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我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

ビバヒル=アメリカのファンタジーってことね

リアタイ放送時より30年の時を経て、わたしに謎のビバヒルブームが到来した…のですが、いやいやいや(額に手)。

lab619.hatenablog.com

長っが!((((;゚Д゚))))これほどまでに夜な夜なせっせせっせと観続けたとて、まだシーズン3の途中だわい…orz

っていうか繰り返しになりますものの、毎回毎回毎回きわめて狭んまい、かつハイソサエティの香りがそこかしこに漂いまくった当時のビバヒル・コミュニティーの中+@の登場人物だけで、やれくっついた離れた、滑った転んだ、切った貼ったのド連発でしてね…もうある種のコメディドラマとしか思えなくなってきました(笑)。

そもそもわたくしのような、幸か不幸か色恋沙汰にゃ無縁の人間といたしましては、わが推しのディランと交際するも破局⇒つかず離れずの主人公・ブレンダに”ブレンダ貴様って女は…ディラン(♡)と素直にヨリ戻しゃいーだろーよ?!ゴチャゴチャうるせーな!”と悪態をつき、”しっかしブランドン、お顔カワイイし性格だって悪くないのにどこまでもワンチャン男だよなーまじドンマイ”、”新しいお相手とのデートはいいけど、ケリーのママってば結構なヤク中アル中じゃん?もう大丈夫なワケ…?”などなど、次から次へと出て来る老若男女の色恋沙汰エピソードが勃発するその都度、脳内ツッコミからのハデなめまいを禁じえません。

”チッ…まーた揉め事かよダリーな…!でもここまで観たなら最後まで見届けたるわ!”と胸に誓ったものの、毎シーズン観終えるごとにわが心は折れそうに(爆)。

そんなわけで、ウエスビバリーのすったもんだ沙汰にはいささか食傷気味の日々。

気を取り直すべく(?)、真逆のテーマの映画鑑賞をすることで、わが心は現代へしっかりと戻ってまいりました:

アマプラ無料で観られる映画の中で、深い事など考えず”主演のひとりがサミュエル・ジャクソン?そりゃシブいとこ突くね、いーじゃん♡!”と何も知らずにチョイスしたこの映画。

冒頭のシーンで目にした”カーティス・ジャクソン”の文字列にわたくし、”おや??既視感が…まさか…”と思っておりますと、その直後、軍服に身を包んだ黒人男性が。やはりそのお姿は50あんちゃんだったのです\(^o^)/

www.universal-music.co.jp

かつて”In Da Club”のPV冒頭(※0:43~必見ッス\(^o^)/)で世界中のヒップホップファンをビビらせまくった、鎧のように鍛え上げられたあの体躯よ:


www.youtube.com

うんうん、こういうミリタリーのひといるよねー!と思わせるには充分なリアリティ―。

そんなギャングスタ・50Centが今作ではナイーブな心の、いーい演技するのよーっ(涙)!

内容についてここでは詳しく語りませんが、イラク帰還兵とは言っても、登場人物は職業軍人ではなくて、一般市民が志願して向かった州兵…みたいな感じでしょうか。

PTSDは本当に、知られていないだけで実際はもっともっと多くの数、苦しんでいるひとたちが多いですね間違いなく:

lab619.hatenablog.com

戦場へと近しいひとが向かい、幸運にも無事生還できた場合、その周囲の人間は”何らかのPTSDはあるに違いない”と、帰国後はその覚悟を前提で接していなくちゃダメなんじゃないの?と、ここ極東の島国に住むわたしは常々思っています。

素朴な疑問として不思議なんです。一体何のために、誰がためにへ外国へ米軍が赴くのか。平和と治安維持とか人道的支援だとか、その手の意義こそさんざん聞いて頭でわかっちゃーおります。けれども、超~素朴な疑問ながら現地在住の人たち、特に武装勢力でも過激派でもない、ごくごく普通に街中で生活している市民たちは果たして、外国の軍隊が介入することをハッピーに思っているのか…?だってほら、自分たちの地元とか、なんなら自分が住んでいるアパートが突如として撃ち合いの場とかになってしまうわけでしょ?手榴弾とかでブッ壊された修繕費(←日本じゃないっつーの!)とか自腹なんだよね…?経済的にも大丈夫なワケ…?とか、急に現実的に考えてしまったりして。

でもって地元民も地元民で、駐留先の地元民が米軍の車両が来ると撃ったり、爆弾を仕掛けて爆破したりするのは、果たしてどういう意図で一体何の為なの…?この手の映画をよく観るもので、やっぱり物事を多面的に知りたいと思ってしまうのです。

…超~お気楽な古き良き1990年代・ビバヒル鑑賞から、ド真逆の戦争モノを観たことで、同じアメリカっつってもなぁ…と考えさせられてしまった連休中日です。ってわがチョイス・ふり幅がどうかしてるんだわね\(^o^)/!

ただひとつ、最後の最後まで観ていないけれども(果たしてその日は訪れるのであろうか…?)男女問わず、かの”ビバヒル”にゃー軍隊やオフィサースクールあたりへ志願する登場人物など全シーズン通しても出やしないわな…ってのは自信を持って断言できます(笑)。

経済的に心配がなく、生活に余裕があって、平和な日常ありきよ。そうじゃなきゃ、飽きもせず色恋沙汰を繰り返せないもんなー。当然フィクションは大前提としても、そう考えればあのドラマはきっと、当時の(今も?)アメリカにおけるファンタジーみたいな存在だったのかも、知れませんね。