SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

2022年早春・SO WHATな読書備忘録

超大型書店に足を踏み入れる際は、気と財布の紐の両方をくれぐれも引き締めておかねばなりません。何せ取り扱いは書籍類だけではなく、和は鳩居堂、洋はHallmarkあたりの便せんやシールにスタンプやら、気の利いた文房具まで揃えてあるのですから!

各種書籍も好きだし、チマチマとした文房具をこよなく愛するわたしのような者にとって、誘惑するよからぬものばかりがそこかしこに…両目をハートにしたままマリオの無敵モードでカートを押しつつ店内をぬかりなくチェック。

で、ハタと気が付きゃお会計でウン万円!という、ケツの毛までむしり取られる(あらヤダ嫁入り前ですのに♡!)魔窟なのでは…と都度、身震いするのです。←いやいやレジの前でいい加減気付けや\(^o^)/

さて先日も、まんまとその魔窟へとホイホイ行ってまいりましたとも(微笑)。オチ皆無ながらも、最近読んだ本の備忘録です。

◆教養(インテリ)悪口本:堀元 見

思わず手に取った瞬間、”おおお、わが同好の士よーっ\(^o^)/!”と口にしてしまった一冊。マスクしてて本当に良かったよ、そうでなきゃだいぶアブネーやつだわ。

わたしが常日頃心がけている事。”悪口という爽快なスカッシュを行いラリーを打ち合う際、その相手は、くれぐれもボキャとウィットに富んでおり、かつユーモアが伝わるギャグセン高めのひとのみとする!”そして”面白おかしくウィットに富んだ悪口ならば、ある程度は許されるであろうよ!”との超勝手な思い込みを胸に、常日頃あーじゃねーこーじゃねー何かっちゃー言いまくっているのですね。

たとえ”そんな…悪口で盛り上がるだなんて…”と眉をひそめられたり、近頃ではその変化球バージョン的”罵詈雑言を口にするだなんて、貴女の運気を落とすのですよ?”などと暗にラブ運など完全終了だぜとちらつかせながら優しく諭されたとて、それにお答えする準備も万端。

”いいえ、悪口ではありませんよ。あくまでも実際に起きたありのままの事実を、あまりにもひどすぎるため、丁寧にオブラートに包んでまで述べているのですよ♡”(←我ながら”あ”で韻踏みすぎじゃないスか…?)

だって本当にそうなのですもの。非常に遺憾ながらも現在のわが職場に鎮座ましますあたおか諸氏におかれましては、いい加減にしてほしいんだよね本当。

前にも似たような事書き綴ったな…って直近、まだ数か月前?!:

lab619.hatenablog.com

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…そんなわたしの周囲には、文系最高峰・圧倒的ボキャと比喩の使い手ことMりちゃんを筆頭に、ウィットとボキャに富みまくり、くしくもこの本の著者さんと同じド理系の方と、長い付き合いの中で常々この手の喩えを散りばめまくるその道の精鋭が☆!

博識で偉ぶらず、誰に対しても親切だけれど、フザケたヤツにゃー黙っちゃいねーぜ…という粋な紳士そして淑女を、この本を読み進めながら思い浮かべました。

読了後はその該当者ことY田さんとKたそへ貸し出し、最後は海外駐在中のYり嬢へと献本しようと思案中。彼らの高らかな笑い声が聞こえてきそうな一冊です。てゆーかやっぱりボキャやらそれを裏打ちする何やら一切合切が、なにげない日常の端々に出てしまうものですねー。

◆スパイ武士道:池波正太郎

わりとフザケたタイトルだけどさー、まさか池波先生御自らがおつけになったんじゃなかろうね…?と訝しみつつも即、手押しカートにイン。なぜならば、わたしはスパイもの&忍者ものが大・大・だーーーい好き\(^o^)/

lab619.hatenablog.com

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人のよい武士なんだが実はスパイ、おまけに忍者☆!っていう設定もあいまって、わりと長いのだけれど読了までは”このひと…誰だっけ…?”とかならず、一気に最後までいけます。でも肝心の隠し金&くの一って…おっと、ネタバレは致しませんよ。

…他にも敬愛する水木しげる先生のご著書(文庫本は片っ端から読了していると思ったらまだあった♡!)を発掘し狂喜⇒就寝前に『アタシは間違ってないっ!』と叫び、常日頃のあれやこれやに留飲を下げたり、文房具売り場で見つけた寒中見舞いのハガキを育児中の友人に送ったりと、このたびの魔窟訪問もこれにて終了。いやーレジで手持ちのキャッシュ足りなくて超あせったー\(^o^)/