SO WHATブログ

我がロイヤルウエディングは来世へ持ち越し当確。そん時はみんな参列してくれよな(👈悟空)!

年忘れ2020年・SO WHAT DAYS

きぃーーえぇーーっ!今日含めて今年があと3日だけってまじすか!?!っていうかわが職場ってば、明日までオフィスを開けるっていう謎過ぎるセンス…毎度おなじみながら心底呆れ果てる年の瀬。誰も働いてやしないのに…しかもこのコロナ禍において…。

日本列島を連日呆れさせている、2Fのトシちゃん(仮名・そのまま読めばおわかりになりまっしゃろ♡)を、もし企業に喩えるならばわが社しかないわな(微笑)。

◆2020年12月27日(日):

ドラマ”ごくせん2”再放送ですって。リアルタイムでは観ていなかったものの、主にネット界隈が大騒ぎしてるからチラっと…ってがーーっでーーむ!!赤西仁が太平洋を渡る前、フレッシュなお姿がそこに☆!線が細めでカワイイ♡!当時、『亀梨君とどっち派ー?』とかそこかしこでキャピピと話していた若かりし日のことを瞬時に思い出しました。愛らしさの度が過ぎて、うっかり我が家のテレビ、液晶割れるかと思ったもの。

…だけどもわたしがこのドラマの歴代登場人物で一番好きなのは、ダ ン ト ツ で!金子賢♡一択\(^o^)/えっ、筋金入りのジャニヲタは一体どこいったって?アイドンギバファック!←いっけね、コスモポリタン・仁くんの影響がついつい(っんなワケない\(^o^)/)!

反社会的勢力の構成員、鉄砲玉、かの金子賢を差し置いて一体他の誰が演じられるとお思いで?(って言っておきながら次点として森田剛に清き一票☆彡でも彼はあくまでも末端チンピラ役なのであって、構成員ではないワケよ、アンダスタン?)現在の戸愚呂弟ガチで目指しちゃったのか的・筋トレ最終形態に仕上がる前ながらも均整の取れたガタイの良さ!かすれた素敵な声!隠そうとしても漂いまくるBAD ASS感!はいコレ完・璧☆!!\(^o^)/

映画”ストロベリーナイト”で大沢たかおを刺殺した役柄を本業だとしますとね、このドラマシリーズの役柄にガチ反社感など皆無。仲間由紀恵さんをひそかに慕うコミカルな役柄なのがこれまたよろし♡古き良き任侠テキ屋さんっつーのかな。あああ眼福眼福♡

◆2020年12月28日(月):

引き続き”ごくせん2”が地上波で放映されてるのですね。ツイッター界では大騒ぎ\(^o^)/

そりゃ恥ずかしいわな、Before渡米の青き時代。っていうかそもそもKAT-TUNメジャーデビュー前の、大ブレイク(※当社比)前夜ですから。ご本人にとっては大層恥であろうとも何卒あきらめてくださいませよ、お茶の間のファン共は黙っちゃいられませんからね。

夜は夜で、”警察密着24時”を飲み物とおやつ片手に謹んで観賞。なぜかわたしは昔からこの手の番組を見ずにはいられない!\(^o^)/”犯罪列島24時”とか”警察密着”とか、その時やら局によりタイトルこそ微妙に変わるものの、”24時”っていうのはたいがいタイトルにありますね。真夜中0時って意味なのか、はたまた24時間密着って意味なのか長年の謎だわよ。いずれにしたってわたし的には大層面白くて『コレやらせじゃないのーっ?!』と家族からヤジられつつも、ついつい観てしまうのがこの手の番組。

福岡の地での確保(※一応注:現行犯逮捕の瞬間、現場の警官の方々はこう口になさいます)の時には”やっぱかの地が修羅の国ってマジ案件だわ…”と驚きで口開けつつ”一体なぜに違法薬物やりながら公道をフツーに運転できるのだ…?”と驚かされたり、その後ヘリで追跡されてる盗難車が次々繰り出す、事故スレッスレのウルトラドライビングテクニックを見れば”この超絶スキルを他のまっとうなことに使えりゃよろしいのにねぇ…”と、決して運転が得意ではなく、むしろ苦なタイプの人間はうらやましくすら思ったほど。

お正月にもこの手の番組やるのかな?一抹の期待を胸にさっさと寝室へと引き上げスヤスヤ安眠。

◆2020年12月29日(火):

極めてピースフルな安眠中であった朝イチ、階上の後期高齢者の深夜早朝自宅ドッグラン&一体2人暮らしのアパートに何人いやがるんだ的騒音(今年こちらに何回綴ったことか…)で叩き起こされ、”今日こそカチコミ行ったるけぇのぅ…”と、昨夜見た警察密着24時の影響か、湧き上がる殺意をどうにか収拾させるべく久々のワークアウト。

先週はメインからデザートからおやつまで、食べに食べまくった挙句、一切ワークアウトどころか歩くということまでほぼ皆無のまま、一歩も動かない日々ばかり。覚悟こそしていたけれど『…わたしの身体…こんな重かったっけ…?』と精神と時の部屋状態で、ケトルベルを振り回す。その後はただ単にスクワット…ったってそれ自体が久々過ぎてあまりのつらさに、すんでのところで尿失禁すらしそうだったよ…しなくてマジでよかった、我が括約筋には感謝しかないね…orz どうにかひととしての尊厳は保たれたのでした(微笑)。

…帰宅後、まだ午前中だっつーのにアイスを食べて消費した運動量はプラマイゼロ、むしろプラス\(^o^)/だってこれ激ウマよ?滅多に見かけないけれどコンビニで見かけたら買わずにいられない逸品だわよ:

www.ohayo-milk.co.jp

本当にキャラメリゼされてるワケ!表面が!んで本格的なカラメル感が楽しめるのに、下に敷かれたアイスがこれまたもう(恍惚)。カスタードに寄せたバニラ味で超絶妙…(震)!

