なけるぜ(byレオン・S・ケネディー)
果たして、かつてこれほどまでに秀逸な和訳があったでしょうか。”バイオハザード”の日本語字幕で時折レオンが口にするのが表題のセリフ。
”バイオハザード”シリーズは、超初期のプレステ版をワーキャー叫びつつ、たとえキャラが脚引きずった瀕死寸前であろうとも、どうにか自力でクリアできた!のが未だこの胸に燦然と輝く、わが誇りのひとつ:
現在になって振り返れば、初代プレステなんてかなり粗い画像だったのに、20年以上前の当時は”ななな…なんてリアルで怖いのぉおーっ?!”と、プレイ中に叫び出しそうになっていたもの(っていうか実際ぎゃーぎゃー叫びまくっていた\(^o^)/笑)。特に洋館事件やら警察署やら、ヒタヒタ追い回されて逃げつつ戦う感はまさしく”サバイバル・ホラー”の神髄かと今だに確信。
あのムービー仕立てが、さらに物語に入り込めて良いのです。と同時に、”うっわムービー切り替わっちゃった…こりゃあ次に何か”来る”ってことだわな…弾は残り何発?グリーンハーブあったっけ??”なんて身構えたりもしていましたっけ。
不意打ちのリッカー襲来だとか、クリリンさん(※注:ドラゴンボールの準主役・気のいいアイツ…ではなく、ネメシス)が壁を突き破って自分の目の前に!とかそっちにもさんざん驚かされたものですが。
…それで、先日ふとAmazon Primeビデオのラインナップを見ていたら、観たことのない画、そしてタイトルのバイオ映画があったのです。今まで知らなかったよ!!アナウンスされていたの?!ノーチェックにもほどがありましたわ:
ええ、ええ…!即観ましたとも!!これぞバイオ\(^o^)/っていうか、ネタバレになるのでここでは詳細を述べる事を極力控えたい所存ではありますが、映画化って最初からこのパターン、精巧なグラフィックで良かったんじゃない…??と思ってしまったのもまた事実。
ミラ・ジョヴォヴィッチの美しさが救いだった実写版って、もちろんゲームのファンゆえ映画館へ観に足を運び続けましたが、話の展開がちょーっとゲームと映画でズレてくるのよねー。
何せわたしら(って皆様のお気持ちとは異なるのかしらん…)、ラクーンシティ出身ってことで夜露死苦!と、かの街を改造大型バイクで暴走したくなるほどの地元愛の持ち主ですから。
上に貼った該当2作品のコメント欄は、そんな地元愛♡に満ち満ちたバイオファンのコメントが秀逸です。特に”DAMNATION”の方には”リッカーさん”と、かの赤く舌の長い化け物に敬称を付ける方まで(理由は映画を観ればわかります♪)。いやいや完全同意だわ!とPC画面にハイタッチしたくなり、お腹抱えてわたしはひとり盛大に笑いました!
…笑いまくっただけではありません。レオンが地下道をヒタヒタ歩く場面とか、出ました!おなじみの地下駐車場(ゾンビ犬が現れがちなアレな…おかげでわたしは暗い駐車場に車を停めるのが好きではなくなったほど!笑)とか、余すことなくバイオの世界観が忠実に作られていて、プレイ自体が下手でストレスを抱えるわたしのような残念な者にとっては最高の二作。
続きがあるっぽい雰囲気でもあったことですし、ここはひとつ是非ともプライム特典で観させて頂きたい!とこの年末年始に一抹の期待。
それにしても。メインキャラクターのひとり、レオンは一体いつから女運がイマイチな酒浸り…的、ヤサグレ感を醸し出すようになってしまったのでしょう。やはり由緒正しきケネディの苗字、悲劇の血筋がそうさせるのか(考えすぎだわ!\(^o^)/)。大層お気の毒でなりません。エイダ・ウォンとの関係がいっこうに進展しないから?確かお2人ってば、わたしが知る限り20年来の関係だよね…?ってそりゃそうだ、エイダは正体不明の東洋人であり、神出鬼没の女スパイだもんなー。日常生活で会えないのだから、ラブなど進展するわけないんだわね…わかるわかる!ドンマイ!と、ヤサグレがちなレオンの肩に勝手ながら手を置きたくなるわたしでありました。なけるぜ。