と、己が早々に狩り場を完全離脱したことをあらためて感じました。

そして、予期せぬドラマはこの後も。大豪邸からおいとました覇王とわたしが駅へ向かい、わたしが電車に乗ると、覇王からのメール受信。

…いわく、彼が乗る地下鉄は終電が行った直後。出口へUターンすると、付近にいた若者女子が駆け寄り『あーん電車終わっちゃってるー困ったなー♡あの、○○駅までタクりませんかぁー♡』と覇王に話しかけて来たのだそう。

覇王『あ、いいすよ』いいのかい!!!\(^o^)/

…と、赤の他人と駅まで10分のショートトリップをなさったのだ、とか。わたしゃ”てかもうさーモテ指南本の原稿そろそろ書きなよ、売れるんじゃん”と返信いたしましたね。はい。

いいですか、モテを目論む皆様、ここですよ!テストに必ず出ます!!!

  • 赤の他人から話しかけられてもシカトなど論外。誰とでも話す。
  • そして何か誘われたら何があろうと絶対にお返事はYES一択。
  • 常時微笑を絶やさず、街中で困っている人がいたらすすんで話しかける。
  • アウトフィットはトンチキでも可。むしろそれが異性を安心させる効果も。

上記を心がけているだけで、貴方も全方位モテ猛者に一歩ずつ近づくことでしょう。

えっ?万年独り者の自分をまずどうにかしろって?いやいや、わたくし物心ついたときから全方位ではなくニッチなターゲット狙いなもので…好みの殿方には自分からいきますし♡

『そんなんで失敗続きの40年だろう!寝言もたいがいにしろ!』と友人一同からの声が聞こえて来るような…。幻聴…?連日の酷暑のせいですよね、きっと。

そしてこれだけは最後に。ファッションセンスは修正不可の場合が多いです。はい。