大好物のティラミスと並んで毎回”バケツで食べたい!”と思わせる逸品です。願わくばもうちょい流通量増やしてほしいなー。我が家のエリアには同好の士・ライバル多数なのかも。負けてられっか!!←やっぱり妙なアドレナリンが…orz

…さてここから大幅に話は飛びますが、記しておかねばなるまいよ。ここ数週間、個人的にめちゃくちゃ気になっている話題…それがネットフリックスDE幽遊白書の実写化!!!((((;゚Д゚))))

hypebeast.com

すかさず週刊少年ジャンプ連載時、リアルタイムで超熱狂していた兄弟に”大変!幽遊白書ネトフリで実写化!!”、”飛影なんて実写不可でしょー誰ができんのよ!ファン多数の蔵馬は一体どうすんのよ!アタシねー幽助は高校生役だって言うし、キンプリの平野君がいいー♡”とショートメール連投するも音沙汰なし。

チッ、かつて幼少期にコミックス全巻をこともあろうに塗り絵にし(主に飛影の見せ場…号泣)、”男児にしてこの高火力そして熱量の持ち主よ…”と周囲を震撼させ、30年近く経った今ですら爆笑鉄板ネタ・語り草のヤツが無視とはこれいかに…!実写化ニュースがあまりの衝撃だったんだよね、と思う事に。

…はぁ、こうして2020年もふけてゆくのですね。わが年末年始は友・Kたそから借りた北方謙三先生プレゼンツ・三国志読破を目標にしたいと存じます。

あ、そうそう、三国志ですがね。ごくごく個人的には孫策周瑜(字合ってるか謎)は修二と彰という理解のまま読み進めております。我ながら一体どんな感想むしろ脳内構造なのでしょうか、大寒波おかまいなしの寒気がしてくるってものですね(微笑)♡

自分だって読み返したいはずなのに、気前良く愛読書をドドンと全巻一式貸してくれた友人へ率直にそれを伝えたところ、大声出してゲラゲラ大ウケしてくれたのでシャス!とガッツポーズ(笑)。これフツーに小学生男児よね。堂々40女の日常ってのがね、時空歪んでますよー感…(微笑)!

どんなトンチキ感想を抱いたとて、北方キャプテンはきっと許してくださるはず…!と祈りを込めつつ、途方もない長編ドラマを粛々と読み進める楽しい年末年始になりそうです。

何ゆえクリスマスにこのドラマ観たのかね

果たしてクリスマスを一人で過ごすことを恥だとか、寂しくて哀しくて涙が出そうになるほどだ…と半べそかいたり、すわ一大事!はよ見つけな!なーんてお相手探しに躍起になっている独身者が大半なのでしょうか。個人的にはまったくもって否!と、わが周囲の同胞らの様子からも実感しているわけなのですが、日本におけるお正月ならばいざ知らず、敬虔なるクリスチャンが国民の大半を占めているわけでもないこの島国で?それほどクリスマスの伝統行事=教会の礼拝へ是が非でも行きたいの?本来あれは家族揃って行くんだよ?

”寂しい”って深刻に思い詰めてしまう事自体、たいがい心身、特にメンタルが相当弱っていたり、決して時間としての意味だけではない、主に脳内におけるヒマを相当持て余しまくってるんじゃないかねぇ…と他人事ながらも心配にすらなる今日この頃です。

ありとあらゆるエネルギー・常時満タン!爆発寸前!なティーンネイジャーや学生さん方は除き、30過ぎてから”誰でもいいや”なーんて思いながら過ごすようなお相手とならば、独りで気楽に過ごせる方法を見出した方が自分だけでなくお相手にとってもよろしいし(つか逆のパターン考えてみましょうねってお話。”誰でもいいや、うーんお前でいっか”って超どうでもいい相手から言われてまで他人と一緒にいたいワケ…?)、そもそも健全でありましょうや。

何かに熱中すれば、心を病む時間などなくなるよ。どうっしても食べたいならフライドチキンを、っていうか食べたい物をさっさと買って来たらゲームでもするか本でも読みなよ。コントローラーも活字も苦手ならば、ネットフリックスでもアマゾンプライム一気見でも上等な過ごし方でしょう。この現代社会、どうにだって楽しく過ごせると思うのですよ。

っつーか毎年毎年、この手の記事をネットやら雑誌やら、面白おかしく煽るようなメディア自体もいい加減、他に書くことねーのかと心底同情いたしますが、まぁクリスマスというキッカケで、何らかの消費をうながしたいのでしょう(と、しておく)。いずれにしたって好いて好かれてハッピーかつラッキーなひとたちはもちろん楽しくデートをすればいいだけなのです。独り者がどうこう思うことなど微塵もないのよ本来。

職場で周囲のUnder30の若者らがキャピピ♡と楽しげにクリスマスのプランを話しているのをBGMに、わたしはそんなことをボンヤリ考えておりました。

…そんな調子でぼやーっと帰宅後、聖なる夜(我ながら書いててめまいが…)にイッキ観したドラマはこちら: 

