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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

子供にとっての語り部か稲川淳二か

昔から特に子供好きなわけではないけれど、比較的子供に懐かれやすいようです。

彼ら/彼女らの親御さん(=わが家族や友人)によると『それは子供側がアラフォー(わたしの事)を同等だとみなしているからだね』と揃って口にするという衝撃の事実\(^o^)/

そういえば飼い犬にも、わたしが一番下の立場だという態度を誰がどう見たって、超あからさまに取られまくり。普通に接しているだけなのに…むしろ愛情たっぷりなのに…おっかしーなー。

…そんな空回りに回りまくったアラフォー独身女ですが、自分が子供の頃ってこんな感じだったっけなぁ、子供と話すと新鮮で面白いなぁと心から思う時が多々あります。

それは甥姪と話していた時です。比較的素直な甥はさておき、下の姪はとんでもないワル。三文芝居を巧みに演じるお涙頂戴・旅芸人状態でもあり、一族での最年少をいいことに、何かっちゃーワガママ言いまくり。ヤツには家族一同手を焼いているのです。

伯母とて”いかん、さほど知性も感じさせないしこりゃあ思春期グレ地獄への最短ルートだわ!”と女児の行く末を危惧。ここはアタシの出番だね…いっちょカマすか!、と大きく出ました。

ある日二人と話していた時、家の外でサイレンが聞こえて来た時の事。

ここぞとばかり『シーッ、ちょっと待って…!』と唐突に静かにするよう命じたわたし。子供たちは『えーっ?一体どうしたワケー??』と自分らと同類である伯母を注視。

わたし『ねぇ今聞こえなかった…?廊下でカサカサカサって足音…!』※以下の発言、すべて真顔

子供ら『…え?聞こえなかったけど…』

わたし『やばいな…UFOから八本足の宇宙人がとうとう見回りに来てるかもしれないな…』※同

子供ら『えっ?!?ゆーふぉー??うちゅうじん…??』

わたし『そうだよ…!宇宙人って誰が何を言ったかカウントしてて、クリスマス前になると悪いことした子供から宇宙へ連れて行きたがるんだからね…』

子供ら『…!!!連れていかれたら…おうちに帰って来れるの…??』

わたし『んーどうだろうねぇぇ…?もしラッキーで帰って来れる場合も、パパやママやみーんなの記憶から、連れ去られた子供の記憶は全て消えてなくなってるんだってよ…ってことは…?』

子供ら『か………帰る場所がない………((((;゚Д゚))))(顔面蒼白)!!!』

わたし『良くわかったじゃん、そうなるよねぇぇ…毎日元気におりこうさんしてないとって事だよねぇぇ…』

…甥姪はこの後、ガタガタ震え上がり”ここらでいっちょシメとくか”と、本来わがターゲットであった姪など、想像しただけで『パパとママに知らない子って思われるー!どうしようー!』とビービー号泣、嗚咽。

娘の泣き声を聞きつけた彼女の両親は”すわ何事?!ケガでもしたのか?!”と文字通りその場に飛んで来て、涙にむせぶ娘から事情聴取。

伯母(Over40)を『ちょっとなんて事してくれちゃってんの?!』『脅すにも限度ってものがありまして…』『つーか貴様は稲川淳二気取りか?!』とガチド詰め、いいおとなのわたしの方が軽く涙目…orz

…しかし、こんな一度の失敗でめげる(?)職業婦人ではございません。

ある時など逆上がりができないと嘆く甥に『ねぇ…忍者って知ってる?』と問い『うん、知ってるよ!』と予想通りの反応を確認。その隣には姪もおります。

『ここだけの話だけど…今のふたりと同じぐらいの年齢の子供だった頃ね…わたし、実は忍者だったの※同

子供ら(眼の色が変わる)『っっっ!!!すごい!!!誰が技を教えてくれたの?!?』

わたし『大じじ(※彼らにとっての曽祖父、わたしにとっての祖父)だよー今は杖をついていてよぼよぼのおじいちゃんだけど、昔はいつも忍者の服かお着物を着てたんだからね』※注:祖父はKENZO愛好者でございました\(^o^)/爆

子供ら『かっこよすぎる!!空をムササビみたいに飛んだりした?!』、『手裏剣は難しい!?』

わたし『そんなの朝飯前だよ?夜中に空中でダンッ!って宙返りしてたし、昼間だって池や湖の上もフツーに走りまくってたけど気付かれなかったぐらいだもん』

子供ら『!!!忍者にはどうやったらなれるの!?!』

わたし『そうだねー、とりあえず逆上がりは絶対できなくちゃダメかも。ある日突然ね、夜寝てると枕元に忍者から誘いが来るの。選ばれた子供だけだから秘密なんだよ

…その夜、彼らの両親から『子供たちが逆上がりとか運動に妙に興味を示し出して…』、『まーた何かヨタ話とか入れ知恵したんじゃないだろうね…?』と問い詰められましたが、容疑者(40)は終始しらを切り通しましたよね、はい。

だって家族にひとりぐらい、こういう謎の人がいたっていいよね、と思うのです。何せわたしが子供の頃、両親以外に面白い話やゲームを一緒にできる相手で、時に甘やかしてもくれるような存在のおとながいて欲しかったなーって強烈に思っていた記憶があるもので☆彡

子供に妙に懐かれるのだって、もしかしたらそれはわたしが彼らを必要以上に子供扱いしないからかもしれません。←そのわりには下に見られやすい件\(^o^)/

この手のお話が通じる限りは続けたる!と超勝手に語り部気分でいるものです。