あまりにも唐突ですが”隙がないとモテないよ”的な神話(?)、あれ一体なんなんすかね。
こちとら万年独身者につき時間だけはたっぷりあるもので、この緊急事態下の日本で、不要不急の思案に至ったわけです。とほほほほ…。
週末わたしが読んだ本は大人気ヒーラー、yujiさんのご著書:
愛らしくわかりやすい挿絵と、yujiさんのあのtwistaもかくやの(ゆーても若者はご存知ないであろう”あの人は今?!”ラッパーね)超音速・ウィスパリングボイスが本から立ちのぼってきそうで、すらすらと読みやすい一冊。いつ読んでも毎回”そっかー”と腑に落ちるフレーズがあるので、定期的に手に取っているのです。
…それで、なぜ”隙がある”問題に思いを馳せたかと申しますと、このご本の中で”好きなこと”に関する記述があって、ベッドに寝そべりながら『好きなことかぁ……好きなことねぇ……そもそも好きって何だろう……』とボンヤリ考えつつ読み進めていたとき、”あ、好きって言えば!!”と天啓のごとく思い至ったのでした。
パタリと本を閉じ、ベッドから身を起こしてわたしが真っ先に思ったこと。
それは過去に『あなたには隙がない(から老若男女からモテないんだ)よ』と仰った相手、老若男女問わずわたし誰一人好きじゃなかったという、きわめてシンプルな原則…!って皆さんご存知だったんですか(爆)?!?
だってよくよく考えてみますと、若い頃から妙な見栄張ったりするタイプではなかったもので、最低限のマナーとTPOはわきまえつつも、基本的にはわりと誰に対しても自分の気持ちに偽らざることなく接してきた自負がございます。
その良し悪しはいったん置かせていただいて、ゆえに好きじゃない相手から強制的に賜る各種ご高説に対峙する際は、アルカイックスマイルで適度な相槌なんて打ちつつも”…っとに何度も同じヨタ話繰り返すのか、長っげーなー”とか”今日のお昼はひさびさ天ざる蕎麦にすっか”だとか、気持ちは上の空どころかもはや大気圏外だったわけですね。
ましてやアルコールが入る場であれば惨劇の館と化す前に!と、席を移動。すみやかに先方の視界から消え去っていた。でも、そうはいかない場合”そろそろお話、終えよっか♡”とドでかい体躯から態度ににじみ出ていたのかもしれぬ。すると決まって泥酔手前・ご高説の後半、〆にこうくるのです。『あなたね、そんな隙がないから(異性に愛されないのだ)よ』と。
『???ふぇ???』とか言いつつ大気圏外から精一杯微笑み返していた(つもり)だったのですが、一体何のこと?と長年の謎でした。その場でわたしが『ヤーンうっそぉー♡』とかとか言いつつ、発言者の肩でもかるーく叩けばアッハッハ、大団円…なのだろうか…???いやいやいや否だろう。サービス料金発生するもんね←そういう問題じゃなかろうよ\(^o^)/
…と、この”隙≒好き”原理をたまたま頼れる気の置けない友人・K代さんに報告したところ『アラフォーちゃん…それって世の真理で、わりと周知の事実では…』と、我々の会話において時折見られる展開に。受話器の向こうあなたの声胸が痛い…(©TRY ME)。
『そりゃ好きじゃない人に隙見せても…ねぇ?』と麗しい声で”世の真理というより皆知ってるんじゃないかなぁ”とわたしの話を聞きながら優しく諭してくれて、目から鱗どころか瞼ごと落っこちそうでした。ええ。
両の瞼をわたしがボットボト落とした後、話題は昔好きだったタイプのひとからいわゆる”色気”問題に移行。K代さん、わたしのヨタ話に毎度お付き合いくださり感謝しております(笑)!そのエピソードはわたし自身の備忘を兼ねて追々!←ヨタ話シリーズ化やめろ\(^o^)/