うーん、我ながら一体どうしてこれチョイスしたかなー。あ、Amazon Primeで無料だったからだ!でも観ておいて良かった。

第二次世界大戦時における、太平洋での戦地(これすなわち激戦地むしろ死地オンリー)に派兵されたアメリ海兵隊員数名の視点からひとつの物語が描かれています。さーっと観ていると、その次の瞬間、目の前で軽口を一緒に叩いていた主人公の仲間が頭を吹っ飛ばされたり、まさに奇襲というかゲリラ戦というか。結構驚きますが、これでも相当な美化をした上で再現しているのだろうとわたしは思います。

…で、そんなにも血と涙を流し続けたというのに未だかの国ときたら。 

lab619.hatenablog.com

よくもまぁ飽きもせず…三国志の次に来る記録でも狙ってんのか?今やもう戦争がビジネスであり、常時戦ってないと色々回らないんだろうな、と肩を落とす思いでした。人間の持つ底知れぬエゴよ。

あと、このドラマで唯一”あれれ?”って不思議に思ったのが、有色人種、特に黒人の兵士が描かれていないところ。南部の裕福な自宅の使用人としてだったり、帰還時の駅のシーンではその姿を一瞬見掛けたものの、ええっあの当時って黒人は兵隊にいなかったの…?それとも登場人物の分隊には、たまたま、誰一人として有色人種がいなかったのか…?

何せかのお国、しかも70年以上前の事ですから、率先して彼らを最前線に送り込みそうな恣意的な意図が働いても何らおかしくないお話ではありませんか。素朴にちょっと謎でしたわ。

知らない人同士がバンバン撃ち合って、ほんっとバカらしくなるよねって途中何度も思いました。一体何のための、誰のための正義なのでしょうかね。平和とされる世に生まれ落ちて良かったよ。ガラにもなくそんなふうにありがたく思えたクリスマスだったのでした。

クリスマス版・J事務所の社歌なんだわよ

去年、おととしっていうか毎年毎年、飽きもせずマライア姐さんの例のアレと、”いつかのメリークリスマス”を粛々と聴いておりました: 

lab619.hatenablog.com

lab619.hatenablog.com

めっちゃくちゃ明るいクリスマスと激しんみりクリスマスと、まーぁ両極端チョイスだわな…こういうところにも自分のキャラクターがあぶり出されるってものです。 

そんなエクストリームに極端なタイプのわたし的、この世にクリスマスソングは多々あれど、こちらを超える名曲はそうそうございませんのよ!異議申し立ては受理不可ですのであしからず♡:


miracle starter

www.youtube.com

きぃえぇーーーっ\(^o^)/Youtubeに動画をUPしてくださった方々に心からありがとう!と伝えて両手でブンブン握手した後、盛大にハグしたいほど!!何せこんな画、もう一生見られないと半ばあきらめてたのに!!!消されないことを心から祈っております☆彡

しっかし…画面に映される人数の多さのワチャワチャ感だったり、今日どうしたの何かあった…?的ゴチャつきまくった雰囲気には失笑を禁じえませんが、何せ四半世紀前(!)のお歌ですのでね、ご愛敬ご愛敬。

しかもこちら、当時、ミニアルバム収録につきシングルカットされてないという。”っとにavexのV6マーケ担当、まじで一体何やってくれちゃってたワケッ?!”と当時ドル箱・殿様商売だったのか、はたまたお仕事ぶりが超絶おぼこかったのか。いずれにしても未だにこの曲の売り出し方には未だにわたくし遺憾の意を隠せない、脈々と若者に歌い継がれている冬の社歌状態・ヲタ大発狂ウィンターソングなのです。

動画を探すべくネットの大海をさまよっておりましたところ、”この歌が一番好き♡!”、”これ大好き!”みたいなコメントがYoutubeのコメント欄やらブログやら、そこかしこに☆!ほらー!やっぱりね、貴女も好きでしょ!?超いいよね?!って超勝手にわが同好の士を得たり感でニンマリ。←だいぶ危ねーヤツだな…

画面後方でぎぃゃーぎぃゃー叫びまくってる阿鼻叫喚ファンのうちのひとりがわたしなのではあるまいね…と思うだけでも満面の笑みになれるってもんです(笑)。

何せ本当に興奮のあまり失神しちゃう子とかたまにいたんですから!正直マナーもクソもなくて(おっと言い方ね!失敬失敬♡)、コンサート会場でも気は抜けません。座席の後ろにいる子が『アタシの剛くんが見えねーんだけど』『お前邪魔っ!』って後頭部をバシッと一撃カマしてくる、ヤカラな場面も散見されたという。ごく一部ではありましょうが、割と武闘派ヲタ揃いだったのです。普通に考えてすごい画よね、自分がお目当てのアイドルの女でもないっつーのに血気盛んなことだわよ…。←ちょっと?自らも立派な同類だわよ?\(^o^)/

…えっ、わたしもそんな目に遭ってやしなかったかって?どうぞご安心を。冗談でもんな事させるようなタマじゃなかったもので、気弱な連れが隣で半べそかいてても被害ゼロ♡ウフ♡

いやはや…まるっと総じてカオスだわぁ、若いパワーって本当にすごいよ(※当時の自分含む)!!そんな実体験込みだからでしょうか。このお歌を聴くと未だにエネルギーブーストされ激ハイテンション、超浮かれまくった気分になれます(笑)。

