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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

オフィスカジュアルデー・天国と地獄

連日この記録的な暑さで、オフィス街をゆく方々も例年の夏に比べてエクストリームなぐだぐだモードときわめて一方的にお見受け。特に比較的カジュアルないでたちでご出勤OKな職場の方々の装いは、ひたすら”涼しくありたい!”を追求されていらっしゃるような印象を受けます。

もちろん職種や業界柄、なにより社風に大きく左右されることでありましょうが、いわゆるオフィスカジュアルってさじ加減が本当に難しいものだなぁ…と個人的にはかねてより感じております。

以前の職場では普段スーツ姿の堅めな職種の男性陣が、研修などの理由によりカジュアルな装いでオフィスに登場する機会が年に一度はありました。

その激レアな年に一度…が天国と地獄の分かれ道と言っても過言ではなかったのです。

特に目立ちまくった男性のお姿を記憶しております。わたしとさほど年齢が離れているわけでもなく、日頃のスーツ姿もほどよくキマッていらっしゃる…にもかかわらず、カジュアルデーはオフィス、いやフロアじゅうが彼を二度見どころか三度見した上、一同を沸きに沸かせた(あ、水面下のチャットやらメールやら…今思えばだいぶ極悪人の巣窟でしたね・笑)御仁がいらっしゃったのです。

当日その方は、決してヴィンテージ加工ではないのに襟元がよれっよれ・色あせまくりのTシャツに、決してダメージ加工ではないのに(←繰り返して大変しつこい…ながらも、強調せざるをえません)擦り切れそうな白っちゃけたコットンパンツ、足もとは…あらら?それは何、手作りパン…?のようなお色×フォルムの現代日本においてはなかなか斬新なお靴でコーディネートの仕上げ。

特筆すべきは、彼が決して常日頃の清貧を余儀なくされているようなお立場には断じてなかった事。日頃のスーツ姿であれば非常に知的で、実際のお仕事っぷりもめちゃくちゃ頭の切れる、むしろ皆にすごいなぁと仰がれるような方。

それなのに…一体なにゆえトンデモお衣装(←失礼千万ながらも事実ゆえご容赦を)をチョイスなさったのでしょう…!下々のわれわれは水面下のメールやチャットでは”ねえどうしちゃったの彼?!あの服…誰チョイス??”、”ありゃあ大昔の代ゼミの浪人生以下かと…”、”これからは彼をオサレエンペラーと称えたいものですね”などのコメントが飛び交いまくり、大盛り上がり(はい、極悪人の巣窟です)。

何もその方にパリコレ・ミラコレなどモード最先端のエッジィなファッションを着こなしてくれ、という話をするつもりでは毛頭ありません。Tシャツとコットンパンツ、大いに結構ではありませんか(とは言えコッペパン風なお靴は大いに謎だけど!)。清潔感さえ残っていたらなぁ…とかえすがえすも残念極まりない。

…とはいえご本人(AND奥様)には身なりではなく大切にされているポイントが他におありで、ご自分(配偶者)の休日の装いなんて一切ご興味がない…と言われればそれまででしょうが、彼の場合はそれ以降フロア中で何かにつけコードネーム”エンペラー”と呼ばれるという事態に。

かたや、普段は似たようなトーンのダークスーツをお召しだった別の男性は、意外や意外、その日は紺のTシャツ×ベージュのコットンパンツにローファーとベーシックな色みかつ、とにかく清潔感が感じられる格好でしゅっと登場。気難しいタイプだと女性陣から言われていた彼、その日からは男女問わず好感度・爆騰。

この手のエピソードを話すたびに、ある種の男性は”いやいや何言ってるんだ、仕事なんだからどうだっていいんだよ!”、”そんなもん男は中身で勝負!”などとコメントされます。そうおっしゃられるのも一理あるのかもしれません。存分に勝負なさって頂きたいと思います(しかし一体誰と…?)。

ただ、清潔感だけはキープして頂けたらな…と切に願うばかりです。長年OL下働きやっておりますもので声を大にして申しますが、最低限の身だしなみすらおろそかな殿方がいくらド正論をおっしゃっても、周囲にはなかなか真意が通じにくいものです。

…あっいけない、ついつい以前書いたものと内容がかぶってしまいました。 

lab619.hatenablog.com

すべては夏のせい♪(←スチャダラパー)にして本日はこのへんで♡