”♪未知の事始めよう♪”とそんなふうに浮かれまくって歌っていただけであらあら不思議、四半世紀が経過した事実に一番の驚きです。”若い僕らは未来で奇跡”というフレーズが、この調子でうかうかしてると”未来で鬼籍”にトランスフォームしかねない気配…orz

韻踏んでる(?)場合じゃないっすね。本日も我が家、そしてわたしが乗る車からは社歌が盛大に流れつつ、どなたさまにおかれましてもハッピーホリデイ\(^o^)/

とほほDAYS・2020年12月

2020年も残すところあと1週間ほど。ええ、相も変わらずSO WHAT?な日々を続けております(微笑)。

◆2020年12月某日:

出勤後、夕方の超早い時間から3人という超精鋭(?)で久し振りにさくっと飲みに行く運びに。わが愛する生牡蠣を食すべくオイスタバーへ!北風がびゅーびゅー吹き付ける極寒ながらも迷わずテラス席を選択する若者。COVID-19よりもむしろ風邪への罹患が心配になりそうでしたわ…。灯台下暗しっつーの?

寒さに震えながらも飲み物のように生牡蠣を嚥下する幸福で満たされるわたしに、若者が揃って『あのぅーアラフォーさん…いつまでガラケーをお持ちに…?』『こだわりや理由が何かおありで…?』とおっかなびっくり尋ねてくるでありませんか。

素で『えーと、40過ぎりゃインスタにUPするような日常じゃねーんだわ、せいぜい今を楽しんどけや』と返しそうになりつつ、悪意のない質問ですから決して若者を凍らせてはなりません。『理由?!えーとぉ…別にないんだけどぉ…あははははは…』と返すと、予想だにしない話の展開に。

若者ら曰く、特にコロナ禍の昨今において、出会いはマッチングアプリが主流どころかごく当たり前なのだ、と。つきましては来年は心機一転、アラフォー長老も鋭意マッチングにトライしてみたらいかがであろうか、とのこれまた悪意なきご提案。

驚愕のあまり、思わず手にした生牡蠣の殻を片手の中で割りそうになりましたが『そ、そうなんだねぇ…』と無事、殻をお皿に戻しつつリアクションに困りまくる。だーかーらー!何度も言ってんでしょ、そもそもSNSアレルギーなんだってば! 

lab619.hatenablog.com

これまで深く考えた事がなかったけれど、出会い方にこだわらない…とはよく言われますが、わたしが”ままま…まっちんぐあぷり…!”と両目を白黒させる理由が初めてわかったーっ!ハタとひらめいたのです。

昭和生まれのご同輩の皆様方はご記憶の片隅にうっすら残っているであろう、ダイヤルQ2!テレクラ!あの後ろ暗さ、風俗街に乱立する何とも言えないネオンまみれで独特の猥雑な気配、覚えていらっしゃいます!?!

まさにあれなんですよ。『はあぁーっ?!』『んな寝言ばっかり言ってっから微動だにせず万年純正独身なわけだよ…』などと若者には呆れられそうですが、完全にあれなんすわ印象が。

わたし個人的には素性を知らないお相手探し、イコール、テレクラからの出会い系サイトからの派生商品、イコール、それがマッチングアプリとしか思えないのです。

学校やご家庭でさんざん言われませんでしたか?知らない人にはついていってはいけないよ、と。その刷り込みが今日までの数十年機能しているのかもしれません。齢40にしてそこだけ未だランドセル背負った女児のまま!((((;゚Д゚))))

何せ、電話口で適当に話しただけの知らない人と何の理由で実際会う必要があるの?顔を知らない人と直接会ったところで一体全体どのツラ下げて何を語れと?あ、そもそも目的自体が語ることじゃないんだわよね…おっかねーくわばらくわばら…と。当時のマスメディアの刷り込み、一体どうしてくれるの(笑)!

もちろん、出会い方自体を否定や非難するつもりなど毛頭ないのです。中にはつがう意欲が乏しい人間もおりましてですね、その手の人間は総じてスロースターターってことで、よしなに。いやーしっかし名実ともに堂々の奇人変人扱い受けたわ(笑)。

◆2020年12月某日:

天体や星の観点では、土の時代から風の時代への移行だそうです!主に女性をターゲットにした媒体では”グレート・コンジャンクション”という言葉が、呪文の如く星占い特集のそこかしこに乱立していたものでしたっけ。

ご多分に漏れずわたしもその手のお話が大好き☆!ってことで、この日は掃除をしてから出勤。帰宅中、幻想的な月の美しさに驚き、足を止めると冗談抜きで吸い込まれそうな気分に。”いよいよか!”感が高まりつつ帰宅。

いわゆる大晦日感すら感じたもので、パジャマと眠る時用のボクサーパンツは安定のカルバンクラインで一式新調☆!スキンケアもそっちのけで即ぐーすか眠る…と、その翌朝、予想だにせぬできごとが待ち受けていた…。

ここのところ数週間でしょうか、10年ほど面接だろうが病院だろうが何があろうとつけっぱなし!という、軟骨ピアスのひとつが謎の不調だったのでした。

金属アレルギーなんてそもそもないんだけど…一体どうしたのだ…!枕を変えたからピアスに直撃して刺激に…??と日々様子を見ていた、まさにそのピアスホール!

そこに、同じく右側の手首につけっぱなしのブレスレットが引っかかり『あっ!』と声に出して取ろうとした瞬間、ブチッ…。このいやーな音、経験者にしかわかるまい…。

ついに耳ちぎれたんじゃないかと一瞬思ったものの、幸いそれはなく、単にピアスが引っかかって大破⇒空中にブッ飛んだのです。

問題は耳の正面ド真ん中の軟骨という場所ゆえ、ピアスホールの大きさ×特殊な形状のピアスの替えがないこと。けれど、きちんとピアススタジオでお金を払って開けた気に入っている場所の軟骨ピアス、できるものならば生かしておきたい…!と、仕方なく手持ちの一粒ダイヤの普通のピアスをブッ刺し、まだジンジン痛む耳の後ろにキャッチを留めて一丁上がり。完治していないピアスホールは傷口だからして、キャッチが刺激になりゃしないだろうか…一抹の不安。

”だ、大丈夫かな…”と鏡越しに自分の右耳を見ながら、ふと思い出したのです。このピアスを開けた直後、震災が起き、大好きな祖母が亡くなり、わたしの心は乱れに乱れまくったのです。ジンクスを信じ、ゲン担ぎなど担ぎに担ぎまくる性分ゆえ、”いかん、バランスが!”と早々に反対側の耳にもう一つ開けに行った、と。

幸いその後はわたしの身の回りは沈静化。ほっ…。だのになのに、およそ10年後の今この日にそのピアスが…?!これは単なる偶然ととらえて良いのだろうか…!?←ああそれ以外ないよっ!\(^o^)/

風の時代の元旦に、わたしの右耳の真ん中にも一瞬風が通ったってことで☆彡ってどんだけトンチキ解釈なの?!とほほほほ…。あー、早くピアスホール復活して欲しいよ、本当に!

SO WHATな読書ダイアリー・2020年冬の巻

うっかり大型書店の前など通りかかるともうダメですわ…なんとかホイホイよろしく、吸い寄せられてしまうのです。そんな久々の本屋さんはワンダーランド\(^o^)/だったよー♬

ってだいぶ浮かれまくった気分のまま、普段は読まないジャンルの文庫も珍しく購入したのでここに記しておきたく存じます:

◆”ミルク・アンド・ハニー”:村山由佳

ミルク・アンド・ハニー (文春文庫)

ミルク・アンド・ハニー (文春文庫)

 

読み始めて”あらららら?”登場人物の設定に途中から既視感が…そうです、数年前に世の男性諸氏、特に中年以降の諸兄を毎週釘付けにしていた”ダブル・ファンタジー”の続編だったとはね。

こちらの長編小説の大半もその手の諸兄ゴクリ的・ピンク色のご期待こそ裏切りません。主に色恋枕、切った張ったばりのすったもんだ連発が物語の軸ですから(ええそりゃ当然、本来のテーマである主人公の真の自立とか愛などもちろんありましてよ!なのですが、いやぁあまりにもあまりにも…!)。おそらく村山先生は文藝春秋社の編集者さんと出会う前後に、作風だけでなくご自身の人生においても大胆に新境地への舵を取られたのでしょうね。わたくしなど、読めども読めども”仕事はちゃんとして賞も取れるような主人公の女性が、一体全体どうしてこんなに男には自分の主張をせず、出会う男出会う男をつけ上がらせまくるのだ?!”、”なのに異性絡みはアドベンチャー気質…うーん、厳しい母親から受けた躾のせいだけなワケッ?!”と解せずにイライラしまくり。色恋枕うんぬんよりもまず彼女は要セラピー!セクシャルな冒険などそれからだっつーの!と激イラつきまくっておりました。サーセン

あっ、そのセラピー自体がセクシャルな経験、なのだとも重々わかっているのですが。それにしちゃー外野が巻き込まれすぎだわ、はぁぁぁあああ(深ーい溜息と共に吸引力にひれ伏す)。

特に”UZEEEEEーーー”って正直読むのやめようかぐらい思ったのが前作にも出てきた演出家のおやじさん。『まーたおめぇはチョロチョロ出て来んのかよっヒヒジジイ!』ってウッカリお品のかけらなどゼロ以下な言語化しちゃいましたものね。同衾中にまで権威を振りかざすのとかね、そういう趣味を同じくした相手とのプレイ以外ならば自重しとけっつーんだよ。シルバー世代が肩書ちらつかせながら同衾の画だとか、控えめに申し上げてキモすぎなんすよね。ヤツが主人公に送り付ける謎メールの署名ひとつ取ってみても”うっわさっむ!どこまでもセンスねーなジジイまじダッセー!キモッ!”って一周回って吹き出してました。いっけない、一応架空の人物なのに罵詈雑言だらけで重ね重ねサーセン

だけど、物語の途中にブッ込んでくる主人公とご新規・お相手とのメールのやり取りの箇所も正直なかなかの香ばしさでして、数回ほど、両目と本そのものを閉じて深呼吸を必要といたしました。”これ…マジ!?正気の沙汰すか?!”って後ずさりつつ何とか読み進めたのもまた事実。そりゃあ前述のヒヒ爺とも致しちゃうわけだよなー。ヨタ話はいーからさ、大人なんだから単にやりたい事を黙ってやりゃあいいのに。実際結構なアドベンチャー気質でその手の体験を実地になさっておきながら、なんでこう、ごくごくシンプルな事にかぎって自ら複雑にさせるのかしらん。各種パートナーは自分の鏡だとも言われることですし、うーん、この主人公にしてこの脇役陣なのかも。

最後の最後は死と引き換えに愛を…的なメタファーで。性愛の極致、すなわち生きる事と死ぬ事とはかねてより言われるもんです。良かったねぇ、うまくまとまったもんだわ大団円大団円…と一応思いつつも”あらら?キリン先輩どこ行った…?”と、ようやく真実の(性)愛を見つけられた主人公に数年間さんざんご奉仕なさってたであろう、脇役のひとりには軽い同情(謎過ぎよ本当に!笑)。

ま、ひとって幸せな時は外野なんて正直知ったこっちゃないですから、そんなものよね。この手の本能直結の欲望という巨大な怪物を、己の身体の内側に隠しているひとは日々がさぞ難儀でありましょうや。

※どうにか読了後、これは村山先生ご本人の経験に基づく私小説にごく近い説を目にし、もしもそうならばなんつー業の深さであることよ…!事実は小説よりも奇なり、は決して誇張ではない!という事にあらためて気付き、新たなる戦慄。 ああ、自分が凡人で本当に良かった…!安堵すらさせられた程のインパクトでしたっけ…。

◆”ノーマンズ・ランド”:誉田哲也 

待ってましたよ姫川玲子シリーズ!何をどうやったって、誰が何と言おうとも、この物語の主人公は竹内結子さんなんです。そして菊田は西島秀俊、ガンテツは武田鉄矢、と。誰が何と言おうとも、わたしの中では永久なる確定事項です。数か月前に報道された非常に驚く悲しいニュースを目にした後、初の姫川班シリーズの読書を経て、その気持ちを新たにしました。

ガンテツから常々漂う後ろ暗さのエピソードも面白かったなぁ。決して最初から曲者だったわけではなくて、自らの意志とは関係なく、むしろ刑事としての優秀さが頭ひとつズバ抜けてたことがきっかけで、ダークサイド底なし沼に引っ張り込まれた真の意味での怖さよ。その底なし沼から、検事という新たな登場人物もぬーっと現れたことですし、続編もスピンアウトも楽しみ♪♪

◆”三太のLAライフ”:井上三太  

三太のLAライフ (MeDu COMICS)

三太のLAライフ (MeDu COMICS)

 

ダブル井上先生のおひとりこと井上三太先生\(^o^)/わたしゃサイン会に参加しておりますゆえ(自慢♡)、大ファンなのはもちろんのこと、超勝手ながら親近感♡ 

lab619.hatenablog.com

最後にサイン会でお目にかかった数年前、先生はすでにLA移住直後だったのです。その時、なんとサインをした後も少しお話してくださり(しかもごくごくありふれたOL的いでたちの相手にごりっごりのLA下ネタ事情だったのですよ?やっぱりマンガ家は即座に相手の属性を見抜くのか…?いやー超楽しかったです!爆)、いいなー移住!と思っていたので取り寄せてまで購入。 

…他にも浅田次郎先生の長編小説とか、向田邦子エッセイとか、趣味のジャンルこと健康モノやら星占いやら、バラエティに富んだっつーか脳内ビッグバン!的カオス感がレジの書店員さんにイヤでも伝わってしまうような、大層散らかりまくった大量購入をいたしました。

と、ブレイキングニュース。まもなく林真理子先生の文庫が出るそうです。日経新聞連載時、当時の男性上司(初老)が出社するやいなや朝のご挨拶もそこそこに『アラフォーさん…日経読んでる?林真理子の小説…!今朝から大変だよ!これは失楽園以来だよ!』とかフーフーさせながら頬を紅潮させた満面の笑みで仰ったのです。”あらまぁ、見事にファンタジーを掻き立てられちゃって…毎朝の楽しみができてそりゃ良かった事ですね”とさんざん笑っていたご著書です。少なくとも前述の村山先生作品よりはエンタメ性もありそうだわね、と未読のわたしは予想しております。はい。

…これらの読みたい本リストに加え、友人Kたそから北方謙三先生による三國志をズラリ一式借りているものの、あまりの長編大河っぷりにまだ読了できず返せずじまい…というorzこの年末年始に賭ける所存。

しっかしあれもこれも読みたいものが手を伸ばせば届く場所にあるって、あらためて何という幸福なのでしょう…!今となっちゃ一体何であの文庫買ったんだ…?なんて謎な気分にさせられたとて、それすらも、本屋さんへ足を運ぶことの楽しみなのです。

オイスターが街にやってきた☆彡

サンタクロースが必ずしも全世帯を訪れるわけではない事をとうの昔に知りましたが、この時期になるとテンションブーストとなる唯一の理由。それが牡蠣シーズンの到来ということ\(^o^)/冷えは大敵、寒いのが大の苦手!ではあるものの、やはり牡蠣はぜひとも寒い時期に♡!

残念ながら数年前、それほどに愛してやまない大好物・生牡蠣に盛大な大当たりをした哀しい過去があるのです: 

lab619.hatenablog.com

 …が、まさにのど元過ぎれば何とやら(うまいこと言おうとせんでえーわな!)。『一度生牡蠣に当たると二度と食べられなくなる』とかねてより囁かれていた噂などなんのその。それからも全っ然食べに食べまくってます。ええ、おつむが筋金入りのアレなんでしょう(微笑)。

あまりの牡蠣愛っぷりときたら、近年は『いっそ牡蠣の養殖業を営むおうちに嫁入りするのはどうだろうか…わたしならできる!(魂胆:選別やら殻を外しつつ生牡蠣つまみ食いパラダイス…♡ウッシッシ)』と一瞬ながら真剣に考えてしまうことすら一度では二度ではない。その都度周囲の人間が『うーん…あちらにも選ぶ権利ってものがあるからねぇ…』とか『少なくともマニキュア欠かさないうちは選ばれっこないでしょ、昔お弁当屋さんのバイトですら落とされたの覚えてないの?!』などと現実に戻してくれる始末。

ある日の外出中。だいぶ歩き疲れたー、でも夕飯にはちと早い夕方。ヘタにカフェで甘味と共にお茶するよりも、その日のわたしが求めているのはそれではない!あまりの生牡蠣食べたさに、先日とうとう駆け込みましたとも、オイスターバーのテラス席へ!

陽が落ちた夕暮れ、結構な寒さにぶるぶるしながらも、ひざ掛けと4種×2pcsをまずは注文。アルコール不可!につきホットウーロン茶をお供に今季初の生牡蠣に感動…する時間などなく読んで字の如く、左から右へと飲み干すように頂きました。これを至福と言わずにいったい何を…!

幸運にも生牡蠣半額キャンペーンをやっていたので、『同じものをもう一つください!』と即おかわり。”ちったぁ味わえや…”とお店の人は思ったことでありましょうが、祝・今季初の生牡蠣\(^o^)/!気が済むまで頂きましたとも…!

個人的にお料理はやたらめったら奇をてらった”なんとか風”、”あれもこれもないので代用に代用を重ねまくったらこんなん出ましたー、ドドン!”みたいなロシアンルーレット感が非常に苦手。ゆえに食材そのものの旨味に加え、せいぜい塩か出汁ぐらいで食すシンプル・イズ・ベスト派。…あ、余談ですがこの感覚って、不思議と衣食住のセンスにも共通しているものなんですよねー!

オイスターバーの店員さんは生牡蠣の大皿と共に、チリソースとかいわゆる味変調味料もテーブルに持ってきてくださるのですが、そんなわけで、毎回わたしは生牡蠣もレモンだけで頂いています。

おいしくて安全なら産地までこだわりはなく、どちらのものでも大変おいしく頂けます。が、大粒で磯の香りが際立つ淡泊めなお味よりも、たとえ小粒であろうとも”これぞ海のミルク!”という感じの濃厚な方がやはり好みです。ああ思い出しただけで恍惚、今すぐ食べたい…♡

これまでの冬と違って今年は外で食事をする機会そのものが激減していますが、この冬も果たして何回おいしい生牡蠣を頂けるのかなぁ…♡滅多にない外出の際は、あえてオイスターバーの前を通りかかることが増えることは間違いなさそうです。

URBAN DISCOってまさにこれね♬

気付けばほぼ半年以上、不要不急の外出は自重しております。しかしどうっっしてもの用事が勃発し、久々の渋谷へ。結構な人出には”コロナなんのそのだぁね…”、”若者って今も昔も基本・薄着なんだなー”と色々驚かされました。

自分もその群衆のひとりでありつつも内心気を引き締めて、さっさと用を済ませ、光の速さで帰ろうとした途中目の前に、かのタワーレコードが。

”クラブ活動など当分できそうにないし、せめて家や車中では好きな音楽を…”との欲望には抗えず、黄色に赤文字のネオンに吸い込まれました。

上階のHIPHOP/R&Bコーナーを競歩みたいな足取りで高速パトロール

あれれ?お目当てのDJ HASEBEの新譜は一体どこに…?なんとJapanese HIPHOP/Rapは下の階へと移動したのだとか。J-POPと同じフロアってこと?!うーん…確かにCDを買うって概念が若者には希薄かも知れないし、awichはギリCD出してこそいるものの、いつも気になる舐達麻ってCDは出してない(はず)。これも時代ってやつなのかね…。

…と、ちょうどそのフロアを流れている洋楽BGMが非常に気になり出しました。なにこれテンションあがる!車で聴いても良さそう、特に夜の首都高☆!!

競歩でガラガラの店内を歩き、店員さんを呼び止めます。『あのぅスミマセン…今流れてるこの曲のCDってどちらですか?』するとちょうど目の前の棚に手を伸ばし『これですよー』と黒いジャケットのCDを手渡されたのです:

tower.jp

Tuxedo!タキシード!わたしは彼らが何者なのかも知らぬまま、脊髄反射で『これください』とレジへ持って行きました。レジでお会計の時”いくら2枚組ったって3千円って今時なかなか…!”と一瞬思ったものの、いやいやいやもういいよ、クラブ活動できないし(そればっかり!)車の中で聴いて帰れるならば安いもんだ!と得意のドンブリ勘定・発動。

www.youtube.com

www.youtube.com

これらの曲が店内でかかっていたわけではない(はず)だけど、買って良かったー、何聴いたって捨て曲なし!いいっ!ディスコティックなんだけどダフトパンク的なそれでもなく、近代的。誇張表現でもなく一生踊ってられそうです。

その階下ではK-POPフロアがあったり、ジャニーズとアニメが同じフロアにブチ込まれててそこだけちょっとした異界感…だったり(エスカレーター脇の”滝沢歌舞伎”のポスターは当然凝視♡)、へぇーはぁーほぉーって驚きつつ超久々のタワレコ、そして渋谷の街を後にしたのでした。

こんなご時世だからこそ、気持ちが少しでもアップリフトされるBGMは日々に必要不可欠!そんな気持ちで1枚のCDを買ったのです。

…あ、いっけない初めて耳にしたTuxedoが衝撃すぎて、マイラブ・Tさん(※注:T.I.お兄さん)のチェックをまんまと忘れてた!又近いうちに行けますようにー。それよりも、CDリリース自体をどうか止めないでー(祈)!

”普通”の基準?!千差万別だとばかり…

おそらく前世までによほどの悪行の限りを尽くしまくったのでしょうねぇ、幼少のみぎりより『普通じゃない』『非常識』と、ありとあらゆるその手のコメントを、当然悪い意味で面と向かって言われ続けたパンチドランカーが通りまーす。

先日より”普通の男性”とやらが一部で話題になっていたようです。それを知ってまず最初に思ったのは、”いやいやそれテレビだからさ…”。古くはブラウン管の時代から、おもしろおかしく顰蹙を求め続けて、今や失速どころか超迷走状態のテレビによる報道ですよ。一般視聴者の皆さんが反応したところで”お!これって結構な話題になるんだ!しめしめ♪”ってまーた似たようなどうでも良すぎる話題を連投して火に油、なんじゃないのかなー、とイヤミでも皮肉でもなく率直な感想を抱いたもの。

お次に思い浮かんだのは”普通”の概念です。うーん、少なくとも15年以上前から純正独身・妙齢の男女はそこかしこで声を揃えて言ってましたよ、『普通の人がいい!』『普通の人は一体どこにいるの?』と(笑)。

このたび”普通の男性”像を事細かに羅列されていましたが(ご丁寧に出身大学の目安までも!その手のいわゆる”スペック”と称すれば良いのか、謎に満ち満ちた摩訶不思議、かつ個人的には”スペック”なんて言葉をひとさまに対して平気で使えるような人間はそもそも疑ってかかるべき!とすら思っている謎の定義。この令和の世で未だに存在するものなの?!読んで字の如くナンセンス…)、そのお隣には男性側から見た”普通の女性”も一緒に出せば尚良かったのに、って思いました。であればお互い『星野源は普通じゃねーよ!イケメン枠だっつーの!』、『何言ってんだ、んな事言ってる暇あったら美容院行ってそのボッサボサの髪どうにかして来いや!』なーんて不毛な応酬もなくキーキーせずに、互いにぐぅの音も出ないはずなのよね。

他人に多くを求める者は、えてして自分自身も他人から多くを求められて当然なのだ、との自覚を持つべきであることよ…と、自戒を込めてあらためて感じました。不思議なもので、別にラブ界隈に限らずとも、それに気づかない成人のいかに多いことか。

これをちょっと仕事にシチュエーションを置き換えてみてください。先方ときたら、こちらにはあーだこーだ注文をつけまくって多くを求めるのに、じゃあ反対にこちらからはこれとそれをお願いしますね、って場面になれば、自分は何ら返してきたためしがない。返す気がないのか、そもそも返せないのか。もしできるならば盛大にドヤる場面でしょうから、おそらく後者が大半だろうなと。

残念ながら局地的に、でも結構な割合で仕事ではこの手のヤカラが散見されるのですが(わたしゃ溜息が出るんだわよ、心の底から…。)、いいおとなが四六時中んな事ばっかりやってると”ったくあの野郎はイイ歳して…”、”他人には妙に厳しく自分にゃからきし甘い、一緒に働きたくないカスな野郎”だと、S&P格付けならばC判定やらD判定が言葉には出さずとも下されるものと思うのです。むしろ率直にそのことを言語化なり文書化なり、遠回しであろうともやんわり指摘してくれるような人が現れたら、ありがたいと思った方がいい場面だよ、冗談抜きで!

…で、その定義ってそっくりそのまま、件の婚活マーケットでも適用されるとわたしは考えておりますが、実際のところいかがなのでしょうか。

婚活っつーライトかつポップな呼称がこれまた曲者だと思うのですよね。前提に恋愛という名の互いへの情熱ありき、はたまた信頼関係の構築という土台なしに、あくまでも婚姻届を提出する事がゴールなんだものね。いわばミッションみたいなものなのでしょうかね(イマイチ謎な感覚につき疑問形)。

紹介されていた”普通の男性”に求めるポイントであるとされる、毎晩化粧水を塗布していたり、美容院に月2回(!)足を運ばずとも、自らのタイプど真ん中の男性はどタイプのままでしょう。かたや一方でスキンケアをフルラインで揃え、それを駆使してせっせとスキンケアに励み、趣味は運動で引き締まった体型の持ち主が目の前に現れても、自分のタイプでなければ惹かれない。永遠に平行線が続くだけでありましょうや(えっ、婚活真っ最中のひとたちはタイプなんて寝言など口にせず、この時点でダン・ディールってこと?!)。それが人との関わりにおける妙であり面白さでもある気がするのですが。

あ、これってわたし自身につがう意欲が甚だ乏しい、すなわち”普通でない”からそんなふうに考えるのかもしれない…なるほどね♡!って納得してる場合じゃないか。

求めよ、さらば与えられん。まずはそこから始めてみましょうか…。でも仮にどなたかが目の前に現れた場合、”普通”からは外れていようとも、独自のツボがあるのでいっこうに構いません、わたしの場合は(笑)!